結婚相手にするならこの人!と思う瞬間ってありますよね。でも、お付き合いと結婚は別物。安易な気持ちで結婚してしまうと、後になって「こんなハズじゃなかった・・」と後悔することにもなるかもしれません。
実は、どれだけ好きで結婚しても、結婚してから「この人と結婚しなければ良かった」と後悔している人が多いんです。それは、結婚前に結婚相手のことをしっかりと確認しなかったから。
最近では、離婚するカップルも珍しくないので、昔のように世間体を気にする必要はありませんが、できれば結婚を後悔したくないですよね。
そのためには、その人と一生を添い遂げることができるのかをしっかりと考えてみることが大切です。そこで今回は結婚相手をみつけたら、必ず結婚前にチェックしておきたい事についてお伝えします。
結婚相手をみつけたら
確認しておきたい事とその理由
本当に怒ったときの姿を見ておきましょう
私たちは、意識して隠しているわけではありませんが、日ごろから「本性」と呼ばれる部分を表に出しませんよね。さまざまな人と関わっていかなければならないのですから、ある意味当然です。これが、好きな人の前ともなれば、無意識に自分を良く見せようと思うのも自然なこと。
結婚すると、一緒にいることが当たり前になり、少しずつ本性が見え隠れするようになりますが、結婚前には、お互いに飾りつけた相手しか見ていないので、相手の本性を見たときに「こんなハズじゃなかった」「こんな人と結婚しなければ良かった」と後悔することになるんです。
これを避けるためにも、結婚前に結婚相手の本性を確かめておきましょう。本性は、自制心を失っているときに表に出てきます。
それが、もっともよく出てくるのが、怒っているとき。付き合っているときにも、相手が怒っている姿を見ることができますが、本当に怒っている姿はなかなか見られないもの。だからこそ、本当に怒ったときにどうなるかを知っておきたいですね。
怒り方には本性が現れます。物に当たる人、暴力を振るう人、何も話さなくなる人、ヒステリックになる人などさまざまですが、怒っているときだからこそ、普段見せない本音も出てきます。それまで知らなかった相手の本音を知るきっかけにもなるので、結婚相手が本当に怒っている姿を一度見ておくと良いでしょう。
結婚に対する理想や思いを知っておきましょう
かつては、結婚すると、男性が外で働き、女性は家庭に入り、家事や育児をすることが一般的でしたが、今では結婚後も働く女性が増えていますよね。
でも、中には今でもかつてのような結婚観を持っている人がいるんです。実は、男性と女性では、結婚観に大きな違いがあることがあります。
この結婚観の違いは、妊娠が発覚したときやどちらかが転勤になったときなどに、離婚につながりかねないほどの大きなケンカの原因になることも・・。これを避けるためには、結婚前に結婚相手の結婚観を確かめておくことが大切です。
結婚に対してどんな理想や思いを抱いているのか、将来はどんな夫婦になりたいのか、共働きしている間、家事をどう分担するのかなど、あとになって揉めずにすむよう、じっくりと話し合っておくと安心ですね。
子どもに対する考え方を確かめておきましょう
結婚前に子どものことを話し合うのは、なんとなく気が引けるもの。子どもの話をしても実感が湧かないなんてこともありますが、お互いの子どもに関する考え方が違うと、結婚後にすれ違いが生じることがあるんです。
特に、どちらか一方が「生涯を通して子どもは欲しくない」という考えの場合には、埋められないほど大きな溝ができるほど、大きく対立することも・・。
子どもが好きか嫌いか、子どもが欲しいのか欲しくないのかを確かめておくことはもちろん、子どもは授かりものなので、計画通りに進むわけではありませんが、いつごろ、何人欲しいのか、妊娠したら仕事をどうするのかまで話し合っておくこと良いでしょう。なんとなくイメージしにくいなという場合には、理想的な家族像を描いてみるのもおすすめですよ。
金銭感覚を把握しておきましょう
昔から「金の切れ目は縁の切れ目」と言いますよね。実は、結婚後、もっともケンカの原因になりやすいのがお金の問題なんです。
結婚すると、一般的には生計を共にします。これは、お財布がひとつになるということ。だからこそ、金銭感覚がまったく違うと、生活が立ち行かなくなったり、離婚に繋がったりしがちです。
・毎月の給料をしっかりと管理できているか
・お金遣いが荒くないか
・衝動買いするクセはないか
・人に驕るクセはないか
・必要以上にギャンブルに手を出していないか
・借金やローンはないか
などを確かめて、結婚相手の金銭感覚をしっかりと把握しておきましょう。あわせて、結婚後のお金の管理をどちらがするのか話し合っておくと安心ですよ。
相手の家族のこともチェックしておきましょう
以前は、家同士の結びつきが強かった結婚も、最近では、個人の結びつきに変わってきていますよね。とは言え、お互いに親や兄弟などが居れば、互いの家族とも無関係ではいられません。
実際に、結婚生活を送っていると、義理の実家に関することで揉めることも珍しくないんです。多かれ少なかれ、家庭にはそれぞれ事情があるので、事前に覚悟を決めておくためにも、相手の家族のことを知っておきましょう。
特に、結婚相手の責任感が強かったり、長男や長女の場合には、将来的な同居や介護問題を避けて通れないことがあります。将来的に、親や兄弟とどう付き合っていきたいと考えているのかを確かめておくと良いでしょう。
また、結婚相手やその家族が特定の宗教などを信仰していると、押しつけられたり、無理に入会させられたりすることがあります。
信仰は自由ですが、それを良いと思っている人には、通用しないことも多く、離婚に直結することもあるので、結婚相手だけでなく、その親や家が特定の宗教などを信仰していないか、チェックしておくことも忘れないでくださいね。
いかがでしたか。
結婚するならこの人がイイ!と思うことってありますよね。そこまで思える人と出会えたことは、とても喜ばしいことですが、勢いだけで結婚すると、後悔することになるかもしれません。
どれだけ想い合って結婚しても、実際に結婚生活を始めると、結婚しなければ良かったとか、こんなハズじゃなかったのにと後悔することがあります。
それは、結婚前に結婚相手のことをしっかりと見ていなかったから。幸せな結婚生活を送るためにも、結婚相手が本当に怒ったところを見て、本性を知っておきましょう。
また、結婚観や子どものことについて話し合っておくことも大切です。結婚相手をみつけたら、勢いだけで結婚する前に、ここにご紹介したことをしっかりと確認してみてくださいね。
まとめ
結婚相手をみつけたら確認しておきたい事とは
・ 本当に怒ったときの姿を見ておきましょう
・ 結婚に対する理想や思いを知っておきましょう
・ 子どもに対する考え方を確かめておきましょう
・ 金銭感覚を把握しておきましょう
・ 相手の家族のこともチェックしておきましょう