冷えに効く!生姜の効能を生かした美味しい7つのレシピ

冷えは万病の元とも言われ、様々な体の不調の原因となるものです。冷えに悩まされている女性は多いと思いますが、冷えの原因は一体何でしょうか。

女性の場合、もともと筋肉量が少ないので、体内の血液を送る筋肉が弱い傾向にあり、血行不良になりがちです。また、生理や更年期のホルモン変化なども、冷えの原因となります。寒い時期なら多少の手足の冷えは当たり前のことですが、季節にかかわらず慢性的に冷えている状態や、1度冷えると温まりにくい状態は冷え性と呼ばれるもので、放っておくと腰痛、腹痛、肩こりなどの不快な症状を引き起こします。

そこで今日は、冷えに効く生姜の効能を生かした美味しいレシピをご紹介します。生姜は中国では漢方薬のほとんどに使われていると言われるほど、様々な効能があります。

特に乾燥生姜は冷え性の改善のため、古くから漢方薬で使われてきました。乾燥生姜に含まれるショウガオールが血の巡りを良くしたり、体の深部から温めたりする効果があるのです。スライスした生姜を1日天日で干すだけでできるので、とてもおすすめです。新陳代謝を高める効果や血行促進作用があるため、継続して摂ることで冷えの症状を和らげることができます。ではご覧ください。

 

冷えに効く!生姜の効能を生かした
美味しい7つのレシピ

 

生姜紅茶

最も手軽に作れるものが生姜紅茶です。テレビなどでも話題になったので、ご存じの方は多いでしょう。

一番簡単な生姜紅茶の作り方は、紅茶の中に絞り出した生姜のエキスを入れる、あるいはすりおろした生姜を入れるというものです。これは時間がない時におすすめです。ただし、生姜は生で食べるより乾燥させたり熱を加えたりして食べるほうが、冷えの改善には効果的です。

時間があるときは、是非加熱した生姜か乾燥生姜を使うことをおすすめします。鍋にお湯を沸かした中に紅茶(ティーバッグでも茶葉でもOK)皮付きのままスライスした乾燥させた生姜を1枚入れます。色が出てきたらシナモンスティックをお好みで1/3本入れて蒸らしたら出来上がりです。(スティックがなければパウダーでも大丈夫です。)

紅茶はお茶の中でも体を温める飲み物だと言われています。したがって、生姜と紅茶を組み合わせることで、冷え性の改善にさらに高い効果が期待できます。

 

鶏肉と白菜と春雨のスープ

温かいスープはそれだけで体が温まりますが、生姜を使うことによってさらに効果がアップします。

弱火でごま油を熱した鍋の中にスライスした生姜を入れて、焦げないように炒めます。香りが出てきたら、一口大に切った鶏もも肉を、皮を下にして入れて炒めます。色づいたら返して反対側も焼きます。焼き色がついたら料理酒を少量加え、鶏ガラスープ(スープは顆粒状のものでOK)を入れます。そこへ白菜と春雨(そのまま入れられるタイプのもの)を加え、火が通ったら出来上がりです。お好みで塩・こしょうを振ってください。

 

生姜のご飯

生姜紅茶の次に手軽に作れるものと言えば、生姜入りご飯です。作り方は至って簡単で、千切りにした生姜を炊飯器にセットしたお米に入れて炊くだけです。生姜の量は1人あたり1日10グラムくらいが目安なので、あまり入れすぎないように気をつけましょう。

その他、炊き込みご飯の中に生姜を入れたものも美味しいです。材料は米2合、スライスした生姜3枚を細く千切りにしたもの、千切りしたにんじん1/3本分、千切り油揚げ1枚分、油を切ったツナ缶1缶、味付けとして醤油大さじ2、料理酒大さじ1、和風顆粒だし小さじ1です。

炊飯器に材料を入れて炊くだけなので、ものすごくお手軽です。水の分量は材料を入れる前に2合のラインに合わせてくださいね。

 

豚肉の生姜焼き

お馴染みのメニューですが、ご飯が進むおかずの代表です。

あらかじめ豚肉に小麦粉をまぶしておきます。豚肉は切り落としでもフライパンにみじん切りにした生姜を入れて炒め、香りが出たら、豚肉を投入します。そこへスライスした玉ねぎを入れ、玉ねぎが色づくまで炒めます。

玉ねぎが色づいてきたら、あらかじめあわせておいたタレを入れます。(タレの作り方は、4人分で生姜をすりおろしたもの小さじ1、醤油大さじ2、料理酒大さじ2、みりん大さじ1、蜂蜜小さじ1をよく混ぜておきます。)全体にタレが絡んだら出来上がりです。

 

生姜の佃煮

生姜は佃煮にして常備しておくと便利です。

生姜500gは皮付きのまま薄くスライスして、水にが入った鍋に入れて茹でます。沸騰したらザルに上げ、水にさらして30分ほどあく抜きをします。それから生姜の水分を絞って、繊維に沿って千切りにします。鍋に醤油大さじ2、みりん大さじ1、砂糖大さじ4を入れ煮立たせます。そこへ生姜を投入し、弱火で汁気がなくなるまで煮たら出来上がりです。お好みで白ごまを振っても良いですね。毎日食べると、体はポカポカです。

 

生姜の味噌汁

生姜はすりおろして、ごま油大さじ1をひいた鍋に香りが出るまで弱火で炒めます。ざく切りにしたキャベツ、細い千切りにしたにんじん、油抜きした油揚げの千切りを入れ、軽く炒めたらだし汁を加えます。弱火で煮てしんなりしたら火を止めて味噌を入れます。味噌がしっかり溶けたら出来上がりです。
味噌汁なら毎日取り入れることができるので、具を変えていろいろ楽しめます。

 

生姜の中華粥

冬の朝食にお勧めなのが中華粥です。材料は米1合、鶏もも肉100g、乾燥生姜スライスしたもの3枚、鶏ガラスープの素大さじ1、ごま油、塩(お好みでネギと白ごま)です。

まず米を洗っておきます。炊飯器の場合は米に対しお粥の目盛りに合わせて水を入れ、鶏ガラスープの素も入れます。小さめの一口大に切った鶏肉はあらかじめゆでこぼしておきます。炊飯器にその鶏肉を入れてそのまま炊きます。炊き上がったら、最後にごま油をお好みの量たらしてかきまぜて出来上がりです。

鍋の場合は米の2倍の水を注ぎ、鶏肉を入れて火にかけましょう。アクが出たらすくって、鶏ガラスープの素を入れます。あとは中火にして時々底からかき混ぜます。8~10分たってもったりしたら、最後にごま油を回しかけて出来上がりです。

 

 

いかがでしたか。冷えは放っておくと体の不調につながるので、普段から冷えないような体作りをすることが重要です。そのためには低度な運動も必要ですが、大切なのは食事の内容です。加工食品などを摂りすぎないように、手軽に手に入る生姜の効能を使って体を温めましょう。

 

今日のまとめ

冷えに効く!生姜の効能を生かした美味しい7つのレシピ

生姜紅茶
鶏肉と白菜と春雨のスープ
生姜のご飯
豚肉の生姜焼き
生姜の佃煮
生姜の味噌汁
生姜の中華粥


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