夫婦生活を続けていると、ある日ふと「妻が浮気しているかも」という不安や予感を覚えることがありますよね。メールやLINEがやたら多い、自分が会社に行っている間妻が家にいない様子だ、最近身だしなみがきれいだ、など「浮気では?」と疑いたくなる妻の変化に気付く方もいるでしょう。
また、具体的な証拠や妻の変化は見当たらないけれど、なんとなく心ここにあらずといった妻の様子が気になる、夫の自分に対してよそよそしくなったなど、妻の気持ちの変化を察して「浮気?」と不安になる方もいるのでは?
妻が浮気しているとき、あるいは浮気が疑われるとき、自暴自棄になったり妻を責めたりしたくなりますが、ここはぐっと我慢!妻を責める前にまずやるべきことがあります。ですので、ここでは妻が浮気している不安がある方のために、5つのアドバイスをお伝えします。
妻が浮気している不安がある人必見★
5つのアドバイス
妻の浮気の証拠を集める
「妻が浮気しているかも」と頭の中で悩んでいるだけでは、何の解決にもなりません。妻に浮気をやめさせるにしても、あるいは妻に三下り半をつきつけるにしても、まずは証拠が肝心!妻の浮気に気付いたら、自分の直感が正しいことを証明するための物的証拠を集めましょう。
証拠集めには、興信所などのプロの手を借りてもよいですが、最初は自分の力で証拠を集めるのがおすすめです。最近は素人でも使いやすい隠しカメラや盗聴器を簡単に手に入れることができますし、それにプロを雇えば、お金もかかりますしね。
ただ、一つ注意していただきたいことが。それは「スマホの遠隔操作アプリは使わない」ということです。たとえ夫婦であっても、自分以外のスマホに勝手にアプリをインストールすることは犯罪、発覚すれば逮捕されます。
元々は妻の浮気が悪いのに、自分が逮捕されては元も子もありません。浮気の証拠集めに遠隔操作アプリは使わないでくださいね。
お金の管理を妻に任せない
妻に夫婦のお金の管理を任せている方、「妻が浮気しているかも」という不安が少しでもあるときには、お金の管理を妻に任せず自分で行いましょう。妻が浮気相手にお金や高価なものを貢ぐ恐れがあるからです。
離婚後、ふたを開けて見れば、貯金も何も空になっていたでは困りますよね。また、妻が勝手にあなたの名義で借金をすることもあるので、運転免許証や健康保険証などは肌身離さず持ち歩くようにしましょう。
もちろん、あなた名義のクレジットカードや銀行の印鑑などもあなた自身が管理すること!最近は、銀行の窓口の対応も厳しくなっていますが、絶対に安全とは言い切れません。
妻の浮気によるあなたの金銭的損失を最小限におさえる工夫は出来る限り行っておくこと!妻が浮気した時点で、妻にとってあなたは単なるATMです。貯金が0になったり、思いがけない借金を背負ったりしないように気を付けてくださいね。
子供の親権は渡さない
妻が浮気していたことが理由で離婚となれば、確実に父親であるあなたが子供の親権をとることができる!と言いたいところですが、現実はそういうわけではありません。日本ではまだまだ、女親が親権をとった方がよいという考え方が支持されています。
また、いざ離婚調停や裁判となれば、「妻の浮気だけが離婚の原因ではない、あなた自身にも離婚の原因がある」ということにされてしまうかもしれません。
あなたにとっては不本意でしょうが、ないとは言いきれないところが離婚調停や裁判のおそろしいところです。たとえば妻が「夫からのDVを受けていた」「モラハラを受けていた」と主張すれば、あなたにも離婚の原因があったことになり、子供の親権の行方にも影響します。
離婚に持ち込む前に、子供の親権を確実に取れるようにできる限りの準備をしましょう。浮気の証拠を集めるのも親権を確実にするための準備の一つです。
思い込みや妄想はあなた自身の問題です
「妻が浮気しているかも」という不安に常にさいなまれている、一度は「妻は浮気していない」ということで納得したにも関わらず時間をおかずまた同じ不安が頭の中でむくむくと大きくなってしまう、これは妻ではなくあなた自身に問題があります。
あなたは、「妻が疑われるような言動をするからだ」「僕が家にいない間、何をしているのか分かったものではない」と言うかもしれませんが、もしあなたが四六時中家にいて妻を見張っていたとしても、あなたのその不安が消えることはないでしょう。
自分の胸に手を当ててよく考えてみてください。妻に対して何か、負い目があるのではありませんか?あなた自身が妻に隠し事が、たとえば浮気をした過去があるのではありませんか?
自分がやったから相手もやっているのに違いなんて考えているのでは?そうではなく、あなたの妻に対する依存心の大きさが不安を引き起こしているかもしれません。
妻なしでは生きていけないほどの相手への依存は、最終的には相手との関係を壊してしまいますよ。「妻が浮気しているかも」という不安に悩んでいる方、一度、自分を見つめ直してみてください。
「目には目を、浮気には浮気を」をすると、結局はあなたが損します
「妻が浮気するのなら、自分だって」と浮気に手を出してはいけません。妻の浮気が発覚しても、ここはぐっと我慢、自暴自棄になったり仕返しのために浮気に手を出しては相手の思う壺ですよ。
いざ離婚となったとき、あなた自身の脛に傷があれば相手を責めることはできなくなりますし、子供の親権問題にも影響します。妻が浮気したからといって、あなたが浮気してもよい理由にはなりませんので、あなたは絶対に浮気をしないでください。
いかがでしたか。
以上が、妻が浮気している不安がある人のための5つのアドバイスでした。「妻が浮気しているかもしれない、いや浮気しているに違いない」という印象や直感だけで、妻の浮気を責めることはできません。
ましてや離婚調停となると、印象や直感は何の武器にもなりません。妻の浮気に気付いたら、まずは証拠を集めましょう。それと同時に、自己防衛も始めてください。
お金の管理や自分で行うこと、子供がいる方は子供の親権を渡さないための準備も必要です。当たり前の話ですが、「妻が浮気したから僕だって」と開き直って、あなたも浮気するなんてことはやめてください。
妻の浮気はあなたの浮気の免罪符になりません。妻の浮気に気付いたときこそ、あなたは身辺をきれいにして、離婚や話し合いのときに備えましょう。
まとめ
妻の浮気が不安な時のアドバイス
・ 妻の浮気の証拠を集める
・ お金の管理を妻に任せない
・ 子供の親権は渡さない
・ 思い込みや妄想はあなた自身の問題です
・ 「目には目を、浮気には浮気を」をすると、結局はあなたが損します