口内炎食事をしても痛くない!美味しく食べる工夫とレシピ

口内炎食事で痛くない食べ物といえば、お粥にうどんにお豆腐、生卵・・・、まるで病院食みたいですね。口内炎は体調が悪い時、口の中に突然できる炎症ですが、腫れあがったオデキをなるべく刺激しないためには味の薄い柔らかい食べ物を選んで食べた方が痛い思いをしなくて済みます。ですが、それじゃあ、元気が出そうもないし栄養がかたよって口内炎の治りが遅くなり、いつまでたっても口の中の痛みから解放されません。

そもそも口内炎は内臓の調子が悪い時や体調不良、栄養の偏った食事によって引き起こされます。そこで今回は口内炎の解消に効果的な栄養を摂りながら、食事を美味しくする工夫と口内炎食事にオススメのレシピをご紹介しましょう。特に慢性的な口内炎でお困りの方は必見です。

 

口内炎食事をしても痛くない!
美味しく食べる工夫とレシピ

 

口内炎の解消に効果的な栄養

口内炎の原因は、口の中にできた傷が雑菌に侵されて炎症を起こす外的な場合と、睡眠不足やストレス、不規則な食生活による体調不良によって引き起こされる内的な要因の二つに分類されますが、口内炎の予防や早期治療にはビタミン類の摂取が有効です。

例えば、ビタミンB2は、脂質、糖質の代謝をよくして皮膚や髪の毛などの健康を保つのに大切な栄養素で、口の中の粘膜の保護にも大きな役割を果たします。またビタミンB6はタンパク質の代謝をよくして免疫機能を高め、ビタミンCは細菌やウィルスに対する抵抗力を維持したり、ストレス解消にも役立つ栄養素です。

予防や治療の方法は、ビタミン類を補給する内服薬や塗り薬で痛みを抑える方法などがありますが、治療を早めるためには、栄養のバランスやビタミン類を意識した口内炎食事も大切です。

 

口内炎食事を美味しく食べる工夫と注意点

口内炎の最大の苦痛は食事の時の痛みです。ですから口内炎食事を作る場合は患部に負担をかけないような工夫が必要です。まずは、熱い、辛い、すっぱい、かたい、酸味が強い、甘い、などの刺激が強すぎないよう味付けに注意します。

主食はごはんをお粥に、焼き魚を煮魚に、野菜炒めは野菜スープに切り替えるなどの工夫をしましょう。また口内炎がひどい時は煮物でも食べにくい場合もありますので、片栗粉などでトロミをつけると比較的飲み込みやすくなります。さらに食材をいつもより小さく切る工夫も必要ですね。

それと、患部に口内炎パッチを貼って痛みを保護する方法もあります。しっかり貼れるので食事をしてもはがれにくい上に口内炎の炎症を抑える成分を配合しています。

出展:大正製薬

 

栄養満点!口内炎にぴったりの納豆お粥

出展:Cookpad

栄養満点の納豆にキャベツとジャガイモをトッピング。ビタミンCやB2など多彩なビタミンにこだわったお粥です。柔らかいお粥も口内炎食事にはぴったりですね。熱いと刺激が強いので、少しさましてからお召し上がり下さい。

□材料(一人分)
ジャガイモ →1/2個
キャベツ →1枚
納豆 →1パック
お米 →茶碗1/2
ゴハンですよ→お好みで

□作り方
キャベツとジャガイモを食べやすい大きさに切ってお米と一緒に鍋に投入

水をひたひたに入れて中火で煮込み、ジャガイモが柔らかくなったら器に盛る

納豆とゴハンですよをトッピングして出来上がり!

 

ビタミンB2にこだわったレバーとジャガイモの簡単オムレツ

出展:Cookpadプロのレシピ

焼き鳥のレバーとジャガイモの組み合わせでビタミンB2、12、Cが豊富に入った簡単オムレツです。何が簡単なのかと言うと、焼き鳥屋さんで買ってきたレバーの焼き鳥を使うところ、めんどうな下ごしらえがないので約10分で調理完了。レバーとたまごでタンパク質も豊富です。

□材料(2人分)
レバーの焼き鳥(市販品) →4串(140g)
ジャガイモ →1個
卵 → 3個
塩・コショウ →少し
オリーブオイル →大さじ1
パセリ →少し

□作り方
ジャガイモを5mmぐらいのイチョウ切りにしてラップに包んでレンジで1分間加熱する

卵はほぐして塩・コショウを加える

フライパンにオリーブオイルを入れ、ジャガイモとレバーを炒める

卵をまわし入れ弱火で焼きあげる

お皿に盛ってパセリをのせたら出来上がり!

 

口内炎食事に肌荒れに!オールマイティなれんこん生姜スープ

出展:Cookpad

豆乳とコンソメを使ったやわらかいスープをベースにれんこんのサクサクした食感と生姜の風味を楽しめるビタミンCたっぷりのスープです。口内炎食事はもとより、肌荒れや風邪の予防にも効果が期待できます。さらにれんこんに含まれる成分が花粉症の予防に効果があると注目されています。

□材料(3人分)
れんこん →100g
生姜 →5g
水 →1.5カップ
豆乳 →1カップ
コンソメキューブ →1個

□作り方
鍋に水を入れ、薄切りにしたれんこんとしょうが、コンソメキューブを入れ5、6分煮込む

れんこんがやわらかくなったら火を止めて豆乳を入れる

ブレンダーでサラサラになるまでかく拌する(40秒程度)

弱火でふっとうしないように温めたら出来上がり!

 

いかがでしたでしょうか。

口内炎ができたら、口の中が痛くて食事をするにも苦労しますが、ごはんをお粥に変えて食べやすくしたり、食材を小さく切ったりと口内炎を刺激しないように工夫すれば、おいしい口内炎食事ができそうですね。口内炎はできやすい人、出来にくい人と個人差がありますが、口内炎を予防するためには、日頃からビタミンの摂取を意識した食事が必要です。特にビタミンCやB2は予防のためには不可欠な栄養素です。

野菜や果物を積極的に摂るようにしてください。今回は口内炎食事のレシピを少しだけご紹介しましたが、刺激が少ない、ビタミン豊富、食べやすいをキーワードに皆さんも色々挑戦してみてください。口内炎食事は肌荒れや風邪の予防にも効果的ですよ。

 

まとめ

口内炎食事をしても痛くない工夫とおししく食べるレシピをご紹介します

・口内炎食事はビタミン類を意識したメニューが基本です
・薄い味付けや食材の切り方に気をつけて口内炎が痛くない工夫をしましょう
〜ここからは口内炎食事をおいしく食べるレシピをご紹介します〜
・栄養満点!口内炎にぴったりの納豆お粥
・ビタミンB2にこだわったレバーとジャガイモの簡単オムレツ
・口内炎食事に肌荒れに!オールマイティなれんこん生姜スープ


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