お互いに真剣に交際していたら「彼女と結婚したい」と考え始めるのは、ごく自然な流れといえますよね。ですが恋愛と違って結婚となるといろいろなことが変わってくるもの。けして恋愛の延長という気持ちだけで続けていけないのが結婚生活です。
せっかく彼女と結婚したいとまで思うほど真剣にお付き合いをしているのに、気持ちや認識の違いからすれ違いを招き、うまくいっている現状をみすみす壊してしまっては元も子もありませんよね。あなたが彼女との結婚を視野に入れ始めたように、彼女にも彼女の思いがあるかもしれません。
そこで今回は、彼女と結婚したいと思ったら、なにはともあれまず、彼女に確認しておきたいポイントについてお伝えします。
彼女と結婚したいと思ったら
まず確認しておきたい5つの事
彼女が「結婚」についてどう考えているか
愛情云々ではなく、そもそも彼女が結婚したいと思っていなければ話になりませんよね。もしかしたら今は仕事やあなたとの恋愛関係、友人関係が充実していて結婚自体を視野に入れていない可能性もありますし、「今はまだ考えられないけれど、○歳くらいには結婚したいかも」と漠然とした人生設計はあるかもしれません。
真剣に想っているからこそのあなたの考えも、情熱に任せて押し付けた結果ぎくしゃくしてしまっては本末転倒です。
まずは彼女が結婚したい(ゆくゆくは、だとしても)と思っているのか否かを確かめるところから始めましょう。その際は「結婚を考えられない=あなたに対する愛情がない」というわけではないことを念頭に置くようにしてくださいね。
お互いの「価値観」が合うかどうか
彼女と結婚したいと思ったら「お互いの価値観」について確認しておきましょう。離婚の理由として「性格の不一致」が圧倒的に多いように、価値観が合わない・相容れない・理解しあえない結婚生活ほど苦しいものはありません。
「好きなものや趣味が合う」のは喜ばしいことですが、それよりも重視したいのが「嫌いなものやこと・常識が合うかどうか」です。恋愛関係の時はさほど気にならない、もしくは見逃すことができる「気になる点」は、生活を共にする結婚生活となると嫌でも目についてくるものに変わります。
また、互いの趣味や価値観に対して理解や尊重を示せるか否かも大切なところ。彼女と結婚したいと思ったら、普段の会話や態度などからこういった点を観察してみたり、話し合ったりするとよいでしょう。
相手の「金銭感覚(お金の使い方)」はどうか
彼女と結婚したいと思ったら、金銭感覚やお金の使い方についても把握しておきましょう。あなたが「人間関係や仕事関係を円滑にするための必要経費」と考える「交際費」を、彼女は「無駄遣い」ととらえるならば、いざ結婚した時に事あるごとに口を出されることになりかねません。
反面、今までデートに思う存分使っていた費用を、今後のための貯蓄に回すべく節約し始めたら「結婚する前はプレゼントしてくれたり、おしゃれなところでデートしていたのにケチになった=愛情がなくなった」と受け取られてしまうこともあります。
もちろんこの逆もしかり。彼女のお金の使い方や考え方について、あなたが不満に思う可能性も否定できませんよね。実際に結婚したらまた考えが変わることも多々ありますが、彼女と結婚したいならば、ある程度相手の考え方を知っておくことが大切です。
結婚したら「仕事はどうしたい」と考えているか
彼女は家庭に入っても仕事を続けたいタイプですか?それとも仕事量を減らして家庭メインになりたいタイプでしょうか。また、仮にあなたが転勤族である場合は、毎回ついてきてくれそうですか?
彼女と結婚したいなら、彼女の「仕事についての考え方」を知っておく必要がありますちなみに、現代社会において共働きになるなら、家事の分担は必至です。いまや「家事は女の仕事」なんて言ってられません。あなた自身にその覚悟があるのかどうかも今一度考えてみてくださいね。
他にも「子供ができたら?」「お互いの親兄弟に何かあったら?」など、いろいろ先のことまで見つめていかなくてはならないのが結婚です。
彼女と結婚したいと思ったら、そういった具体的な部分も視野に入れて、一度「彼女の考え」と「あなたがそれに同意できるかどうか」を確認しておきましょう。
彼女と「家族の関係性」はどうか
彼女と結婚したいと思った時に、切っても切れない問題が「お互いの家族」です。恋愛は2人だけの問題ですが、結婚となると家同士の結びつきになります。
お互い絶縁でもしていない限り、必然的に、相手に家族がくっついてくるのです。彼女と結婚したいと考えたならば、親兄弟や親族との関わり方についてもきちんと見極めておかなくてはなりません。
彼女もしくはあなたが実家べったり・実家優先、ではまず結婚生活は成り立ちませんし、かといってどちらかが我慢を強いられるような生活は遅かれ早かれ破たんします。
また、お互いの親から祝福されるか否かも重要な問題。義理・実問わず、結婚生活における「親兄弟などが絡んだ場合のトラブル」は、巷にあふれかえっていますよね。
基礎を作り上げるのはもちろん当事者2人ですが、そこに外部からの干渉が少なからず影響してくるのが結婚と覚えておきましょう。
いかがでしたでしょうか。「彼女と結婚したい」という熱や夢に水をかけるようなお話になってしまいましたが、「結婚生活とは、現実を見続けて生きること」です。
良くも悪くも恋愛関係だったときは当たり前だったことが、結婚となるとそうはいかなくなることが多々あります。お互いに愛し合い好きだからこそ結婚したはずなのに離婚が後を絶たないのは、結局のところ「こんなはずじゃなかった」と思うことが年月とともに増えていってしまうからでもあるのです。
せっかく「彼女と結婚したい」と思えるほどの人に出会えたのですから、その絆を末永く紡いでいくためにも、今のうちから、しっかりと彼女の意思や性格、価値観などを確認しておきましょう。
まとめ
彼女との結婚を考えたら確認しておきたいこととは
・ 彼女が「結婚」についてどう考えているか
・ お互いの「価値観」が合うかどうか
・ 相手の「金銭感覚(お金の使い方)」はどうか
・ 結婚したら「仕事はどうしたい」と考えているか
・ 彼女と「家族の関係性」はどうか