ちょっとしたことかもしれないけれど、その態度が気に食わない!と旦那にむかつくことってありますよね。ネット検索で「旦那」と入れると「嫌い」「ストレス」が続いて上位に出てくるほど、旦那の言動にストレスを感じている妻は多いようですが、とくに「明らかに相手に非があるのに謝らない」その態度には本当に腹が立つものです。
ですがここであなたまで飲み込まれて腹を立てたままでいるのは、無駄にストレスがたまる一方でよくありません。そこで今回は、すぐに謝らせるためのコツについてお伝えします。
こちらばかりが苦労しているようでこれもまた腹が立ちますが、旦那がむかつくその気持ちをちょっと抑えて、まずはこちらが大人になってあげようではありませんか。
旦那にむかつく時にお奨め、
直ぐに謝罪をしてもらうコツ
まずは冷静になる
たとえどんなに旦那がむかつくとしても、こういったことは冷静になったモノ勝ちです。旦那に謝らせたかったら、まずは自分が冷静になることです。
「また謝らない」「どうしていっつもこうなんだ」と頭に血が上っている状態では、相手がどんな風に思っていて、どんな言葉に傷つくのかなどを客観的に判断する余裕がありません。
こんな時に下手に口を開くと、かえって旦那を意固地にさせてしまったり、言ってはいけない言葉をはなってしまって後悔する羽目になりますよ。旦那にむかつくときは「別室に行く」「外に出る」などし、いったんクールダウンするようにしましょう。
謝ってほしいことは言葉できちんと伝える
旦那にむかつく時にやってしまいがちなのが、不機嫌な態度や乱暴な言動で「自分は怒っている」とアピールしてしまうこと。しかし、コレはかえって逆効果。
こちらからしたら態度で察してほしいところですが、男性は十中八九察することができません。「なんだか不機嫌だがなんでだかわからない」「言葉で言えばいいのにめんどくさいな」と、逆に旦那があなたにむかつくのが関の山です。
あなたが今どんな気持ちでいるのか(怒っているのか・悲しいのかなど)や、何が原因で今こんな気持ちでいるのかなどをきちんと伝えてあげましょう。
面と向かって言うのが無理なら、メールやラインを利用するのもよいですね。案外原因がわかれば「ごめん」と言ってくれる率も高くなるものです。
旦那を責め立てない
旦那との対応の中で「あなたが謝らないからいけない!」と、その一点ばかりを責め立ててしまうと、旦那はかえって意固地になり、逆切れするかその場から逃げるかのどちらかになってしまいます。
下手をするとそのまま他に責任転嫁して言い訳を始めることも。こうなると収拾がつかなくなるので、感情のままに責めたてるのはやめておきましょう。
いったいなにが、あなたが旦那にむかつく理由になっているのかを冷静かつ客観的に伝える方が、何倍も効果がありますし禍根も残しません。旦那がむかつく時は深呼吸でもして落ち着いてから話すようにしてみてください。
謝罪は夫婦円満の手段と教え込む
いくら旦那にむかつくとはいえ、喧嘩などの真の解決は「謝らせること」ではなくて「わかってもらうこと」ですよね。そこをはき違えて、旦那がいざ謝ったときに妻がしてやったりの態度をとるようでは、旦那側としては自分の立場が不利になったような気がして面白くありません。
旦那がむかつくとしても、謝ってくれたことは事実。きちんと「謝ってくれたおかげで自分のもやもややストレスが軽減された」と感謝の気持ちを伝えてあげてください。
2人にとって「謝る」ということは関係性に優劣を付けることではなく、夫婦関係を円満にするための1つの手段なんだと旦那に教え込むことで、旦那側も男として「あなたという人間」を信用し、謝ることへの抵抗感が軽減していきます。結果的になにかあったときに「ごめん」と言ってくれやすくなりますよ。
どうして旦那が謝らないのかを知る
さて、どうして旦那という存在は、そこまでして「ごめん」の一言が言えないのでしょう。「妻からしてみたら旦那のそういう部分がむかつくのだ」とわかっていても、絶対に謝らない人もいますよね。「謝罪」という行為は本来、物事の責任を明らかにし、相手の気持ちを思いやる行為です。
ですから女性側は、謝らない=自分に対する誠意を感じられないと腹が立ちます。しかし競争社会で生きる男性側からすると、謝罪は「自分の立場を不利にすること」「相手が上だと認めること」に他なりません。謝ることで「夫としての立場がなくなる」「男の沽券にかかわる」と思ってしまい、本能的に素直になれないのです。
また、男性は言葉でのコミュニケーションが苦手な面があります。「妻だからわかってくれるだろう」「察してくれているだろう」と無意識のうちにあなたに甘えてしまっているのですね。旦那にむかつく時には、ちょっと男性の心理を思い出すと冷静になれるのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか。たった一言、されど一言。あなたが旦那にむかつく時間を過ごしている間に、旦那側は素直になれない自分に自己嫌悪している、ということもあります。
謝らない旦那にむかつく気持ちは当然ですが、ここは一つ冷静になって、男性心理に理解を示してあげましょう。そのうえで「謝ってもらうメリット」について伝えるべきです。
「謝ってもらうことで私の気持ちも収まる」と話をし、謝ってくれたら「ありがとう」と伝える。これだけで男性側としてはずいぶん精神的な負担が軽減されるはずです。
短期決戦で改善されればよいですが、基本的には長期戦を覚悟して、ゆっくりじっくり「謝ること」に対して教育していくとよいでしょう。
まとめ
旦那にすぐに謝罪してもらうには
・ まずは冷静になる
・ 謝ってほしいことは言葉できちんと伝える
・ 旦那を責め立てない
・ 謝罪は夫婦円満の手段と教え込む
・ どうして旦那が謝らないのかを知る