お布施で悩んだら必読!知っておきたい一般的知識

お布施で悩んだら必読!知っておきたい一般的知識
お布施とは読経や戒名の謝礼として僧侶へ渡す金品のこと、普段はあまり意識しないお金のため、いざ葬儀や法事法要などでお布施を渡す段になるとお布施の包み方や渡し方に悩みますよね。お布施は宗派やお寺、地域によって考え方や渡し方が異なります。

僧侶やお寺に失礼のないようにお布施を渡すためには、自分が属している地域のやり方に合わせるのが一番ですが、何の知識もなく親戚のおばさんや近所のおじさんに「お布施はどうすればいいのかしら」と聞いて回ってもぴんと来ないでしょう。

お布施のやり方を教えてもらう前に、まずはお布施の一般的知識について知っておきましょう。ということで、今回はお布施で悩む方のためにお布施の一般的知識についてお伝えします。

お布施は読経代ではない!「読経代」や「お布施料」と言わないこと

葬儀や法事で読経してもらうとき、あるいは戒名を頂くときに僧侶に渡すのがお布施ですよね。そのため、「お布施=読経代、戒名代」と考えてしまいがちですが、お布施は読経や戒名の代金・対価ではなく、あくまで「本尊へのお供え」や「僧侶への施し」です。

なので、お布施の表書きをするとき、お布施を渡すとき、「読経料」や「戒名代」、「お布施料」と書いたり言ってはだめ!お布施は、スーパーで品物を買ったときにレジで支払うお金とは全く違うものなのです。

 

お布施は裸で渡さない!奉書紙や白封筒に包むこと

お布施は裸のまま渡してはいけません。必ず、奉書紙に包むか白封筒に入れてくださいね。奉書紙に包むときには、まずは半紙でお金を包み、それを奉書紙で包みます。お布施は相手に不祝儀があって渡すお金ではないので、奉書紙は慶事の包み方をします。

奉書紙の包み方は意外と難しいので、初めての方はいきなり本番に入るのではなく、本番に入る前に、まずはいらない紙で包み方を練習しておきましょう。また、奉書紙には表と裏があるので注意してくださいね。奉書紙のうちつるつるの面が表です。

 

お布施に水引きは不要!白無地の封筒に入れること

奉書紙がないときには白封筒にお布施を入れましょう。お布施を渡すときはお坊さんに不幸があったわけではないので、お香典のように黒白や黄白の水引きは不要です。お布施を入れる白封筒は、「お布施」と表書きのあるお布施専用の封筒、もしくは白無地の封筒を用意してください。

郵便番号の枠も印刷されていない封筒です。お布施には表書きはいりませんが、もし表書きをするときには「お布施」や「御布施」と書いておきましょう。また、白封筒にお布施のお札を入れるときには向きに注意してください。

一万円札なら、封筒の表(表書きをする方)に福沢諭吉の面を向けます。そして、福沢諭吉が印刷されていない側から封筒に入れてください。つまり、封筒からお金をとりだしたとき、まず福沢諭吉が出てくる向きで入れるのです。

 

お布施は手渡ししない!お盆にのせて渡すこと

お布施は奉書紙や白封筒に入れて僧侶に渡しますが、これを渡すときも手から手への手渡しはしません。奉書紙や白封筒に入れたお布施をお盆にのせ、お盆を介して僧侶に渡すのです。

なので、葬儀や法事法要などでお布施を僧侶に渡すときにはお布施と一緒にお盆も用意しておきましょう。お盆を持っていないときには袱紗でもかまいません。お布施を袱紗で包んでください。

 

お布施は僧侶への挨拶の際に渡すこと

お布施を渡して慣れていないとお布施を渡すタイミングが難しいですよね。葬儀や法事の際は、式の始まる前に僧侶に「よろしくお願いします」の挨拶をすることが多いです。お布施はこのときに渡すとよいです。

あるい読経が終わり、僧侶が帰り支度を始める頃に「本日はありがとうございました」といって渡すこともあります。お布施を渡すタイミングは、その場の雰囲気を見て決めるのがよいです。焦らなくても大丈夫、お坊さんだってもらうものもらわないうちは帰りません。

「お布施を出すのは今」というタイミングを必ず作ってくれますから、そのときにお布施を渡しましょう。葬儀会社の方が「今から渡してください」と耳打ちしてくれることもあるので、そのときは葬儀会社の方のアドバイスに従ってください。

 

以上が知っておきたいお布施の一般的知識についてでした。お布施は読経や戒名の代金ではないので、「読経代」や「お布施料」とは言いません。お布施ではお金を裸のまま渡すことはしません。必ず奉書紙か白封筒に入れてください。

このとき、不祝儀袋にお布施を入れないこと!葬儀のお布施だって、お坊さんの側に弔事があったわけではないのですから、不祝儀袋でお布施は渡さないのです。また、お布施は手渡しで渡すこともしません。お盆にのせて渡しましょう。

お布施を渡すのは葬儀や法事の前、僧侶に挨拶するときか、僧侶の帰り際です。僧侶の様子を見ながら、渡すタイミングを見つけましょう。僧侶がお布施を忘れて帰るということはないので、焦らずタイミングを待つとよいです。

まとめ

知っておきたいお布施の一般的知識とは

・ お布施は読経代ではない!「読経代」や「お布施料」と言わないこと
・ お布施は裸で渡さない!奉書紙や白封筒に包むこと
・ お布施に水引きは不要!白無地の封筒に入れること
・ お布施は手渡ししない!お盆にのせて渡すこと
・ お布施は僧侶への挨拶の際に渡すこと


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