物を減らすコツを学んで、シンプルに暮らす5つの方法

物を減らすコツを学んで、シンプルに暮らす5つの方法
物を減らすというのはなかなか難しいことです。人間以外の動物を見れば、それは明らかですよね。ハムスターを見てください。口の中にこれでもかと食べ物を詰めこんで、頬はパンパンです。

カラスを見てください。「何に使うの?食べられないよ、それ」というようなものまで巣に持ち帰っています。人間も同じ、使う予定のない脂肪が腹周りについています。

このように、動物は「貯め込みたい」という本能を持っています。自分の物が減るというのは、それだけでストレスなのです。しかし、私たち人間は本能だけで生きているわけではありません。

本能に従うだけでは快適な生活ができないことも理解しています。ということで、ここでは本能に打ち勝ち物を減らすコツをお伝えします。

 

物を減らすコツを学んで、
シンプルに暮らす5つの方法

 

自分の持ち物は「必要な物」と「不要な物」の二つに分ける

物を減らすためには、自分の持ち物を「必要な物」と「不要な物」の二つに分けることが大切です。「思い出の品」や「お気に入りの品」といった項目は作ってはいけません。

あくまで要・不要を基準に判断するのです。こうすることで、持ち物が際限なく増えることを防止できます。要・不要の判断には「一年以内に使用したか」を基準にするとよいでしょう。

要・不要で判断し、不要な物だと判断したときにはそれは捨てるなり、譲るなりして処分してくださいね。

 

収納スペースを減らす

最近では、大容量の収納スペースを売りにした物件が多いですが、収納スペースこそ持ち物が増える根源です。

物を減らすためには、今の自分の持ち物を収納できるだけのスペースを用意し、それ以上の収納スペースは作らないようにしましょう。

こうすれば、今の自分の持ち物で収納スペースはいっぱいなのですから、それ以上、物を増やすことはできませんよね。

新しい物を購入したいときには、今の自分の持ち物から一つ物を捨てなければいけません。新しい物を買う度に自分の持っている物を減らすことになるので、知らず知らずのうちに物が増えているということがなくなりますよ。

 

不要な書類や郵便物はその都度捨てる

特にたまりやすい物といえば紙!書類や郵便物ですよね。気づくと郵便物で引き出しがいっぱいになっているという方も多いのでは?

書類や郵便物は、「大切な書類かもしれない」「必要な書類かどうかを判断するのが面倒くさい」「だったら捨てるのは後回しにしよう」ということで、ためてしまうという方が多いです。

しかし、必要かどうかわからない書類が山積みになると、よりいっそう「手をつけようか」という気になれませんよね。見て見ぬふりをしてしまいがちです。

こうなる前に、書類や郵便物は整理しましょう。手元に届いたらその都度、中身をチェックし必要かどうかを判断するようにします。

このときの判断の基準は「必要」「不要(捨てる)」「保留」の三つにし、保留とした書類や郵便物は一定期間、専用の箱や引き出しで保管しておきましょう。一定期間を過ぎたら、処分します。

 

種類別にものの数を決める

物を減らすといっても、際限なく物を減らせるわけではありませんよね。ぎりぎり最低限これだけは必要というラインを見極めておくことで、物を減らすときや新しく買い足すときに、「これが今の自分に必要かどうか」という判断をしやすくなります。

服○枚、食器○枚、筆記用具○本というように、最低限これだけは必要という数を決めておきましょう。そして、その数をキープするように自分の持ち物を管理してください。

服を一枚捨てたら一枚買い足す、付録やキャンペーンのおまけで引き出しの筆記用具が増えたなというときには特売があっても新しく買い足さないというようにすると、少しずつあなたの周りから余分な物を減らすことができ、本当に必要な物だけに囲まれた生活を送ることができますよ。

 

毎日の掃除を習慣にする

物を減らすためには、毎日の掃除が肝心です。毎日掃除機をかける、これだけで床に余計な物を置かなくなります。

床に物があると、掃除機をかけるときに移動させなければならず、その手間を考えたら、物を置かない方がよいという判断になるはずです。

このように、毎日の掃除を習慣にすることで、掃除の手間をできるだけ省こうとする。そのためには物を増やさない方がよいという考えに自然に落ち着きます。自分が楽するために物を減らすのですから、物を処分するのも苦ではなくなりますよ。

 

いかがでしたか。

以上が、物を減らすコツを学んでシンプルに暮らす5つの方法でした。最初に書きました通り、私たちは放っておくと際限なく持ち物を増やしてしまいます。

物を減らすためには、「持ち物が減ったら、こんなに快適な暮らしができるんだよ」「ほら、掃除だって楽でしょ」ということを自分自身に言い聞かせ、納得することが大切です。

理性で物を減らすメリットを理解することで、「物を増やしたい」という本能を抑えることができるのです。また、「物を捨てる」よりも「新しい物を買わない・増やさない」方が、物を減らすストレスは小さいです。

一度手に入れた物を手放すのはわが身を切られるくらい辛いことですから。というわけで、自分の持ち物を減らしたいときには、捨てるよりも「増やさない」ことを意識しましょう。

新しい物を買うときには、すぐにレジに持って行くのではなく、一呼吸おいて「本当に自分に必要な物なのか」を考えてくださいね。

 

まとめ

物を減らしてシンプルに暮らすには

・ 自分の持ち物は「必要な物」と「不要な物」の二つに分ける
・ 収納スペースを減らす
・ 不要な書類や郵便物はその都度捨てる
・ 種類別にものの数を決める
・ 毎日の掃除を習慣にする


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