ハゲの予防には欠かせない5つの食事習慣

ハゲの予防
今現在その気配がなくてもハゲの予防はしておきたいものですよね。もしお父さんやおじいさんがそうだったら、なおさら早いうちからハゲの予防と対策は必要です。

ハゲは男性だけの問題だと思われることが多いですが、実はそうではないって知っていましたか?女性も年齢とともに徐々に薄毛に悩む人が多くなる傾向があり、男女を問わず大勢の人の心を煩わせているのです。

髪が薄くなる要因はたくさんあり、遺伝など対策を立てるのが難しいものもあるのですが、食事習慣の改善は今すぐトライでき、なおかつ重要な対応策。これは実行しない手はありませんね。

ぜひハゲの予防になる食事の仕方を身に付けて、髪の悩みから解放されましょう。男女共に有益な、ハゲや薄毛予防のための健康的な食事習慣をお伝えします。

食べてすぐ寝る習慣をなくそう

遅い時間まで仕事をして、帰宅したときにはもう深夜…。そんなことが続くと、夕食を摂ってすぐにベッドに入ってしまう毎日になってしまいがちですよね。でも、ハゲの予防のためにはいますぐその習慣を改めたほうがよさそうです。

実は、髪の毛を育てる成長ホルモンの分泌が盛んなのは、睡眠中。ぐっすり眠っていても、髪の毛を生み出すためのホルモンは一生懸命働いているのです。ところが、食事を摂ってすぐに寝てしまった場合はどうしても消化・吸収のほうに力を使ってしまいます。

したがって、成長ホルモンが十分に働けず、結果として髪の毛の成長を妨げてしまうことになるのです。夕食は寝る3~4時間前には済ますようにしてハゲを予防しましょう。それが難しい場合は、食べる量を控えめにするなど工夫してみてください。 

 

食べすぎに注意しよう

過ぎたるは及ばざるがごとし。なんでもやりすぎはいけません。特にハゲ予防には食べる量のコントロールは重要です。すでに肥満体形の人は要注意。今からダイエットすることをおすすめします。

肥満がハゲの予防に良くない理由は2つ。ひとつ目は皮脂です。肥満の人は、皮脂が過剰に分泌されます。この皮脂が頭皮の毛穴に詰まり、髪が育ちにくくなったり、抜けやすくなります。

ふたつ目は、血行不良。ハゲを予防するためには頭皮や髪を作り出す細胞にたくさんの血液が必要です。ところが食べ過ぎで肥満の人の場合、消化器官に血流が集まっていることが多く、頭皮まで回ってきません。

結果、髪が生えるための栄養が届かず、ハゲてしまうのです。食べる量は腹八分目に、おやつや夜食など食べる回数を減らして髪に栄養を届けるようにしましょう。

 

外食の回数を減らそう

全てがそうではありませんが、外食は脂っこいものや塩辛いものが多いですよね。また、外で食事を摂るときにはお酒も飲む機会も多いのではないでしょうか。脂の多い食べ物は肥満になりやすく、皮脂の分泌量を増やします。

塩分過多の食事は動脈硬化を招き、血管の機能が衰えて頭皮の血行不良に繋がります。外食だけではなくコンビニの弁当なども揚げ物や味付けの濃いものが多いのでご注意を。食事時に限らず、お酒は控えめにしましょう。

肝臓がアルコールを分解するのはご存知の通りですが、実は肝臓にはほかにも「体に入ったアミノ酸からタンパク質を作る」という重要な働きがあります。

そのタンパク質が髪の毛の原料にもなるのですが、アルコール分解の仕事が多すぎて肝臓が疲れてしまうとタンパク質を作る機能も落ちてしまうのです。お酒はほどほどに、飲みすぎに注意して楽しみましょう。

 

必要な栄養素を見直そう

髪に良い食べ物を知ることは、ハゲ予防にはとても大切なことですよね。髪はタンパク質でできていますので、良質なタンパク質は重要な栄養素です。肉類や魚、卵、乳製品、大豆製品など様々なものに含まれています。

昔から髪に良いとされていた海藻類ですが、ミネラルが豊富に含まれているためにこのように言い伝えられてきたと考えられています。確かにミネラルには新陳代謝のバランスを整えたりする働きがあり、美しい髪には欠かせません。

海藻のほかに牡蠣などの貝類やナッツ類に多く含まれています。ビタミン類は老化防止や血行促進などの効果があります。緑黄色野菜やサバなどの青魚、植物油やゴマなどさまざまな食品に含まれています。

さて、ここまで読んでみたらどのような食事が良いかだんだん分かってきましたよね。「さまざまな食材を適度に、偏りや好き嫌いなく」が大事なんです。体に良い食事はハゲ予防にも良い食事なんですね。

 

糖分は摂りすぎないようにしよう

菓子パンや甘いお菓子が好きな人は、少し控えたほうがハゲ予防になります。ビタミンBは頭皮の血行促進に欠かせない栄養素ですが、実はこのビタミンB、糖分の分解という重要な仕事も兼務しているのです。

糖分をたくさん摂取するとその分解だけで力を使い果たしてしまい、頭皮のほうは後回しになってしまいます。

忙しかったり疲れて甘いものを食べたくなったりすることも多いですが、量は控えめに。糖分をあまり含まないものを代わりに食べるなどして乗り切りましょう。

 

以上がハゲを予防するための食事習慣でしたが、これまでの習慣の中で、何が悪かったか、どの点を改善すればよいかが分かってきましたよね。髪は、体の中でも後回しにされやすい部分です。

直接健康に影響のあるところに必要な栄養が使われ、その上で余裕があれば髪にも栄養が回ってくるのです。ですから、ハゲを予防するためにはまず健康な体を作ることが第一と言っても過言ではありません。

「髪に良い」と言われるものだけ食べていてもダメ。食事を見直して体を健康にすることがハゲ予防への近道と言えます。

食事のせいでせっかくの髪が抜けてしまうとしたらこんなもったいないことはありません。これからはハゲが予防できる食事を摂って、自分の髪を自分で守りましょう。


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