離婚したくない人がとるべき大人としての適切な行動とは

離婚したくない人がとるべき大人としての適切な行動とは
家庭円満だと思っていたのに、ある日突然離婚を切り出されたら、離婚したくないと思う人の方が多いですよね。急に離婚と言われてパニックになる人もいるでしょう。

しかし、この時焦って問い詰めたり、相手にすがってはいけません。ましてや、すぐに離婚に応じるようなことをしては、相手の思うツボ。自分にとって不利な条件となることも多く、後悔が残るだけです。

離婚したくないのであれば、まずは冷静になって行動しましょう。冷静になれば周りが良く見えてきて、離婚したがっている理由もみえてきますよ。

理由がわかれば対策方法もわかってくるので、離婚を阻止することも可能となってきます。そこで今回は、離婚したくない人がとるべき、大人としての適切な行動を5つお伝えします。

 

離婚したくない人が
とるべき大人としての適切な行動とは

 

コミュニケーションを図ろう

離婚したくないのに離婚を切り出されてしまったら、まず相手とコミュニケーションを図りましょう。突然離婚したいと言われる場合、ほとんどのケースで夫婦のコミュニケーションの不足が見られます。

コミュニケーションが不足していくうちに、どこかで心のすれ違いが起きてしまったのです。あなたが離婚したくないのであれば、今からでも遅くはありません。相手とのコミュニケーションを意識して増やしていきましょう。最初は相手も怪訝な態度をするかもしれません。

しかし、あきらめずにコミュニケーションを取り続けることで、相手の心も少しずつ解けていくでしょう。そして、離婚という考えに至った相手の心を知るきっかけを与えてくれる可能性も出てくるのです。

 

離婚したがっている原因を探ろう

コミュニケーションを図ることができたら、次は相手が離婚したい原因を探りましょう。離婚したいと思っているからには、必ず理由がありますよね。

その理由がわからないことには、いくら離婚したくないと思っていても、対策を練ることができないため、離婚を回避することが難しくなるのです。ですから、離婚したい原因を知ることはとても重要です。

一般的に、離婚したい原因として一番多いものは、性格の不一致なんです。もし性格の不一致が原因の場合は、どこが一致せずに離婚を考えさせたのか、詳しく知る必要がありますよね。

相手とコミュニケーションが取れていれば、会話や行動の中で嫌だと思っている理由を、必ず何かしらの形で発信してくるでしょう。例えば、会話の中で直接言ってくる、表情や態度が嫌そう、などです。そういった小さなサインを見逃さないようにしましょう。

 

価値観を合わせる努力をしよう

突然離婚したいと言われてしまった場合、日常生活の小さな出来事が積み重なり、我慢の限界に達したということが原因の可能性があるでしょう。

結婚当初は価値観も近く、何をしても気にならなかったようなことが、年月を重ねるにつれて、少しずつ価値観にズレが生じてくることもよくありますよね。

離婚したくないのであれば、自分の価値観を相手に押し付けるのではなく、相手の価値観に合わせる努力をしましょう。最初は窮屈だったり、ストレスを感じることもあるかもしれません。

しかし、そこを少し辛抱して相手の価値観を受け入れ、理解するように心がけることで、ズレていた価値観は少しずつ合ってくるようになります。価値観があってくれば、離婚は回避することができ、結婚生活を継続することができるでしょう。

 

相談は第三者にすべき

離婚したいと言われたが離婚したくない時に、誰かに相談したいと思うことは自然なことでしょう。しかし、ここで相談相手を間違ってしまうと、話がこじれてややこしくなってしまい、トラブルとなることがあります。

ですから、誰を相談相手にするかはとても重要なんです。自分の親に相談する場合、相手に浮気などの原因があると、自分は離婚したくないのに離婚を勧められるでしょう。

身内や友人は、あなたのことを思っているので、場合によっては離婚したくないという意思を尊重しないことがあります。

ですから、相談は第三者にするのが鉄則。第三者であれば、冷静に二人の関係を見ることができますし、片方に感情移入することはないので、どうすれば離婚しなくて済むのかを一緒に考えてくれることでしょう。

 

別居には応じない

相手に離婚を切り出された時、離婚するしないで押し問答となると、別居を提案されることはよくありますよね。しかし、ここで別居に応じてはいけません。

別居してしまうと、その期間によっては夫婦生活が破たんしていると認定されてしまいます。また、別居中に相手が離婚調停の準備を進め、ある日突然離婚調停の申し込みが届くなんてこともあり得るのです。

さらに、別居した途端に連絡が取れなくなってしまった、ということもよくある事例ですよ。離婚したくないのであれば、別居には応じず、一緒に住み続けることが大切です。

一緒に住んでいれば、話をする機会もありますし、離婚を回避するためのアプローチだってすることができるので、絶対に別居はしないようにしましょう。

 

いかがでしたか。離婚したくないのに、突然離婚したいと言われたら、誰でもショックを受けてしまいます。私の何がいけなかったのか、と自分を責めてしまうこともあるでしょう。

しかし、自分を責める時間があったら、離婚を回避するために今すぐ行動すべきです。時間は待ってはくれません。時間が経てば経つほど、相手の心は離れていきますよ。

少しでも早く行動して、相手の心を再び自分に惹き付ける努力をしてください。しかし、焦って元通りの二人を目指しては失敗してしまうでしょう。

結婚当初から今までの間に、お互いの関係性や環境は変化しています。それを踏まえて、新しい夫婦関係を構築することが、離婚したくない人が取るべき大人としての適切な行動となり、離婚回避につながっていくでしょう。

まとめ

離婚したくない時に取るべき行動とは

・ コミュニケーションを図ろう
・ 離婚したがっている原因を探ろう
・ 価値観を合わせる努力をしよう
・ 相談は第三者にすべき
・ 別居には応じない


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