浮気した罪悪感を緩和する、夫婦の前向きなコミュニケーション


どんな理由があれど浮気は浮気、浮気をしたら罪悪感にかられてしまいますよね。ましてあなたが浮気している間、相手はあなたのことを思いながら仕事や家事育児などをしていたかもしれないと考えると申し訳ない気持ちになるでしょう。

その部分については浮気の罪悪感をしっかりと心に刻み込むことにしましょう。しかし、いつまでもうじうじ落ち込んでいても前には進めません。

浮気した側は罪悪感を、浮気された側は腹立たしさを緩和しながら、少しずつ関係を修復する必要がありますよね。

そこで今回は、まずは浮気した罪悪感を緩和し前向きに修復にむけて進むための心構えやポイントについてお伝えします。夫婦生活にはいろいろあります。ここを乗り越え、より絆を深められるようにまずはあなたから誠意を見せましょう。

 

浮気した罪悪感を緩和する、
夫婦の前向きなコミュニケーション

 

許す許さないの権限は相手にあると知れ

何をしても時間がたっても相手が許してくれない場合、浮気した罪悪感は「ここまでやってるのに」という憎悪に変わります。

ですが待ってください、許す許さないを決めるのは浮気された相手であって、浮気をしたあなたではありません。

ここを勘違いしている人の実に多いこと!2週間かからず許してもらえる場合もあれば10年たってもしこりとして残る場合もあるのですよ。

浮気した罪悪感を緩和しようという考えがそもそも甘いと肝に銘じてくださいね。それだけ相手の心に深い傷や不信感を負わせたのですから、本当に許してほしいと思うなら長期戦覚悟で臨むこと、まずはその覚悟からです。

 

どうして浮気したのかを反省する

さて一口に浮気と言ってもそこには理由があるはずですよね。どうしてあなたは浮気をしたのでしょうか。「刺激がほしかったから」?「遊び」でしたか?それとも「出来心」?

こういった軽い理由なら浮気の罪悪感の緩和どころではありません、詰め腹を掻っ捌くくらいの勢いで反省してください。

ですが「振り向いてもらえなくて寂しかった」「頼りたいときにそばにいてもらえなかった」などといったちょっと深刻な理由なら、それはきちんと相手にも伝えなくてはいけません(もちろん正当化するわけではありませんよ)。

浮気の罪悪感に本当に苦しんでいるなら、あなただって悩みに悩んでいたはずですよね。悪いことは悪いことで反省しなくてはいけませんが、「ごめんなさい」の言葉とともに自分はこういう風にその時に思ったんだ、と、許してもらえなくてもきちんと伝える必要はあるでしょう。

 

「今の」気持ちをきちんと相手に伝える

浮気をしてしまった罪悪感を感じていること、一時の気の迷いはあったけれど今は誰より相手を好きだということ。グダグダと言い訳しても相手の頭には入りませんし、気持ちにも残りません。

ただシンプルに今の気持ちは伝え続けましょう。相手だってもう自分のことは好きではないのかも、という不安や自己嫌悪に駆られている部分はあるはずです。

優しい相手なら特に、浮気はされた方も罪悪感を抱いてしまうものなのです。あなたはこの先どうしたいですか?相手のことをどう思っていますか?

勇気がいりますが、この先どうしたいかを言葉にして相手に話をしましょう。聞いてもらえなかったらメールでも手紙でも、とにかく相手にあなたの真意を伝えるようにしてください。

 

記念日を大事にしてみる

浮気の罪悪感は一朝一夕には消えないでしょう。それはしてしまった方もされた方も同じです。それでもちゃんと仲直りできたなら、もう一度お互いの誕生日や大きなイベントなどを大事にしてみましょう。

といっても、なにも当日じゃなくても大丈夫。むしろ大人の恋愛なら当日そのものに休みを取るのも大変なケースだってあるはずよね。

だったら休みがあったときに行えばよいのです。浮気の罪悪感から豪華にしようとする人もいますが、かえってわざとらしさが苦しくなるだけです。

気持ちがこもっていれば、ささやかだって家でだってよいではありませんか。ちょっと手作り料理に挑戦してみたり、プレゼントを選んでみたり、そんな些細な事でも過去を思い出させ、潜在意識に楽しかった時の気持ちをよみがえらせることができるものです。

 

2人で思い出の地巡りをしてみる

浮気の罪悪感を緩和させるためにも、浮気の罪悪感を覆い隠してしまうほどの思い出を作るようにしてみましょう。始めてデートした場所など思い出の地を訪れてみるのが最も良い方法です。

これも潜在意識に働きかけ、純粋に思いあっていた頃の記憶をよみがえらせることで脳内の思い出を上書きしていくものです。

時間が作れるなら泊りがけで旅行もアリですね。2人の思い出の地だけではなく、お互いに子供の頃過ごした場所や学校を巡ってみるのもよいでしょう。

楽しいころの思い出巡りをしながら、壊れかけてしまった関係をリセットし、新たに始めるのです。お子さんがいて泊まりが無理でも、ちょっと2人の時間を作るだけでもだいぶ違いますよ。

 

いかがでしたでしょうか。これに懲りたら浮気はしないこと……といっても夫婦生活、長くなればそれなりにはいろいろありますよね。正直な話、気持ちが揺らぐことだってあるでしょう。

ですから大事なのは「どうして今回のような過ちをしたのか」をきちんと把握し、二度としないように自制することです。浮気した罪悪感がちゃんとあるのなら、あなたはちゃんと次に失敗を活かすことができる人です。

パートナーだってきっと「今回だけは」といつかは許してくれることでしょう。しかし、あくまで許す許さないの決定権は相手にあります。

あまりにも理不尽な扱いや言動を受ける場合は別問題ですが、そうでなければ自分を正当化だけはしないこと、それが浮気の罪悪感を緩和し仲直りを早める方法でもあります。

まとめ

浮気した罪悪感を緩和するには

・ 許す許さないの権限は相手にあると知れ
・ どうして浮気したのかを反省する
・ 「今の」気持ちをきちんと相手に伝える
・ 記念日を大事にしてみる
・ 2人で思い出の地巡りをしてみる


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