ダイエットの効く食事方法やエクササイズってたくさんあり過ぎて、何が本当に効果があるのか分かりませんよね。
実際、痩せるだけなら食事制限が一番確実ですが、そうするとお腹のぽっこり状態が改善しなくてスタイルが悪く見えてしまうなど、キレイになりたくてダイエットしているのに、理想の体型とは違う結果になってしまうことも。
しかし、頑張ってダイエットしているのですから短期間で効果的に痩せたいし、理想の体型になりたいというのは誰もの希望です。特にウエストやお腹周りはたくさんの人が気にしている部分なので、サイズダウンすれば、見た目がかなりスッキリします。
ですが、このぽっこりこそが本当に曲者なのです。そこで今日は、痩せても引っ込まないぽっこりお腹をダイエット効果抜群の食事療法でスッキリさせるコツをお伝えします。
食べる量ではなく順番を変えよう
食べるのが大好きで、食事制限なんてしたくないという人は、量を減らすのではなく、食べる順番を変えるのがおススメです。おかずを食べたらご飯が食べたくなりますが、ダイエットの食事には向きません。
最初は、スープやサラダ、その後にお肉や魚、最後にご飯やパンなどの炭水化物を摂るのがダイエットに効果がある食事の取り方です。スープやサラダを先に食べるのは、食べ過ぎ防止でもありますが、血糖値の急上昇を防いで太りにくくするため。
糖質が少ない食べ物を先に食べることでカロリーが同じでもダイエット効果が高い食事に変わります。要は、摂取カロリーをそんなに気にしなくても食べる順番を意識するだけで痩せやすい体になるということです。
しかし、自分でメニューを選べるときは良いですが、サラダなどから食べられない時もありますよね。そんな時は、お肉から食べてもOK。お肉も糖質が少ないので、イモ類などの糖質が多い野菜よりも血糖値の急上昇を防げるからです。
カロリーを気にし過ぎなくてもダイエット出来る食事法なので、ぜひ取り入れてぽっこりを解消しましょう。
食事の置き換えをしよう
ダイエットは食事のカロリーを減らすことが一番効果的です。しかし、食事制限はストレスが増えてしまい、せっかく痩せてもリバウンドしやすくなってしまいます。
それに毎食のカロリーを計算するのもストレスが増える要因のひとつなので、ダイエットを食事の置き換えで行うのも効果的な方法です。置き換え食は、野菜ジュースやスムージー、酵素ドリンクなどカロリーが低くて栄養価が高いものなら好きな物でOK。
ですが、トマトなどの固形物にしてしまうと、栄養が偏ってしまい、次に食べた食事を体が目いっぱい吸収してしまうため、様々な栄養が摂れる飲み物にした方が良いでしょう。
ミネラルやビタミンが豊富な置き換えドリンクは、満腹感も得やすく痩せやすい身体が作りやすくなります。
普通に食事を取るよりも摂取カロリーが抑えられるため、カロリー計算などでストレスを感じることもありません。面倒くさがりさんが行うダイエットの食事療法としてピッタリですよ。
タンパク質を摂って内臓脂肪を燃やそう
ダイエット効果の高い食事と言えば、炭水化物抜きダイエットや低糖質ダイエットが人気です。しかし、どの栄養素も健康な身体を維持するためには必要なため、極端に減らしてしまうのは良くありません。
しかし、ダイエットは食事療法を行うのが効果が早く出るため、栄養素を少なくするのではなく、意識的に今までよりも多く摂る方法でぽっこりお腹も一緒にスッキリさせましょう。
お腹の筋肉を育てたいなら、タンパク質が良く、消化するカロリーが多くなるので、ダイエットの食事は牛や豚ならヒレ肉やモモ肉、鶏ならササミや胸肉を積極的に取るのがおススメです。
タンパク質と言っても脂肪が多い部位はカロリーが高くなるので、同じ量ならカロリーが低い部位の方がダイエットの食事としても向いています。
更にダイエット効果を上げる食事にしたいなら、タンパク質が7割で炭水化物は3割程度にすると内臓脂肪が燃えやすくぽっこりしたお腹もスッキリしてくるでしょう。
DHAとEPAで代謝を上げよう
人間の体内ではほとんど作ることが出来ないのが、DHAとEPAです。必須脂肪酸の一種でイワシやアジ、サバなどの脂がのった青魚に多く含まれています。
DHAは血液をサラサラにして悪玉のコレステロールを減らす働きが、EPAは血液の状態を健康に保ちDHAと同じような血液サラサラ効果があるので、生活習慣病の予防にも効果が高いのです。
それに、内臓脂肪の代謝に直接働きかけてくれるため、お腹周りがスッキリしますよ。内臓脂肪は、肥満の原因だけでなく健康面に害を与えるため、DHAとEPAを多く含んだ青魚などは積極的に摂るようにしましょう。
特に内臓脂肪が多いと、満腹中枢の機能が鈍ってしまい、食欲が増加してしまうという恐ろしい状況に陥ってしまいます。それを防ぐダイエットの食事は、DHAとEPAを摂ること。魚はカロリーも低めなので、安心して食べることが出来ますよね。
ぽっこりお腹だけでなく、健康で痩せやすい体をダイエット中の食事で作っていきましょう。
以上のように、ダイエット中の食事で気をつけることは、カロリー制限もある程度は必要ですが、それ以上に余分な脂質や糖質を体に吸収させない食べ方です。
もしくは、内臓脂肪の燃焼や代謝アップのためにタンパク質やDHAとEPAを意識的に取るようにすれば、自然とぽっこりお腹は解消します。しかし、タンパク質を取りたくてもお肉が食べられないという人は、ツナが手軽でおすすめです。
ただし、必ず水煮缶を選んでくださいね。理由は、オイル漬けはとても美味しいけどカロリーが多く、その点、水煮缶を汁ごと使えば水分の中に出てしまった栄養も全部取れるし低カロリーです。
ちなみにツナ缶はカツオとマグロがありますが、どちらも同じくらいのタンパク質量なので、お好きな方を選んでください。
そしてDHAやEPAを取りたくても青魚は苦手という人なら、DHAはアマニ油やえごま油、ナッツ類などから、EPAはソーセージなどでEPAが表示されているものを選ぶと良いでしょう。
制限の多いダイエットの食事管理は挫折しやすいので、簡単で続けやすいものを選ぶようにするのが最善の方法です。