将来の夢なんてなくても人生が充実する自分に素直に生きるコツ

夢
将来の夢は何ですかと質問されて、自分にはとくに抱く夢がないとハッとすることがありますよね。夢を持っている人はいつもはつらつとしてゴールに向かって進んでいます。

では将来の夢は充実した人生を送るために必要不可欠なことなのかというと、決してそうではありません。もちろん夢があれば人生の方向性が見つけやすいメリットはありますが、夢を見つけるために毎日努力する人生だってとても魅力的なのです。

しかしただ時間を無駄にして過ごすのではもったいないですよね。日々の行いは自分の人生になにをもたらすか左右する大切な基盤になるので、そのためには充実した人生を過ごすことが大切なのです。

そこで本日は将来の夢がないけれど、自分らしく人生を謳歌する秘訣をお伝えします。

夢はひとつでなくたくさん見つけましょう

将来の夢はパイロットになること、俳優になること、一流大学に入るなど、はっきりした夢を抱く人もいるでしょう。夢を叶えるために何をすべきかわかっている人は、人生のレールが整いそれに向かって進んでいます。

一見そんな人生は憧れる点がありますが、逆に考えると将来の夢にこだわってしまうと実現できない場合に辛い挫折感を抱くことになります。将来の夢を持っていても必ずしも叶うとは限りません。

それよりもひとつだけの夢にこだわらず、いくつも叶えたいことがあれば成功体験が増え自分の自信につながっていくのです。夢はたくさん持つこと、そんな価値観を大切にしてみましょう。

 

ゴールに縛られず自由な発想を大切にしよう

たとえば将来の夢は歌手になること、このようなゴール設定していると夢に向かって努力できる点はとても素晴らしいのですが、それ以外の可能性を発見できないデメリットがあります。

将来の夢を叶えるためには定めたターゲットに向かって人生が進んでいきます。しかしそのターゲットが本当に自分が求めるものなのか、また夢が叶いそれが成功につながるのか。

未来の展開は誰にも想定できませんので、将来の夢を持たずにあらゆる可能性を残しておくことはとても大事なのです。自由な発想は時には自分の隠れた才能を発見するチャンスになるかもしれません。

それが将来の夢とはかけはなれたことでも、最初の計画よりも成功する可能性があるのです。

 

自分に合った人生の方向性を見つけましょう

将来の夢は持つべきなのか、きっと多くの人が疑問を抱いているでしょう。夢とは誰かに強制されて持つものではありません。憧れや理想なども含まれ必ず夢が実現するとは限らず、実際は抱いた夢が叶ったという人は一握りでしょう。

夢を実現する年齢に決まりはありませんし、夢に抱くものは人ぞれぞれ違います。一番重要なのは人生の達成感を持つ気持、そのために無理をして夢を見つけるよりも試行錯誤しながら自分の人生の方向性をその都度変更していくことも素敵です。

なにも考えずに毎日過ごす生活は将来築きあげるものがなく満足できない人生になるかもしれません。将来の夢がなくても自分らしく人生の方向性を考えていく人は、幸せというゴールに向かうのは共通していることなのです。

 

苦手を克服して幸せになろう

将来の夢を実現するためには何度も挫折を体験する過程があります。その都度ゴールに向かいやる気を出すのは、苦手を克服することと同じで充実した生活を送るために大切なポイントといえるでしょう。

将来の夢がなくても苦手を克服することは可能で、高い壁を乗り越えるごとに自分自身がさらに成長していきます。嫌いな食べ物を克服した、ダイエットを成功させたというような苦手意識をなくすことは夢に向かって何度も立ち上がることと同じプロセス。

自分に素直に生きるには人生を少しでも快適にするために嫌いなことや苦手を積極的に減らしていきましょう。

 

将来の夢よりも今の幸福をエンジョイしよう

将来の夢に向かう人は夢が実現するまで幸福が訪れないようなプレッシャーを感じる場合もあるでしょう。しかしそんな毎日を過ごしていると大切な喜びを見過ごしてしまう場面が増え、幸福度が少なくなってしまいます。

将来叶うはずの夢にこだわるよりも、今やりたいこと、楽しいと感じることをどんどん取り入れ幸福な人生を築くための土台作りをしましょう。結果的に大きな物事を成し遂げるよりも、小さな喜びをたくさん感じる心がけも幸福な人生といえるのです。

 

このように将来の夢がなくても長い人生幸福に感じる秘訣は色々あります。いつかは夢に向かって生活したいと考える人も、今はまず自分を知ることからスタートしてください。

持っていないものに対して挫折感を抱くよりも、持っているものに感謝する気持ち。どれほど幸福な人生を過ごしているか、プラス思考になると自分の欲望や願望がいつかはっきりと見えてくるのです。

その時はすでに50代や60代になっているかもしれませんが、夢を持ちそれに向かって努力することにはタイムリミットはありません。それよりも自分に素直に生き、いつか夢との出会いが訪れる日を楽しみにするのも素敵な人生です。

将来の夢がないからと悲観せずに、夢がないからこそできる自由な将来設計を楽しんでください。


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