お金がない悩みを人生の楽しみに変える6つの思考変換術

お金がないと人生楽しくないとお考えの方も多いですよね。実際、美味しいものを食べたりブランド品を買ったり、旅行に行ったりなど楽しいと思うことのほとんどがお金がかかることばかり。

でもよほどの高収入でない限り、そうそうレジャーや趣味に出費できるものではありません。給料日前などはお金がないので買い物どころか休日にちょっと出かけることもままならない、なんてこともよくあります。

そんな時は、もう少しお金があったら今日楽しく過ごせたのになと考えてしまいがち。それはお金をかけることこそが、楽しいことだと思い込んでしまっているからです。

でも本当にそうでしょうか。少しだけ考え方を変えてみれば、お金がなくても楽しく過ごす方法はあるはず。お金がないから何も楽しくないと悩んでしまうのは実はとても損なことです。そこで今回は、お金がなくても人生を楽しむことができるようになるための思考変換術を6つお伝えします。

 

お金がない悩みを人生の楽しみに変える
6つの思考変換術

 

1)子どもの遊び方に学ぼう

子どもたちは、普段学校から帰ると公園や友達の家などで集まって遊びます。もちろん遊んでいる間は一銭も使いません。遊ぶためのボールやゲームなど持っていくこともありますが、そういった物がなくてもその辺にあるものを使って楽しく遊ぶことができます。

そして遊びを通して生きていくために必要ないろいろなことを学びます。このように、大人もお金を使わずに今あるものだけで楽しめないか、考えてみましょう。

例えばスポーツジムに通わなくても散歩をするだけで、体力が向上します。雨の日は普段やらない家の掃除やDVD鑑賞、パソコンのデータ整理、中途半端に余った食材で節約レシピを考えるなど、手や頭を動かしてみましょう。

お金をかけずに楽しめて、しかも健康や生活の役に立つ習慣を見つけられれば、お金がなくても充実した毎日を過ごすことができます。

 

2)不用品を整理する

掃除は面倒ですが、お金がない時こそ家をきれいにするチャンスです。家の中を探し回れば、必ず何かいらない物がみつかるはずです。売れそうな物はオークションやフリマなどで売って臨時収入にしてしまいましょう。そのお金で外食したり欲しかった物を買えればラッキーです。

捨てるしかないようなものは、思い切って処分。実は家の中を整理してキレイにしておくことで、何が必要で何が不要なのかが把握でき、無駄遣いを減らすことができるのです。しかも家がきれいだと居心地がよくなり、無理して出かけなくても家の中で楽しめるようになります。

 

3)無料のものを活用する

休日にはどうしてもテーマパークや映画、ドライブなどお出かけしたくなることもあります。子どもがいれば、たまにはどこかに連れて行ってよとせがまれることも。でもお金がないからどこにも行けない…と落ち込まないでください。

お金がなくても外で1日優雅に楽しむことは可能です。お弁当を持って公園に行くというのは王道ですが、いつもの公園もテーマを決めて行くと新鮮になります。

例えば「素敵な写真を撮る」とか「虫やカエルを観察する」「いつも車で行くけど自転車で行ってみる」「お弁当を子どもと一緒に作る」などいつもと違うことを取り入れていけば、飽きずに楽しめますよ。

また、図書館や博物館などの公共施設や銭湯などもどんどん活用しましょう。図書館で借りた図鑑を持って公園の生き物を調べ、帰りは銭湯で汗を流すという休日はいかがですか。

 

4)お金がないことを口にしない

いくらお金がないからといって、人前で「お金がない」とか「もっとお金があればなぁ」と言うのはやめましょう。何かに誘われてお金がなくて行けない時も「お金がないから」と断るのではなく違う理由にしたほうがいいです。

断られた方も次回から誘いにくくなりますし、いつもこんなことばかり言っているとひがみっぽい人、一緒にいても楽しくない人という印象を持たれてしまいます。

また、お付き合いの時にお金を出し渋ったりするとケチな人と思われ敬遠されます。そうなると、お金がない以上に損な人生になってしまいます。だからといって無理に「お金があるフリ」をする必要もありません

。つまり周りから「あの人、そんなにお金がありそうでもないのになんだか楽しそうだな」と思われればいいのです。

 

5)おしゃれは流行よりも工夫を楽しむ

お金がないと、ブランド物や流行の新しい物を次々に買えません。特に女性はそれだけで気持ちが落ち込んでしまいます。でもそこでおしゃれを諦めてしまっては人生楽しくありません。

あれこれ揃えなければおしゃれじゃないという固定観念を捨てて、手持ちの洋服を自分なりに工夫して着こなすことを楽しんでみましょう。

散歩がてらウインドーショッピングをしたり、街を歩いている人たちを眺めているだけで参考になります。また、シャツにアイロンをかける、ニットの毛玉を取るなどこまめに手入れをしていれば安物でもきちんと見えます。

高級な物を少しだけ買って大切に長く使うのもアリです。自分のスタイルを持ちおしゃれを工夫するのが楽しくなれば、無駄に新しい物を買わずに済むようになりますよ。

 

6)我慢しすぎない

お金がないとどうしても節約の意識が働いて、なんでもかんでも節約してしまいがちですが、そんな毎日は味気ないですね。我慢ばかりしていると、反動で無駄遣いしてしまうこともあります。

同じ節約でも我慢というマイナス思考から、ゆとりというプラス思考に変えましょう。例えば食費。外食を減らすと同時にスーパーで底値商品ばかりというのでは寂しいので、たまには好きな牛肉を買ってみます。

外食よりは大幅に節約できているはずですし、好きなものを我慢せずに食べられてストレス解消にもなります。子どもと公園に行く時も、ジュースやおやつくらいは好きなものを買ってあげましょう。コンビニで一緒にワイワイ選ぶだけでも、楽しいひと時になります。

 

いかがでしたでしょうか。

生きていく上である程度は必要なお金ですが、ないと人生楽しめないかというとそうでもありません。反対にお金がたくさんあるから楽しいということもありません。

お金がないから何もできないと思うより、お金がなくてもこんなにいろいろできるんだと考える方が豊かな暮らしが送れます。大事なのは自分がどう過ごしたいのか、何にお金を使って何を節約するのかをはっきりさせることです。

そのメリハリがあると気持ちがすっきりして迷いがなくなり、生活にゆとりができてきます。さらには無駄遣いが減り貯蓄もできるかもしれません。そうしてお金がない状況を楽しいと感じるようになれればしめたもの。まさにお金がない時こそ、人生を楽しむチャンスです。この記事をご参考に、お金がなくても明るい気持ちで楽しく毎日を過ごしていきましょう。

 

まとめ

お金がない悩みを人生の楽しみに変える6つの思考変換術

・子どもはお金を使わず遊ぶ達人。お手本にしよう
・不用品は思い切って処分。きれいな家でゆったり過ごそう
・公園、図書館など無料の施設を有効に使おう
・お金がなくてもケチにはなるな
・お金をかけずに自分流を楽しむのが本当のおしゃれ
・節約のしすぎは逆効果。好きなものは我慢しない


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