潜在意識をつかってイライラ気分を3分で吹き飛ばすには

潜在意識をイライラ
人間は喜怒哀楽の生き物です。いい時もあれば悪い時もある!イライラしてどうしようもない時に潜在意識をうまく利用して、即座に気持ちを鎮めることができたら、自分の心の負担も軽くなりますよね。

いくら頭で「落ち着かなきゃ、イライラを収めなきゃ」と思っても、感情的にはそう簡単にいかないのが現実。その時に役に立つのが潜在意識=無意識・深層心理の領域から感情をコントロールする方法です。

と聞くとなんだか難しそうですが、要は「うまく感情を操って、自分の負担を軽くしましょう」ということです。社会人ともなれば理不尽な場面に出くわすことは日常茶飯事。いちいちイラついていたら身が持ちません。

そこで今回は、潜在意識を利用して、イライラ気分を速攻で吹き飛ばす方法についてお伝えします。

イライラしている感情を否定しない

イライラしている時だけではなく、例えば悔しい時や苦しい時といった「負の感情にさいなまれている」時に一番やってはいけないのが「感情に蓋をすること」です。感情に蓋をし続けて平気なふりをしていても、ストレスは着実に積み重なっています。

そのストレスが臨界点を越えた時に人は自爆するのです。重度うつになったり、他人に対して攻撃的になったり……こんがらがって、そもそもの原因が解決されないまま、問題行動に振り回されるその末路は、不幸以外の何物でもありません。

ではいったいどうしたらいいのか。まずは「自分は今イライラしている」と認めましょう。そして「イライラしているけど、ちゃんと発散させてまた平常心に戻るぞ」と潜在意識に暗示をかけ、具体的な発散方法をとりましょう。

こうして言動によって暗示をかけることで潜在意識はあなたのイライラを解消すべく働きだすのです。

 

とにかく声をだす、誰かに話す

イライラは吐きだすのが一番手っ取り早い方法です。カラオケボックスでも土手でもどこでもかまいません。大声を出してよい場所へ出向き、思いっきり声を出しましょう。

ただ叫んでもよいですし、思いつく限りの悪口雑言を並べ立てても、誰にも聞かれない場所なら問題ありません。

「声を出す」という行為そのものがストレス発散になりますし、声に出すことで現状が潜在意識にも届きやすいため、潜在意識は「イライラを解消させたい」という願望にそって、あなたの言動や心の動きを調整します。

また、信頼できる誰かに話を聞いてもらうのも効果的です。この場合は「誰かに話す=自分の思考を相手にわかってもらえるように組み立てる」という、会話に必要な一連の行為があなたの感情を落ち着かせたり、整理したりしてくれます。

ただし、フレネミーなんて言葉もあるように、中にはあなたを貶めようとしたり、面白半分にベラベラ他人にしゃべってしまう人間もいますので、愚痴る際の人選は慎重に。

 

書いて書いて書きまくる

「声を出す」と同様、「書き出す」というのもイライラ解消には効果的です。声を出すのはその場の感情を一気に吐きだすことができますが、「書く」という行為は視覚から潜在意識にアプローチできるだけではなく、絡まった感情や思考を整理するのにも役立ちます。

チラシの裏でもいいですし、スマホや携帯のメモ機能などを使ってもいいですね。とにかく書いて書いて書きまくりましょう。そして、もうこれ以上書くことがない、というところまで来たら、一気に書いた紙を細かく破くかシュレッダー。

スマホや携帯のメモ機能なら消去!これで「すっきりしたぞ」と潜在意識に認識させることで、潜在意識もあなたを平常心に戻すべく言動や感情を調整してくれますよ。

ただし、形が残ってしまっては万が一誰かの目に触れた時にトラブルになりかねません。必ず最後の処分までしっかりと行いましょう。

 

呼吸法や瞑想を利用する

時間も場所もない、でもこのイライラを抑えたい!!そんな切羽詰まった時におススメなのが「瞑想」「呼吸法」です。もっとも簡単なのは「目を閉じて、腹式呼吸を深く行う」方法。

余計な刺激をシャットアウトし、深くゆったりと呼吸する方向へ集中することで、潜在意識に働きかけてリラックス効果を生み出せます。

もうちょっと余裕があるなら

1.姿勢を整える

2.少しだけ衣服を緩める

3.鼻からゆっくり息を吸い、鼻からゆっくり息を抜く

といったところにも気を配ると、より効果が実感できますよ。

イライラがひどい場合は、瞑想を行う時間を「起床時」「就寝時」などに定め、毎日行うようにすると、「瞑想=イライラ解消法」と潜在意識に刷り込ませることができるため、やがてどんな時でも、瞑想を行うとすっと楽になれるように体が変化していきます。

 

このように、潜在意識に働きかけてイライラを発散させるには、潜在意識に沈んでいるあなたの本心をきちんと表面化させることが必要です。

この作業がうまくいかないと、鬱屈した気持ちが別の形となって表層に出てきてしまうため、こじれて正常な状態に戻すのが難しくなってしまいます。(他人に迷惑をかけない範囲なら)どんな方法でもかまいません。

負の感情もひっくるめてあなたなのですし、人間イライラすることだって多々あります。その感情を認めて、しっかり外に吐きだして自身を楽にしてあげましょう。潜在意識はあなたの本当の望みをかなえるべく言動を調整します。

「イライラを吹き飛ばす!」と断定形で強く念じてください。すべての方法は、その念を具現化するための儀式のようなものととらえると、イメージしやすくなりますよ。


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