不倫による慰謝料を請求すべきか?賢い解決方法

不倫による慰謝料を請求すべきか?賢い解決方法
不倫による裏切りは許せませんが、さらに不倫による慰謝料を請求すべきかというのは妥当な解決方法なのだろうかと悩んでしまいますよね。

不倫をされたことで離婚するかしないかや弁護士への相談方法など、連続して決断を迫られるので、精神的に持たないということもあるでしょう。

場合によっては、自分を責める気持ち、不倫の相手に負けたことへの悔しさで、行動に移すにも気力が追いつかないということもあります。

泣き寝入りすることになるのか、現実はどうなのか、弁護士に依頼すればスムーズに解決するのか、藁にもすがる思い ですよね。そこで今回は、「不倫による慰謝料を請求すべきか?賢い解決方法」ということで、参考にしていただきたい解決方法をお届けします。

 

不倫による慰謝料を請求すべきか?
賢い解決方法

 

慰謝料を請求する場合は、妥当な金額を検討する

不倫による慰謝料を請求する時の悩みどころは、長引くということですね。長くなれば長くなるほど、精神的な負担が大きくなります。訴訟にまで発展すると、すべてが解決するまで、少なくとも数ヶ月はかかります。

不倫による慰謝料を請求する場合の例を見てみると、はじめに内容証明を送るところから始まります。それが慰謝料の請求となります。同時に、相手に対して慰謝料の支いへの意思の確認をします。慰謝料の支払いを拒否する場合は、裁判に移行することも明確にしおくのが通常的な方法です。

すんなりと話しがまとまれば示談となりますが、相手が慰謝料の減額を求めてきた場合は交渉に移行されます。交渉しても、慰謝料の金額の折り合いがつかない場合は訴訟となります。当然、相手が支払う意思を見せない場合も訴訟となります。

不倫による慰謝料を請求する時は、長引くことを避けるには、金額を検討する必要があります。弁護士との相談の上、妥当な金額で、慰謝料を請求した方が良いでしょう。いわゆる相場以上の金額、法外な金額を要求すると、訴訟が長引いて、余分なストレスを抱えることになります。

 

慰謝料を請求するのは恥ずかしい?

法律で認められているにも関わらず、不倫による慰謝料を請求するということに抵抗を感じてしまう理由は、それ以上関わりたくないという気持ち以外にもあります。意外なことにも、単純に慰謝料請求することを恥ずかしいと考える人が多いのです。

また、不倫による慰謝料を請求することで、自分の価値が下がってしまって、配偶者の不倫相手と同じレベルになってしまうことが許せないという感情を抱く人も少なくありません。配偶者の不倫相手から、お金を受け取っても、気持ち悪くて使えないという、新たな精神的負担を回避したくなるケースもあります。

不倫による慰謝料を請求することに抵抗を感じる人にとっては、気持ちの切り替えとして請求するというくらいがいいのかもしれません。請求金額そのものよりも、請求する行為を人生のやり直しのための区切りとして考えるということに価値を置くということですね。

不倫による慰謝料を請求することで、配偶者の不倫相手に牽制できればいいですよね。また、配偶者が不倫を繰り返さないようにするためのけじめとすることができれば理想です。慰謝料を請求されなかったということで、配偶者の不倫相手が再び近づいてくるかもしれませんよね。

 

慰謝料を請求しない場合

不倫による慰謝料を請求しないということで、示談書に署名捺印を求めるケースもあります。示談書の内容は、不倫関係を解消すること、不倫関係を繰り返さないことを誓約させるもので、誓約に反した場合の違約金の設定もします。

専門家のアドバイスによれば、不倫による慰謝料の請求は、放棄するのではなく、留保としておいた方が良いということです。慰謝料請求権は、一度放棄してしまうと、二度と請求する権利を持てなくなるからです。専門家のアドバイスには耳を傾けておいた方がいいですね。

 

無理のある要求をしない

不倫による慰謝料を請求と同時に、要求したい内容が出てきますよね。たとえば、社内不倫の場合は、相手には会社を辞めて欲しいという気持ちが出てきます。住んでいる場所が近い場合は、遠くへ引っ越して欲しいという気持ちにもなります。

どうでしょうか、個人差はありますが、このあたりまでは理解できるのではないでしょうか?しかし、不倫現場に使われた自宅を買い取って欲しいとか、こちらが離婚するのだからと相手(の夫婦)にも離婚して欲しいなどの要求は、どうでしょうか?解決が長引くだけなら、しない方が良い要求もあるかもしれませんね。

 

以上、不倫による慰謝料を請求すべきか?賢い解決方法についてお伝えしました。不倫をした配偶者との離婚すると決めている場合は、不倫による慰謝料を請求することを躊躇する理由はありませんよね。

ところが、離婚しないという場合は、不倫による慰謝料を請求をためらうようになります。その理由としては、やはり、解決までにかかる時間の長さ、相手と関わるわずらわしさが大きいですよね。

不倫による慰謝料の請求しない場合は、放棄するのではなく、留保するという選択もあるので、精神的な負担のない解決法を専門家のアドバイスしてもらうのが良いでしょう。

後悔しないようにということでは、慰謝料を請求して、人生を切り替える、きっかけとしても良いのではないでしょうか。

 

まとめ

不倫による慰謝料はどうするか

●慰謝料を請求する場合は、妥当な金額を検討する。
●気持ちの切り替えとして、慰謝料を請求する。
●慰謝料の請求を放棄するのではなく、留保としておく。
●無理のある要求をしない。


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