再婚がうまくいかないときに試してみるべき自己チェック術

再婚がうまくいかないときに試してみるべき自己チェック術
いろんな苦労を乗り越えていざ再婚したのはいいものの、なんだか思い描いていたのと違う……と密かにため息をついてしまうことってありますよね。

周りからは「再婚できてよかったね」なんて言われることが多いゆえに、なおさら悩みを相談できずに、1人心を痛めている人も多いことでしょう。

ここまでの道のりですらいろいろと悩み続けた結果の「再婚」だからこそ、自分に落ち度があるのか何が悪いのか、そもそも選択自体が間違いだったのかと、必要以上に深く思い悩んでドツボにはまってしまうのが怖いところ。

幸せになるために決断した再婚そのものが、重荷になってしまっては元も子もありません。そこで今回は、悩みすぎて身動きがとれなくなる前に、自己分析しておきたいチェックポイントについてお伝えします。

自分の境遇を卑下していないか

再婚した裏で、離婚したこと・戸籍にバツがついていること・連れ子がいることなどに、引け目を感じてはいませんか?相手が初婚ならなおのこと、自分の境遇を無意識に卑下したり、引け目に感じてしまったりしていることがあります。

ですがあなたの過去は変えられませんし、今を生きる子供をないがしろにはできませんよね。こんな自分ではなく、別の人を選べば相手は幸せになれたかもしれないと恐れる気持ちはわかります。

しかし、相手はすべてを承知であなたを受け入れてくれたはず。相手だっていい大人なのですから、その選択は自己責任です。感謝の気持ちは持ち続けても、負い目に感じる必要はどこにもありません。

それでも「こんな自分と再婚してくれた」と思うのならば、今度は相手と一緒に、思いっきり幸せになりましょう。せっかく一度失敗しているのですから、その経験を活かして成功の糧にしなくては損ですよ。

 

理想を高く持ちすぎてはいないか

「次は失敗したくない」「次こそは幸せに」と意気込む気持ちはわかりますが、気負いすぎてはいませんか?再婚に高い理想を抱きすぎればうまくいかないのは当然です。

もっともこれは初婚だろうが再婚だろうが変わりませんが、理想を高く持ちすぎると現実とのギャップが大きくなりすぎて不満や不安、悩みの種になってしまいます。あなたが再婚生活にどんな夢を描くのかは自由ですが、共同生活は相手ありき。

あなたの理想を一方的に押し付けるようなことがあってはいけません(もちろん、相手から押し付けられっぱなしになる必要性もありませんよ)。

これだけは譲れない、というポイントを3つくらいまでに絞るのは良いとしても、あれもこれもと相手に求めすぎては、せっかくの再婚も息苦しいものになってしまいます。譲歩できる部分は少し寛大になるくらいの余裕がほしいものです。

 

共同生活は不自由だという認識はあるか

再婚とは「家族」というコミュニティを再形成するということでもあります……となると、結婚生活の時に感じていた「不自由さ」や「束縛」「制限」も再び始まるということ。

シングルの時にある程度満喫していた自由が削られたり、手を抜いていた部分を相手から細かく指摘されたりといった可能性も否定できません。その時に「再婚する前の方が楽だったな」なんて思いが頭をよぎることがあるかもしれませんね。

たまに思う程度ならよいのですが、これが毎回本気になる場合は要注意です。そもそも他人と一緒に生活するという現実に、多かれ少なかれ束縛はついてまわるもの。

もちろん過度の束縛は理不尽なので憤ってかまいませんが、初婚だろうが再婚だろうが、ある程度の制限はかかるということを、覚悟しなおす必要があるかもしれません。

 

(子連れ再婚の場合)思い通りに子供をかわいがってくれないと思っていないか

子連れで再婚した場合、理想的なのは相手が連れ子を我が子のようにかわいがってくれることですよね。しかし、それを当たり前と思ってはいけません。連れ子は相手からしたら赤の他人。

もちろん、子供にとっても相手は他人なのですから、仲良くしてくれるか否かはもはやある意味博打です。思い通りにならないからといって、この再婚は失敗だったと早急に結論付けるのはやめましょう。

むしろ「お互いが仲良くなってくれたらありがたい」と思っていいくらいのレベルです。もっとも暴力や放任などはもっての他、そんなことをする相手ならバツが何個つこうが即刻離婚をおすすめしますが、相手なりに子供のことを考えてくれているようならば、相手のペースに任せましょう。

愛し合っているあなた方だって、時間をかけて気持ちを通わせあってきたはずです。子供の心を最優先に、ゆっくり家族になれるよう配慮してあげてくださいね。

 

さて、幸せなはずの再婚に悩むあなたに当てはまる項目はありましたか?一度失敗しているからこそ、慎重になりすぎたり、次こそはと知らず知らずがっついてしまっていたり。客観的に考えてみると、焦っている部分や夢を見すぎている部分があるかもしれません。

ですが何度結婚しようと「相手ありき」は同じこと。まずは自分を振り返り、そのうえで、納得いかないところは話し合いましょう。

日々に忙殺され、なかなかきちんと向かい合って話すことが難しいとしても、不安や不満をそのまま放置していては、せっかく2人で築き上げようとしている幸せが壊れてしまいますよ。

神経すり減らして離婚した経験を活かさない手はありません。次はもっと幸せになるために再婚したのですから、現状を嘆く前に、打てる手はすべて打ってみましょう。

まとめ

再婚生活がうまくいかないときのチェック項目とは

・ 自分の境遇を卑下していないか
・ 理想を高く持ちすぎてはいないか
・ 共同生活は不自由だという認識はあるか
・ (子連れ再婚の場合)思い通りに子供をかわいがってくれないと思っていないか


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