【体に悪い食べ物】子どもに食べさせたくない7つの食品


お菓子やレトルト食品など、日常に何気なく購入している食品でも、テレビや新聞などで「添加物」という言葉を耳にすると、心配になりますよね。

時間が足りない現代人にとって、簡単に、栄養のある食事を用意するためには、色々な工夫が必要です。調味料から何から、一から準備して食事を支度をするには、莫大な時間と手間が必要になるのです。

世の中には食品をキレイに見せるためや、長持ちさせるために様々な添加物が使われています。ですが、この添加物、その効果があるだけに、とても危険な面も兼ね備えているのです。

自分の子どもだからこそ、体に悪い食べ物から守ってあげたいですよね。そこで今日は、子どもに食べさせたくない食品について、成分や危険性などを解説します。

菓子パンなどマーガリンが使われている食品

最近新聞などでも話題になっているように、菓子パンに含まれているマーガリンやショートニングは、外国では禁止されている国が増加しています。

そのマーガリンに含まれているのがトランス脂肪酸という物質です。トランス脂肪酸は、悪玉コレステロールの増加による心臓病、動脈硬化などの発症、他にも肥満やアレルギー、アトピー、婦人病などの危険性があるとされています。

他国で禁止されている影響もあり、日本でも使用を控える方針を明らかにしている企業が増えてきたほどです。体に悪い食べ物として、広く認知されています。

 

添加物がいっぱいで、塩分も非常に強い、カップ麺

体に悪い食べ物として、すぐに連想されるのが、カップ麺などのインスタント食品ではないでしょうか。カップ麺には上記でも紹介した、トランス脂肪酸や、増粘多糖類などが添加物として使われています。

また、容器に使われているスチレンという成分についても、環境ホルモンとしてリストアップされていた時期もあり、少量であっても水に溶け出し有害であると言われています。他にも、油で揚げてあったり、塩分が強かったりなど、決して体に良い食品とは言えないでしょう。

 

ハム、ウィンナーなどは発色を良くする危険な添加物が

ハムやウインナーなどの加工肉は、その殆どが食品添加物の亜硝酸ナトリウムが使われています。

肉は空気に触れると黒っぽく色が変わるため、そのまま加工したのでは店舗に陳列される頃には美味しそうに見えなくなってしまいます。亜硝酸ナトリウムは変色を防ぐ効果があるため、より新鮮に見せるために多く使われているのです。その他にも、O-157やボツリヌス菌の繁殖を抑えるなどの作用もあるのです。

ですが、その一方で、亜硝酸ナトリウムは劇物指定されているほどの毒性の強い物質です。人間ではわずか2gで死に至ると言われています。食品添加物として決められている量で加工されていますが、体に悪い食べ物には違いないため、頻繁に口にすることは避けたいところですね。

 

合成甘味料や糖類が非常に多い、清涼飲料水は水がわりに飲んでしまうことも

合成甘味料のステビアやアスパルテームなどが多く含まれている清涼飲料水の飲みすぎも体に悪影響を与えます。合成甘味料は特にゼロカロリーの清涼飲料水に多く含まれており、これらは腎臓機能障害を起こしたり、うつ病になる確率をおよそ30パーセントも上げてしまいます。

また、近年ではペットボトル症候群といった急性の糖尿病症状が出る事も注意喚起されています。清涼飲料水を水がわりに飲み続けてしまうことで、慢性的に高血糖になり、それが引き金となります。

 

虫歯になりやすい糖分が多く、口に残りやすいチョコレートなど

食べると虫歯を作ってしまうのだから、子どもにとっては十分「体に悪い食べ物」と言えるでしょう。虫歯になりやすい食べ物は3つの条件があります。

砂糖が多く含まれていて、食べるのに時間がかかり、口に残りやすい、と言ったものです。虫歯菌は口の中にある糖分で活発になるため、この条件が当てはまる食品は避けたいものです。

特に虫歯になりやすいと言われている食べ物が、チョコレート、クッキーやキャラメルなどです。他にも、糖分が多いジュースなどは、phが低いため、口の中を酸性にさせてしまい、これも虫歯を作る原因になりうるでしょう。

 

アレルギーなどの危険性が指摘される、遺伝子組み換え食品

害虫や病気に強い作物を育てる為に、近年取り入れられている遺伝子組み換え食品も、体に悪い食べ物として懸念されています。

これらは、作物に人為的に遺伝子操作をして開発された植物などから作られた食品で、多くはトウモロコシやジャガイモ、大豆などです。危険性としてはガンや白血病、免疫力の低下やアレルギー症状が挙げられます。

遺伝子組み換えの食物は殆どがアメリカやブラジルなどで作られているため、輸入品に多く使われていると考えても良さそうです。食品の成分表示は必ずチェックしましょう。

 

強い成分で消毒されている、カット野菜

野菜の消毒、殺菌などのために洗浄していますが、そこで使われているのが次亜塩素酸ナトリウムです。次亜塩素酸ナトリウムは、私たちの身近では台所の除菌剤に使われていたり、プールや浴場の消毒に使われている成分です。

野菜の変色を防いだりなどの効果もありますが、消毒の後に水で洗浄しても、野菜の繊維に成分が残ってしまいます。

次亜塩素酸ナトリウムは、使用したとしても添加物として表示させる義務が特にないので、体に悪い食べ物として見分ける判断も難しいものになってしまいます。

 

こうして様々な食品の危険性ばかりを挙げていくと、どの食品も危険なものばかりだと購入するのを警戒し過ぎてしまうかもしれません。

ですが、これだけ体に悪い食べ物に敏感になっている現代だからこそ、原料や添加物について対策や改良をおこなっている企業も沢山あります。消費者が積極的に自分の口に入る食べ物の安全性について考え、キチンと情報収集をして選択すれば、体に悪い食べ物を回避することができるでしょう。

体に悪い食べ物といっても、色々な面があります。発がん性のある物質や、アレルギーの原因と考えられるもの、病気や不妊の原因になるものです。その他にも、栄養素として、塩分が強すぎたり、脂分、糖分などの過剰摂取による健康被害も考えられます。

添加物だけを注意して避けるのではなく、栄養全体を考えて、子どもに健康的な食生活をさせてあげることが理想ですよね。

まとめ

【体に悪い食べ物】子どもに食べさせたくないのは

・トランス脂肪酸の含まれているマーガリンやショートニング
・脂分や添加物、容器も危険なカップ麺
・劇物指定されている成分が使われる加工肉など
・糖分や合成甘味料が非常に多い清涼飲料水
・虫歯の原因になるチョコレートやキャラメル
・輸入食品で気をつけたい遺伝子組み換え食品
・消毒成分が残っている可能性があるカット野菜


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