ニキビはあごや顔にできやすいです。その理由として、顔は皮脂の分泌量が他の部位に比べて多く、毛穴が詰まりやすいことが挙げられます。中でもあごは髭が生える部位なので毛穴の量が多く、加えて男性ホルモンの影響を受けやすいので、大人になってからもニキビに悩まされやすくなります。
ニキビと言えば中高生世代の思春期の方に多い悩みであると思われがちですが、あごにできるニキビに関してはそうとは限りません。ニキビがあごにできてしまうのを防ぐためには、正しいスキンケア方法を用いてニキビができないようにするための予防法を実践していくことが必要です。そこで今回はニキビがあごや顔にできるのを防ぐためのスキンケア術をお伝えします。
ニキビがあごや顔にできるのを
防ぐためのスキンケア術
洗顔料を厳選しよう
ニキビケアに適した洗顔料という謳い文句で様々なメーカーから洗顔料が販売されていますが、それらはすべてニキビがあごにできてしまうのを防ぐことに適しているというわけではありません。洗顔料にはスクラブタイプのものがありますが、そのようなタイプの洗顔料は毛穴の中の汚れをきれいにすることには適していますが、同時に肌の繊維を傷つけてしまうリスクがあります。
肌の繊維を傷つけてしまうと皮脂の分泌が促進されてしまい、ニキビがあごにできやすくなってしまうので注意してください。あごのニキビを予防するためにおすすめの洗顔料は無添加石鹸です。無添加石鹸をしっかりと泡立てて使用すれば毛穴の中の汚れをきれいに落とせますし、肌にも優しいので肌の繊維を傷つけません。無添加石鹸を活用してニキビがあごにできてしまうのを防ぎましょう。
素洗いを徹底しよう
洗顔をする際に、軽く水やお湯で顔を洗ってからすぐに洗顔料を使って洗顔を始めるという方が多いですが、そのような洗顔方法は誤りなので注意してください。頭を洗うときも同様ですが、泡で汚れを落とす前に素洗いをしっかりと行い、毛穴の汚れを大方落とした状態で泡を使って洗うことで毛穴への浸透率が高まり、よりきれいに洗うことができます。
洗顔を行うときにいきなり洗顔料を使うのではなく、しっかりと素洗いをして汚れを大方落としてから洗顔料をしようするようにしてください。そのようにすることで汚れをしっかりと落とし切ることができます。
化粧水を使おう
ニキビがあごにできてしまう原因の一つに、肌の保湿を十分に行えていないという点があります。肌を十分に保湿できていないと、乾燥肌となり、お肌が乾燥した状態を解消しようとして皮脂の分泌が促進され、結果的に肌の脂の量が増えてしまい、ニキビがあごにできやすくなります。お肌がそのような状態になってしまわないように、化粧水などを使用して顔の肌の保湿をしっかりと行うようにしてください。
特にお風呂上りは、洗顔料を使用して肌に必要な油分まで落としてしまっている場合があるので、保湿を行う必要性が高いです。化粧水を使ったスキンケア法でニキビがあごにできてしまうのを防ぎましょう。
使用するタオルに気を使おう
正しい洗顔方法で洗顔を行い、顔の肌を清潔な状態にしたとしても、その後に使用するタオルが清潔なものでなければ、せっかく行った洗顔の意味がなくなってしまいます。洗顔後に使用するタオルが汚れていると、その汚れがお肌に付着し、毛穴を詰まらせる原因となりますし、また使用済みのタオルはカビや細菌などが繁殖していることがあるので、ニキビを悪化させてしまう可能性が高まります。
それを防ぐために、洗顔後に使用するタオルは常に清潔なものを選んで使うようにしてください。また繊維が硬いタオルでゴシゴシとこすってしまうと肌を傷つけてしまう怖れがあるので注意しなければなりません。柔らかくて清潔なタオルを使用するようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
ニキビがあごや顔にできるのを防ぐためのスキンケア術をお伝えしました。ニキビがあごにできてしまうのを防ぐためのポイントは、洗顔料、素洗い、保湿、清潔さの4点です。これらの点に関してしっかりと押さえていればニキビがあごにできるのをしっかりと予防することができます。
またこれらのポイントは、あごのニキビに限らず、どのようなニキビに関しても効果的なので、しっかりと実践していればニキビができてしまうのを予防するのに役立ちます。ニキビができてしまうと痛みを伴うだけではなく、外見的にも好ましくありません。またニキビは一度でき始めると慢性化しやすく、せっかく治っても再発してしまうので、長期的な悩みになりやすいです。
部位によっては治りが遅く、特にニキビがあごにできた場合はなかなか治ってくれません。ここでお伝えしたニキビがあごにできるのを防ぐためのスキンケア術を活用し、お肌をきれいに保ちましょう。
まとめ
ニキビがあごや顔にできるのを予防するスキンケア術とは
・洗顔料を厳選しよう
・素洗いを徹底しよう
・化粧水を使おう
・使用するタオルに気を使おう