会話が続かないと感じたらチェックしてほしい悪い癖とその根拠

会話が続かないと感じたらチェックしてほしい悪い癖とその根拠
人と話すのが苦手な方はもちろん、おしゃべり好きを自負する方の中にもなかなかうまく会話が続かないと落ち込んでしまうなんてこと、ありますよね。

会話はいわばキャッチボールです。相手からのボールをちゃんと受け取れること、そして相手のところにしっかり投げ返すことができること、両方が必要です。

もしボールを受ける側がグローブすらはめていなかったらどうでしょうか。投げる方もその気も失くしてしまいますよね。

また、ちゃんとボールを受け取っても、明らかに相手に届かないボールを返し続けていたとしたらどうでしょうか。キャッチボールをする気がないと思われても仕方ありません。

会話が続かないのは、気付かないうちにこうしたミスをしている場合があるのです。そこで今回は、会話が続かないと感じたらチェックしてほしい悪い癖とその根拠を5つお伝えします。

 

会話が続かないと感じたら
チェックしてほしい悪い癖とその根拠

 

相手の話をきちんと聞いて落ち着きましょう

会話が続かない大きな原因の1つは、相手の話をちゃんと聞いていないということにあります。おしゃべりが得意でない人は、会話を盛り上げようと思うあまり、相手の話を聞く事よりどう答えようか、どんな話を続けようかと、焦って自分が話すことばかりに気が向きがちです。

その結果、相手が話している途中で割り込むように発言したり、話の内容を理解できておらず的外れな受け答えをしたりして、会話が続かないということになってしまうのですね。

キャッチボールをする際も、まずは相手のボールをしっかりと受け取ることができなければ、まともに投げ返すことなどできません。人との会話を円滑に続けるためには、まず落ち着いて相手の話をしっかりと聞くことが大切なのです。会話の基本であると言えるでしょう。

 

相手の話にちゃんと反応しているか意識してみましょう

さて、相手からのボールを受け取り投げ返すことができたとして、それが相手に届いていなければ意味がありません。話を聞いているということを相手に示せているのか、意識してみましょう。

ちゃんと相手の話に反応していますか?また、相槌を打っていたとしても、いつも同じような言葉で返していませんか?

相手の話に対してリアクションが少なかったり、適当に返事をしているような印象を与えてしまったりしていては、そんなつもりはなくても「あなたの話に興味ありません」と言っているようなものです。

自分のことや自分の話に興味を持ってくれない相手と会話が続かないのは当然ですよね。人と会話をしている時は、「あなたの話をしっかり聞いていますよ」ということを示しながら話をするようにしてください。

 

自己主張が強くなっていないか注意しましょう

相手の話をちゃんと聞いて内容にも合った話を返しているつもりなのに、会話が続かないと感じる方は、いつの間にか自分のことばかり話していないか注意してください。

自分の話を聞いて欲しいと思うことは悪いことではありませんが、相手の話をすぐ自分の話題に変えて自分語りばかりしていては、相手も会話を続ける気を失くしてしまいますよね。

特に、相手の話に対して「自分ならそうは思わない」「自分ならこうした」などといった自分と比較したような言葉は、相手を拒絶するような印象を与えてしまいます。

自分の話を聞いて欲しいと思うのならば、相手も同じように話を聞いて欲しいと考えているかもと、多少なりとも相手の気持ちに寄り添ってみてください。

そして、相手の話をしっかり聞いた上で自分の意見や体験を語るようにすると、会話が続かないということも減ってくるでしょう。

 

相手の話に合わせ過ぎていないか考えてみましょう

自己主張しすぎるのは良くないとお伝えしたところですが、だからといって相手の話に合わせてばかりでも、会話が続かないという状況になりがちです。

自分の話に対して「うん」「そうだよね」「いいと思う」という反応ばかり返ってくることを想像してみてください。

それ以上、話を続けようと思えるでしょうか。自分の話をとにかく聞いて欲しい場合はそれでもいいのかもしれませんが、相手との「会話」を続けたいのであれば、“Yesマン”にならないように気を付けるべきです。

相手に対して反対意見があっても何も悪いことではありません。議論や討論も「会話」です。あまりに相手に合わせ過ぎて自分のことや考えを言わないと「実は何も考えていないのでは?」と思われてしまう恐れもありますよ。

また、相手の話に同意したり賛同したりする場合でも、自分なりの考え方や意見を伝えることが会話には必要なのです。

 

話の内容や場の空気(雰囲気)に気をつけましょう

さて、これまでお伝えしたことをふまえて、相手との言葉のキャッチボールはちゃんとできているはずなのに会話が続かないと感じる方は、常日頃の自分の考え方について意識してみてください。

物事をすぐに悲観的に考える傾向にある、または何事にも楽天的である、そういうことはないでしょうか。例えば、相手は軽い雑談のようにさらっと話したつもりだったのに、とても深刻に受け止めて返答しては何か重苦しい空気になってしまいますよね。

逆に、誰かに話を聞いて欲しいと弱っている相手に「そんなこと言わずに頑張ろうよ」など、何でもとにかく前向きにというスタンスで返しても、相手は自分の気持ちをわかってもらえないと感じて何も言えなくなってしまうでしょう。

相手の話をちゃんと聞くということは、その話から相手の気持ちやその時の感情についても気を配るということです。たとえ相手の話に賛同する内容でなくとも、会話の場の空気や雰囲気に適した返答ができるよう、心がけておきましょう。

 

いかがでしたか。

会話が続かないと感じたらチェックしてほしい悪い癖とその根拠を5つお伝えしました。楽しく会話がしたいのに、色々と気にしてしまうとかえって言葉が出なくなってしまう不安もあるでしょう。

けれど、口数が少なくても話をしっかり聞いてくれる人は、少なくとも悪い印象を与えることは少ないはずです。

しかし「あの人とは話が噛み合わない」と思われてしまうと、人付き合いを敬遠されてしまう可能性もあります。

今回お伝えしたような悪い癖が出ていないかどうか、普段の会話の中で1度チェックしてみることをお勧めします。

そして、ワンバウンドしても相手の投げたボールをしっかり受け取り、相手に届くように投げ返すように気を配ってみてくださいね。テンポが悪くてもちゃんとキャッチボールをしようと心掛けていれば、楽しい会話を続けられるようになるでしょう。

 

まとめ

会話が続かないと感じたら注意してほしいこととは

・ 相手の話をきちんと聞いて落ち着きましょう
・ 相手の話にちゃんと反応しているか意識してみましょう
・ 自己主張が強くなっていないか注意しましょう
・ 相手の話に合わせ過ぎていないか考えてみましょう
・ 話の内容や場の空気(雰囲気)に気をつけましょう


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