職場に気の合わない人がいるとき、会社に行くのが嫌になってしまいますよね。一緒に仕事したくない人と上手くやっていくために、私たちはどのように行動すればいいのでしょうか。
私たち大人は、毎日をなるべく快適に過ごすためにも、気の合わない人とも上手くやらなくてはいけません。しかし一緒に仕事したくないほどに、嫌いな相手と毎日顔を合わせることは苦痛です。
嫌いな人ばかりを意識して、つまらない職場にしたくなければ、明日からでも以下の7つのポイントを試して、「苦手な人」を流せる人間になってください。やってみると意外と簡単で、「なんであんな小さなことに悩んでいたのだろう」と拍子抜けしますよ。
職場での苦痛を軽減し、あなたの職場環境を少しでも良くすることが、あなたの少しの努力で可能になるのです。それでは、一緒に仕事したくない人と上手くやっていくコツをお伝えします。
一緒に仕事したくない人と
上手くやっていくコツ!
大きな声であいさつをする
まずは基本の挨拶です。「一緒に仕事したくない」「出来れば会いたくない」と思っていると、相手が近くに来ても、無意識で無視しようとしてしまいます。しかし一緒に仕事したくない相手であっても職場の同僚に変わりはありませんよね。毎日の顔を合わせたときの挨拶を大きな声でするように心がけてください。
嫌いな相手だからこそ、しっかりとあいさつをして、お互いの関係をプラスにもっていく努力が必要だからです。大きな声に気おされて、相手も挨拶を返してくれたら合格点です。一日の最初の難関をクリアしたと考えてください。
相手の目を見て話す
挨拶の時ももちろんですが、仕事などで口をきかなくてはならない時、きちんと相手の目を見ていますか?一緒に仕事したくないほどに嫌っている相手ならば、もしかするとあなたの方から目をそらしているかもしれません。それではますます関係が悪化します。ますます「一緒にいたくない!」と願う間柄になってしまいます。
それを回避するためにも、きちんと相手の目を見て話す努力をしてください。真っ直ぐに目を見て話すことで、相手の中のあなたの印象が、少しは良くなるはずですから。
他人のうわさ話をしない
職場内で嫌いな人間がいたとしても、その悪口やうわさ話を同僚などにもらさないように注意してください。他人のうわさ話をする人は軽蔑される傾向にあります。また、一緒に仕事したくないと願う相手の耳に入ると、その相手はますますあなたにとって脅威になります。
何事も起こさないためにも、相手のうわさ話を職場ですることは避けるべきです。
「ありがとう」をきちんと伝える
一緒に仕事したくない相手であっても、感謝の気持ちはきちんと伝えるべきです。仕事で助けてもらったときなど、大きな声で相手の目を見て「ありがとうございました」と堂々と言えれば、どんな人間関係でも上手にこなしていけるはず。
ちっぽけなプライドや卑屈さが邪魔をして、「ありがとう」さえ満足に言えない大人が多いのですが、感謝の気持ちは人間関係を良好にするためにとても大切なものです。
「ごめんなさい」と頭を下げる
上述した「ありがとう」と同様に大切なのは、「ごめんなさい」です。もちろん職場や目上の人に対しては「すみませんでした」「申し訳ありませんでした」というセリフになりますが。感謝の気持ちと同様に重要なのは、謝罪の気持ちです。ミスをしたからといって、いつまでもぺこぺこしている必要はありません。
しかしけじめとして、きちんと周囲に頭を下げる行為は必ず必要です。一緒に仕事したくない相手であっても、筋を通すことは必ず必要ですよ。堂々と対峙してこそ、あなたの中での苦手意識もちっぽけなものとなっていくからです。
仕事だけの付き合いだと割り切る
一緒に仕事したくないと嫌う相手は、所詮は職場だけの付き合いです。「友だちにならなくてはいけない」と言われているわけでもないのに、重く考える必要はないのです。その場限りの付き合いで、携帯の番号を知らせる必要もなければ、一緒に出掛ける必要もないのです。職場で上手くしのげばいいだけなのですよ。
苦手な人間の影響力は大きく、「いやだなぁ」と思いつめるほどに生活全体が重くなってしまうのですが、それは考えすぎというものです。職場だけの数時間、嫌な気持ちを表面に出さずに付き合おうと割り切って考えてください。
仕事をきちんとこなしていく
一緒に仕事したくないと嫌う相手が職場にいると、集中力がそがれて仕事でミスをしてしまうことがあります。しかし「嫌いな相手」と「仕事」のどちらに集中力を使うべきかは、おわかりですよね。嫌いな相手などに意識を向けるひまがあったら、目の前の仕事を必死にこなしてください。
一緒に仕事したくないと思うほどに嫌な人物であれば、あなたの足を引っ張るなどの嫌がらせをするのかもしれません。しかし一生懸命仕事をこなすあなたの姿を認めてくれる相手も、必ずいるはずです。人間関係に悩もうが、仕事に対する集中力だけはしっかりと意識してくださいね。
さて、職場に一緒に仕事したくないほどに嫌いな人がいるときに、上手に人間関係を築いていく方法を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
職場での人間関係は、周囲の環境にも大きく作用されますが、基本的な行動をきちんとしていれば、それほどに悪化はしないはずです。挨拶をきちんとすること。「ありがとう」と「ごめんなさい」をサボらずに伝えること。そして相手の目を見て堂々とそれらを言うこと、などを守っていれば、一時期悪化した人間関係も次第に修復できるものです。
そして職場は人生の「ほんのひと時」であることを常に頭に置き、嫌いな人との付き合いも「その場限りでいいのだ」と割り切る姿勢を貫いてください。多くの大人が同じように、苦手な人との付き合いをこなしているのです。あなたにできないはずはないですよ。がんばってください。
まとめ
一緒に仕事したくない人と上手くやっていくコツ!
・大きな声であいさつをする
・相手の目を見て話す
・職場内で嫌いな人のうわさ話をしない
・「ありがとう」をきちんと伝える
・「ごめんなさい」と頭を下げるべきときには下げる
・仕事だけの付き合いだと割り切る
・嫌いな人にかまけすぎずに、仕事をきちんとこなしていく