友人からのお悩み相談を受ける時、注意したい5つの事

友人からのお悩み相談を受ける時、注意したい5つの事
ちょっとした出来事であったとしても自分だけで抱えきれなくなると、友人にお悩み相談をしたくなりますよね。

他人にとってはどうでも良いようなことでも、本人にとっては答えが分からなくてどうしたら良いか本当に辛く感じてしまうことがあったり、大なり小なりみんな悩みを持っていて、普段は自分で解決したり方向を決めることが出来る人でも、自分のことを良く知っている人からアドバイスが欲しいという時もあるでしょう。

特に人間関係は自分の常識が周囲の人と同じとは限らず、それがきっかけで大きな悩みになってしまうこともあるので、お悩み相談をされたなら、誠意を持ってきちんと対応してあげることが大切です。そこで今日は、話して良かったと心から友人に思ってもらえるお悩み相談の受け方をお伝えします。

話を遮らずに最後まで聞こう

大事な友人からのお悩み相談ですから、1分1秒でも早く解決してあげたいですよね。そのため、悩みを話してくれている途中で、良い案が出たり気になることがあって話を遮ってしまいたくなってしまうことがあるかもしれませんが、そこはグッと我慢してください。

勇気を振り絞ってあなたにお悩み相談をしているのに、話の腰を折られるとその続きが話しづらくなるからです。

それにあなたが話を遮るきっかけになった部分が友人の一番の悩みどころの場合、あなたにそんな気は無かったとしても否定的に捉えられてしまうことがあるので、これ以上相談することを友人は躊躇してしまい話したことを後悔してしまうでしょう。

どんな内容だったにせよ、とにかく最後まで話を聞いてあげることがお悩み相談では一番大切なことなのです。

 

話をきちんと聞いているという態度を見せよう

一生懸命話しているのに、真剣に聞いてもらえないような感じがするのは嫌ですよね。力が入っているような雰囲気も嫌ですが、あなたにお悩み相談をするということは、元々の性格なども含めて自分のことを分かってくれているから選んでくれたはず。

なのに励まそうとかどういうアドバイスをしたら良いかなどを考えながらお悩み相談を受けているとその気持ちが友人に伝わってしまい、素直に話せなくなってしまうことがあるので気をつけてくださいね。

表情が真剣過ぎるのも良くありませんが、ボーっと無表情で聞いているような印象を友人に与えてしまうと、迷惑なのかなとか面倒くさいのかなと感じられてしまうことがあるので、適度に相槌を打ったり視線を合わせたりしながら、お悩み相談をきちんと聞いているという態度を見せるようにしましょう。

 

聞いた話を一緒に整理しよう

あなたにお悩み相談すると決心してからは、どうやってあなたに話せば良いのか考えたのではないでしょうか。しかし、お悩み相談というのは話していると悲しさや怒り、辛さなどを思い出して、時系列が狂って話が前後してしまうこともあります。

だから、話を全て聞いたら友人に確認しながら話を整理していきましょう。そうすることでお互いが客観的に悩みを理解することが出来、考えが纏まりやすくなりますよ。あなたが気になったことも含めてひとつひとつ一緒に整理していくことが友人も納得する考えが出てきやすくなるのです。

実際、時系列や感情がゴチャゴチャになると、あなた自身がきちんとした判断やアドバイスが出来なくなる恐れがあるため、一緒に確認しながら整理をするというのはとても大切な作業なので、それを意識してお悩み相談を受けてくださいね。

 

アドバイスが欲しいのか聞いてほしいだけなのかを判断しよう

話を聞いてもらうだけで気持ちが楽になることってありますよね。今回のお悩み相談も実はアドバイスや答えが欲しいのではなく、ただ話を聞いてもらいたいだけなのかもしれません。

一概には言えませんが話始めよりもある程度話が進んできてからの方が表情が柔らかく穏やかになった場合は、聞いて欲しいだけの可能性が大なので、全て話を聞いた後に、「あなたはどうしたいの?」と今後、友人が取ろうとしている行動や考えを聞き出すだけでOKです。

こういう悩みに対してあなたがいろいろと言う必要はありませんが、共感出来るものなら励ましを、違う場合は自分ならこうするだろうという意見を簡単に述べる程度にしましょう。もしアドバイスが欲しい友人なら、もっと掘り下げて質問してくるのでお悩み相談の意図をきちんと読み取ってくださいね。

 

否定や説教はしないようにしよう

人間ってわがままなもので、自分からお悩み相談をしておきながら否定されたりお説教されるとムカついたりこれ以上話をしたくなくなってしまいます。そもそも自分ではどうしようもないからとお悩み相談をしたのに、否定するとどんどんマイナスな思考に陥ってしまう人が多いのです。

その上、行動や考えに対して説教をされてしまった暁には、あなたのことを憎く感じたり嫌いになってしまうこともありますよ。どんなに考え方が似ていたとしても、全てに共感出来るわけではありません。だから、お悩み相談で友人の話を否定したり説教をするのは絶対にしてはダメですよ。

どうしても間違っているということを伝えたいのなら、嫌われる覚悟ではっきり言うか、他人の経験に置き換えて話をするしかありませんが、言葉を選んで話してくださいね。

 

さて、友人からお悩み相談をされるということは、あなたが常識的な考えの持ち主、もしくは自分の欲しい答えをくれる人だから選ばれた可能性が高いのです。しかし、人の考え方は状況によって変わるので、共感したり望むアドバイスが出来るとは限りませんよね。

そんな時は無理に答えを出す必要はなく、最後まで黙って話を聞いてあげることに専念しましょう。そして、今回のお悩み相談の内容は誰にも話さないことを心に誓ってください。

内緒の話を1人に話したら翌日には倍に、翌々日には更に倍にどんどん話が広まってしまう可能性があると子供のころに言われたから友達の恥ずかしい出来事を他の人にはずっと黙っていたというようなことを毒舌で有名な方がテレビで発言されていましたが、誰にも話さないことがお悩み相談を受ける時の最低限のマナーなので必ず守るようにしましょう。

まとめ

お悩み相談を受ける時は

・ 話を遮らずに最後まで聞こう
・ 話をきちんと聞いているという態度を見せよう
・ 聞いた話を一緒に整理しよう
・ アドバイスが欲しいのか聞いてほしいだけなのかを判断しよう
・ 否定や説教はしないようにしよう


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