ウォーキングでダイエットをしてみようと誰でも一度は考えたことがありますよね。走ったり泳いだりするダイエットは体力的にも時間的にも、それにお金の面でもしんどいもの、それよりもウォーキングでダイエットをすることができればうれしいものです。
ウォーキングは有酸素運動の一つなので、ある程度まとまった時間続ければ体脂肪を燃焼することができます。つまり、ウォーキングでダイエットをすることは可能ということ!
ただ、ウォーキングは体への負荷が大きな有酸素運動ではないので、ちょっとやそこらウォーキングしただけではやせないのでダイエットは成功しません。
では、ウォーキングでダイエットに成功するためには何に気を付ければよいのでしょう。ということで、今回はウォーキングで健康的にダイエットする方法についてお伝えします。
30分以上歩くこと
ウォーキングでダイエットをするためには、5分や10分歩くだけではだめ!たった5分では体脂肪に火がつく前に、ウォーキングが終わってしまうのです。つまり、ダイエット効果のないウォーキングということです。
有酸素運動でやせるためには30分以上継続して運動するのが効果的と言われています。ウォーキングでダイエットをするときには、短くても30分、できれば60分や90分を目標に歩いてくださいね。
ウォーキングの前に準備運動をすること
たかがウォーキングと侮ると、思わぬ怪我をしてしまいます。ウォーキングをする前も、ジョギングや水泳と同じ心構えを持つこと!そして、準備運動をしましょう。心構えをしても、体の準備ができていなければ、やっぱり怪我をしてしまいます。
特に、日頃運動不足の方や体が重い方は、準備運動を軽く見ちゃだめですよ。ウォーキング前の準備運動では特に、足首のストレッチをしてください。転倒や捻挫を予防することができます。
地面に爪先をついて足首をぐるぐる回すとよいです。また、足を前後に開き足首の裏を伸ばすストレッチもおすすめです。
お茶や塩水で水分補給をすること
ウォーキング中は脱水症状や熱中症を予防するためにこまめに水分補給をしましょう。ウォーキングは汗をかいていないようで、しっかり汗をかいています。特に夏の暑い時期や長時間のウォーキングには飲み物を忘れずに持参してくださいね。
運動中の水分補給といえばスポーツドリンクですが、上記の通り、ウォーキングはダイエット効果の高い有酸素運動ではありません。スポーツドリンクを飲み過ぎると、ウォーキングによる消費カロリーよりもスポーツドリンクからの摂取カロリーの方が上回ってしまいます。
ウォーキングでダイエットをしているつもりが、なぜか太ってしまうという結果になってしまうのです。たとえば、体重50kgの人が30分歩いたときの消費カロリーは約80キロカロリー、そしてアクエリアスのカロリーは500mlで95キロカロリーです。
30分歩いた後、ペットボトル1本分のスポーツドリンクを飲むと太ってしまうというわけです。ウォーキングの水分補給にはお茶や水がおすすめです。汗をかきやすい時期はお茶や水に少量の塩と砂糖を入れてください。
ウォーキング後にストレッチをすること
ウォーキング前に準備運動をするのと同様、ウォーキング後はストレッチをして、酷使した脚や関節のメンテナンスをしましょう。ウォーキング前後のストレッチをきちんとすることで、翌日以降に筋肉痛や体の疲労を持ちこさずに済み、翌日も元気に歩くことができます。
また、ストレッチをするときに筋トレをするのもおすすめ!筋トレと有酸素運動であるウォーキングを組み合わせることで、ウォーキングのダイエット効果をさらに高めることができます。
毎日歩くことを義務づけないこと
毎日歩くと決めてしまうと、天候や仕事の都合で一日歩けない日ができただけで、ダイエットのモチベーションが下がったり緊張が解けてしまいますよね。ウォーキングは天候に左右されるダイエットで、台風や大雪の日は歩けません。
また、30分以上という時間を作るウォーキングには時間的な余裕が必要です。仕事や家事が忙しいときにはなかなかウォーキングのために時間を割くことができません。
このように、ウォーキングダイエットを始めるときにはウォーキングができない日もあるということをあらかじめ知っておくこと、そのうえで「毎日歩かなければいけない」と自分に義務づけないようにしましょう。
「歩く日もあれば歩けない日もある。歩けない日があってもダイエット失敗ではない」「歩けるときに歩けばいい」という気持ちで始めることで、ウォーキングを長続きさせることができますよ。
以上がウォーキングで健康的にダイエットする方法でした。ウォーキングでダイエットするときには、1回のウォーキングで30分以上続けて歩いてください。30分以上歩くことで体脂肪の燃焼が始まります。
また、ウォーキングの前後は準備運動やストレッチを忘れずにしましょう。このときに筋トレもすることで、ウォーキングのダイエット効果をさらに高くすることができますよ。ウォーキングはジョギングや水泳に比べるとダイエット効果は低く、消費カロリーも小さいです。
ウォーキングをするときは、カロリーの高いスポーツドリンクではなく、お茶や水で水分補給をしましょう。水に塩を入れることで、熱中症を防ぐことができます。ウォーキングダイエットでは、毎日歩かなくても失敗ではありません。毎日歩くことよりも無理のないペースで長く続けることを目標にしましょう。
まとめ
ウォーキングで健康的にダイエットするためには
・ 30分以上歩くこと
・ ウォーキングの前に準備運動をすること
・ お茶や塩水で水分補給をすること
・ ウォーキング後にストレッチをすること
・ 毎日歩くことを義務づけないこと