スピーチで友人の結婚式を盛り上げる5つのポイント

スピーチで友人の結婚式
友人からスピーチを結婚式でして欲しいと頼まれてしまうと、何をどんなふうに話せば良いのか悩みますよね。人生の門出である良き日にあなたのスピーチのせいで結婚式が白けてしまったりしては、友人やご家族に合わす顔がありません。

正直言って、友人の結婚式に呼ばれるのはうれしいけど、出来ることならスピーチは気が重いという人も多く、聞く側も長い挨拶や面白くもないスピーチは退屈な時間でしかないといことを経験済みで余計に悩んでしまいます。

しかし、中にはとても上手で、新郎新婦のどちらの招待客にも好評なスピーチを結婚式でする人がいて、聞いていると笑顔になってしまうことも。どうせ引き受けるのであれば、退屈なスピーチの時間をあなたのスピーチで楽しんでもらえるようにしたいですね。

そこで今日は、聞いている人が笑顔になるスピーチを結婚式でするためのポイントをお伝えします。

基本情報の確認をする

スピーチを結婚式でする際、絶対に間違ってはいけないのが名前や会社名、年齢や出身地などの基本情報です。

友人の結婚式の場合、お相手のことをほとんど知らないということも多いので、名前の読み方などはきちんと把握しておかないと間違った時に場が白けてしまいます。

特に漢字は自分でイメージした読み方で言ってしまうことが多く、緊張して言い間違ってしまうこともあるので注意しましょう。

そしてスピーチの内容が被ってしまうことを避ける意味でも、他のスピーチをする人が新郎新婦とどんな間柄なのか、何時からの付き合いなのかを確認しておくと良いですね。

だいたいの持ち時間も聞いておき、これらの基本情報を元にスピーチの内容を考えると、当日結婚式の進行に不具合が出ることもありません。

どんなに話の内容が良くても基本情報を間違って言ってしまえば、その時点であなたのスピーチは親族にとって不愉快なものになってしまうので気をつけるようにしましょう。

 

基本構成は必ず守る

結婚式のスピーチは、どのタイミングでするとしても基本的な構成はほぼ同じなので、それさえ守ればある程度無難にまとまります。

最初に明るい声で祝福の言葉を言い、次に会社名と名前、そして簡単な自己紹介をしたら、「ひとこと、お祝いの言葉を述べさせていただきたいと思います」と断りの言葉を必ず言うのを忘れないようにしましょう。そしてスピーチのメインであるエピソードは、あなたの視点で主役である友人の良い所や楽しいことを話してくださいね。

褒められたり、初耳の話を聞けたりするのがスピーチで盛り上がったり喜んでもらえるポイントなので、友人のすごいとか羨ましく感じる部分を素直にスピーチするように結婚式では心がけましょう。

最後は二人へのメッセージで締めくくります。「お幸せに」という言葉は必ずメッセージに入れるようにし、元気に締めくくってお辞儀をすればスピーチが終わる合図にもなるので、拍手が揃い盛り上がった感が出やすくなるのでやってみてください。

 

暴露話や過去の恋愛話はしない

友人同士の集まりなら、暴露話をすることによって場が盛り上がるので相手を傷つけるようなものでなければ話しても良いし、過去の恋愛についても想いで話としてすることもあります。

でも、結婚式のスピーチで暴露話をすると、主役である新郎新婦が笑いものになってしまって、親族の方々や新郎新婦に嫌な思いをさせてしまう可能性があるので絶対に避けてください。

新郎新婦の席からは会場全体が見渡せるので、暴露話で友人席が盛り上がったのが目に入るのと同時に、主賓や親族の失笑や残念そうな表情も分かってしまうため、良い結婚式という印象が薄まってしまうので、仲間内でどんなに盛り上がるエピソードだとしても止めておいた方が良いでしょう。

過去の恋愛についても、ゲストの中に相手や関係している人がいることもあるので、時効だからと勝手に解釈してスピーチするのは結婚式ではタブーです。あなたのスピーチで結婚式の出席者が一人も嫌な思いや悲しい気持ちをすることがないような話をしてくださいね。

 

正しい言葉を使う

スピーチを結婚式で行う時、気をつけなくてはいけないのが正しい日本語を使うということです。あなたにも経験がありませんか。テレビでコメンテーターやタレントの方たちが間違った日本語を使っていて、それを聞いた瞬間、話の内容がつまらなく感じたりすること。

実際、私たちが正しいと信じて使っている言葉も、本当は意味が全く違ったりすることもあるので、スピーチに用いる言葉は念の為調べておく方が無難です。

調べた際、意味が違っていた単語や言い回しは他の人も同じように理解している場合があるため、正しい言葉なのに間違った言葉だと判断されてしまう可能性も否めません。そのため、検索して意味が違った場合は、正誤に関わらずあえて用いない様にしたほうが良いでしょう。

また、簡単な言い回しにしたりするなど、聞いている人に分かりやすく不快感を与えない日本語で話すようにすると、内容が心にスムーズに入ってきやすくなるので、楽しんでもらえるスピーチになりますよ。

 

式当日の確認事項を怠らない

スピーチを頼まれた時に大体の事は聞いているからといって、当日は会場で名前を呼ばれるまでの時間を頭の中の予行演習と緊張感との戦いに費やしていては良いスピーチは出来ません。

スピーチを結婚式のどのタイミングでしなくてはいけないのか、出席者の都合などで式の進行に変更がある場合もあるため、司会者やプランナーなど流れをきちんと把握している人に必ず確認しましょう。

呼ばれたらどこに行けば良いのか動きなどを予め確認しておく方が、式の最中に小声で簡単に説明を受けるよりも安心ですよ。

直前だと緊張感が増しているので、きちんと頭に入らないだけでなく、スピーチの手順で知りたかった情報を聞き忘れる可能性もありますが、気持ちにゆとりがある開始前に確認しておけば、自分の席からどうやって動くか等のシュミレーションもしやすくなります。

そうすることで気持ちにゆとりが生まれ、聞いている人の顔をきちんと見ながら心のこもったスピーチを結婚式で披露することが出来るのです。

 

さて、友人のためにスピーチを結婚式でするときには、新郎新婦やその親族の方々にあなたしか知らないエピソードを知ってもらったり友人の良い所や尊敬出来る部分を伝えて、感動したり笑顔になってもらえる話をしたいですね。

それこそが、友人への最高の結婚祝いになるはずだから。それにスピーチを結婚式でしてもらう人の人選は、いろいろと気を遣うことも多く、友人に関しては仲が良いというだけで選ぶのではなく、信頼している人にしか頼むことは出来ません。

何故なら、あなたのスピーチが結婚式でもし不評だったり大失態をしてしまったとしたら、頼んだ友人の為人が疑われてしまう可能性があるからです。

友人はあなたを信頼して選んでくれたのですから、それに対して誠心誠意応えてあげてくださいね。スピーチを結婚式でする時は笑いを取りに行く必要は全くなく、大切な友人の良い部分をしっかりと伝えることが大切です。


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