運動中の肘の痛みをすばやく和らげる7つの処置

運動中の肘の痛みをすばやく和らげる7つの処置

肘の痛みの原因は運動中の肘の使いすぎかもしれません。特にテニスや野球、ゴルフ、ボーリングは日本で大変愛好家の多いスポーツですよね。好きだからこそプレーの途中で腕がだるくなったり多少肘の痛みを感じても夢中で続けてしまいます。ですが、突然肘から手にかけて感電したような痛みが走り続けられなくなってしまう・・。

テニス肘は、腕を振るスポーツをする人の多くが体験する肘の痛みです。もしもそんな激しい痛みを感じたら、それが例え試合中であったとしても一旦中断して応急処置をする必要があります。そして事前に正しい処置の方法を把握しておくのは、スポーツをする人にとって、とても大切なことです。そこで今日は運動中の肘の痛みをすばやく和らげる7つの処置をお伝えします。



 

運動中の肘の痛みを
すばやく和らげる7つの処置

 

「R.I.C.E」 まずは基本的な4つの方法をご紹介します。

まずは休憩を取りましょう(Rest)


プレーを続けられないほどの痛みを感じたら肘を使うのをやめて安静にしてください。無理に続行すると、ますます炎症が激しくなり痛みが止まらなくなります。また、プレー中は夢中で気付かず休憩した時に痛みを感じることもあります。こんな場合もプレー再開を避けて応急処置を行ってください。

 

氷などで肘を冷やしましょう(Ice)


痛みが始まった直後は肘の筋や筋肉が炎症を起こして熱を持った状態ですので、まずは冷やして炎症を抑えます。また患部が冷却されることにより痛感神経(痛いと感じる神経)をマヒさせ、痛みを和らげることができます。具体的には氷をビニール袋に入れて肘の周りを冷やしてください。

市販の保冷材や冷却スプレーは人によっては冷えすぎて凍傷を引き起こす可能性がありますが痛みを和らげる点では、氷よりも効果的です。また、緊急時で氷がすぐに用意できない場合は水道の水に肘をさらしてください。

 

氷で肘の周りを押さえます(Compression)


袋に入った氷を肘の外側や内側に当てて痛くない程度に押さえます。肘内部の血管を圧迫することで血流を抑え炎症の悪化を防ぐのが目的です。その際できれば、肘の外側が痛いか内側が痛いかをチャックするようにしてください。その後の治療の参考になります。また、用意できれば包帯やサポーターで肘を巻くのも効果的です。

 

肘を上に挙げて腫れを防ぎます(Elevation)


患部を心臓より上に挙げるのは応急処置の基本中の基本です。特に肘が腫れている場合は血液やリンパ液が傷口から流れ出して溜まった状態になっています。ですから、肘を心臓より高くして患部から心臓に血が戻りやすくするのです。それが患部の炎症を和らげ腫れの悪化を防ぐことに繋がります。
 

「その他の効果的な方法」

 

痛みのつぼを押さえます


曲池:肘を曲げ時に腕の外側の筋肉と筋肉の間に池のようなくぼみがあります。ここが曲池のつぼです。ここを親指の腹でゆっくり回すように押さえます。

手五里:手五里は曲地を親指で押さえた時の人差し指の付近のくぼみです。曲池と同じく回すように押さえてください。

足のつぼ:肘の痛みに効くつぼは足の裏にもあります。ちょうど土踏まずの真横に位置していますが、探すのが難しいので土踏まずの横のあたりをマッサージするような感覚で押していきます。右の肘が痛い時は右足、左が痛い時は左足です。

 

手首の運動をしましょう


右肘が痛い場合、まず腕をゆっくり曲げます。次に肘から2〜3センチ下を左手の親指と人差し指で軽くつまむように押さえます。これで準備は完了。そのまま手首をくるくる回してください。右に2〜3回まわして次に左にまわしてを繰り返します。ゆっくり回してくださね、あんまりブンブン回したらだめです。痛みが和らいでくるまで続けてください。(これ、案外効きますよ)

 

消炎剤の散布も効果的です


もしもの肘のトラブルに供えて消炎剤を準備しておきましょう。外用鎮痛消炎剤の種類はアンメルツ(小林製薬)、フェイタスローション(久光製薬)、サロンメチール(サトウ製薬)などが有名ですが薬局でよく説明を聞いてから選ぶようにしてください。※スプレー式のサロンパスもけっこう効きますよ。
 

緊急処置後の対応について

 

病院で検診を受ける

まずは病院に行くことをお勧めします。肘痛を見てもらえる病院は総合病院の整形外科や個人整形クリニック、整骨院などがありますが整骨院ではレントゲンが取れません。それに町の総合病院は通院によるリハビリに対応していない所がありますので、もしも近くにあれば個人の整形クリニックがいいようです。

 

プレーの前後にストレッチをしましょう

肘の痛みが完治するまで、その原因となったスポーツを禁止するのに越したことはありませんが、そうもいかないという人は練習前後に必ずストレッチを行ってください。一番簡単で効果のある方法は、まず腕を下方向に一杯に伸ばします。次に手を開いて手首を外側にそらして5秒間〜10秒間、次に内側にそらして5秒間〜10秒間。

今度はその手を外側にねじり5秒間〜10秒間静止、そして最後に内側にねじって静止します。どうですか?痛いですか? このストレッチで激しい痛みが走るようなら、まだスポーツは禁止です。ある程度気になるぐらいであれば最近は肘への衝撃を吸収してくれる便利な肘サポーターがありますので、スポーツ用品店で聞いて見てください。

それと、肘に負担がかかるということは多分フォーム自体に問題がありますね。コーチの先生やインストラクターに見てもらってフォームの見直しを行ってください。肘が治ってもそのままのフォームだと、また繰り返しになりますよ。

 

いかかでしたか。今回は運動中に肘が痛くなった時の処置の方法についてご説明しましたが肘の痛みを感じたら、まず休むこと、そして冷やすことです。痛みが取れても必ず一回は病院で見てもらってください。その後は治療とストレッチ、フォームの改善を行ってください。肘の痛みを感じたらがまんしないで!適切な対応を行いましょう。

 

今日のまとめ

運動中の肘の痛みをすばやく和らげるには

・まずは休憩を取りましょう
・氷などで肘を冷やしましょう
・氷で肘の周りを押さえます
・肘を上に挙げて腫れを防ぎます
・痛みのつぼを押さえます
・手首の運動をしましょう
・消炎剤の散布も効果的です

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