苦手な人と仲良く接することほどツライと感じることはありませんよね。しかし、全く関わりを持たない訳にもいかないのが現実です。一度苦手だと感じてしまうと、その人は「苦手な人」として認識してしまうため、どうしても距離感を縮めることが難しいですよね。苦手な人と接することがいつしかストレスになってしまうことも・・・。
しかし、いつまでも苦手なままではいつか、困ったことが起こるかもしれません。人間関係は時に複雑ですが、ちょっとしたコツで仲良くなることもあるのです。上手な人間関係のコツをつかめば、苦手な人と同じ空間にいてもストレスが溜まりにくく、有意義な時間を過ごすことができるでしょう。それでは、今回は苦手な人との付き合い方についてお伝えします。
苦手な人と上手に付き合って
人間関係の悩みを解決する方法!
思い込みの可能性もアリ!もう一度何が苦手なのかを考え直す
苦手な人だと思っていても、改めてどこが苦手なのかを考え直してみると、思い込みの可能性だったことが意外と多かったりするのです。うわさ話や第一印象で思い込んでしまったり、勝手なイメージが独り歩きをしてしまっていることがあります。改めて苦手な人のことを再び見直すことで、本当に苦手だったのかを知ることができるでしょう。
改めて思い直してみると、相手の良さにも気が付くものです。良さを知るだけでも苦手意識は薄れていきますよね。改めて思い直しても、やっぱり苦手な人だったと感じた場合は、なにがきっかけで苦手になったのかを振り返ってみましょう。
相手の良いところと苦手なところを思い出していくと、なんとなく絡みにくかった苦手な人の性格も把握できるようになっていきます。相手の性格が把握できれば、苦手な人でも上手く交わせるコツを身につけることができるでしょう。
苦手意識を持たないように心がける
苦手な人と接するとき、苦手だからとつい意識をしていることはないでしょうか。意識をしてしまうと、どうしても「苦手」という感情から回避できなくなってしまいますよね。自ら苦手な人に壁を作っている状態なので、どうしても過剰に反応してしまいがちです。これでは、相手も同じような感情を抱いてしまう可能性が高いでしょう。
お互いが苦手だからと言って、壁をそれぞれ作ってしまっては意見交換も会話もきちんとできませんよね。まずは、苦手意識を捨ててください。苦手な人と接する理由があるならば、感情を前面に出してしまっては落ち着いて話し合うこともできません。割り切ることが求められますので、一度感情は心の奥に閉じ込めておきましょう。
意識をしなければ、感情も高ぶることはありませんし、苦手な人とも割り切ることで冷静に向き合えることができます。
一人でなんとかしようと思わない
苦手な人との距離を縮めたいと、無理をすると逆効果を生むことがあります。もしかしたら自分がいけないのかもしれないと、いつも以上に気を使いながら苦手な人に接してみようと無理をしすぎてはいないでしょうか。ここで気を付けていただきたいのが、「いつも以上に」気を使ってしまうことです。気の使いすぎは余計なストレスを増やしてしまいます。
なんとかしなければと自分自身を追い詰めようとするのはよくありません。苦手な人から、アクションを起こすまでは様子を伺いましょう。初めにいろいろ考えてシュミレーションをしてしまうから、違った展開に参ってしまうのです。苦手な人の行動は、その時になってみないとわからないことが多いので、その場の判断で動いた方がストレスも最小限に抑えることができるでしょう。なにも考えずに、接することが一番自然体でいられることでしょう。
表面上の付き合いのみで深入りしない
苦手な人に対して、ほとんどの方が行っている対策が「深入りしない」ことではないでしょうか。深入りをしてしまうと、後が大変になってしまうのが目に見えているからですよね。表面上だけの付き合いでも、仕事の間だけなどある程度の線引きをしておくだけで気持ちが楽になりますよ。時間で決めてもいいでしょう。自分の中でモヤモヤが積もってしまうと、ストレスの処理が大変です。
ですから余計なことは聞かない、言わないことを心掛けて接していきましょう。苦手な人との距離感を一定に保つことで、お互いの関係も友好的のままでいられるはずです。苦手な人だと感じてしまうのは、相手の嫌な面を見てしまったり、生理的に受け入れられない何かがあったときが原因ということが多く、時間が経過しても苦手意識が消えないケースも多く存在します。
苦手な面を見ないようにするのも一つの手段ですが、間に第三者を交えて交流するのも良いかもしれません。
いかがでしたでしょうか。苦手な人と付き合うのは、とても勇気がいることです。関わらないようにしていくのも選択として考えられますが、自分自身の成長にもなりますので、苦手な人とどう接していけばいいのかを探し出していきましょう。苦手だと思わないような工夫や見方ができるようになると、また接する楽しみが見つかり苦手な人と一緒にいても楽しくなっていきます。
自分自身の苦手意識をなくすこともひとつの課題になりますが、深く考えてしまうと空回りをしてしまうので、何も考えずに飛び込んでしまいましょう。これくらいの勢いがあれば、苦手な人とも違和感なく接していくことができるはずです。深く考えても、人間関係の答えは出てきません。第一印象が苦手な人だったとしても、いつしか打ち解ける時が来るかもしれません。
ちょっとしたきっかけで、人間関係は変わっていきます。心の目でみて不快にならない人間関係を築いていきましょう。
まとめ
苦手な人と上手に付き合うには
・苦手な人だと思い込みの可能性は?もう一度相手をよく見てみる
・苦手意識をはじめから持たずに接する
・事前に脳内でシュミレーションなどを行わないで、その場の判断で行動する
・深入りせずに表面上だけの付き合いを心掛ける