妻の不倫が原因で離婚する前に取っておきたい対応策

妻の不倫が原因で離婚する前に取っておきたい対応策
妻の不倫が原因で離婚するというケースも増えてきていますよね。厄介なのは、離婚が成立する日までの話し合いです。お互いに、情が冷めてしまったということなら、離婚の話し合いも最小限の力で済むでしょう。

ただ片方の不倫となると、問いただしても簡単に不倫を認めることはないので、苦しい日々が続きます。不倫を認めたら認めたで、そのあとは心からの怒りが込み上げてきます。まさに泥沼状態になります。

離婚するにあたって、不利になったり、有利になったりするのは、確実な証拠次第です。本当は見たくないものまで見ることになります。それでいて、冷静になることが不可欠です。そこで今回は、妻の不倫が原因で離婚する前に取っておきたい対応策 についてお伝えします。



 

妻の不倫が原因で離婚する前に
取っておきたい対応策

 

妻の不倫の証拠


妻の不倫で離婚する場合、妻の不倫の証拠があった方が良いです。妻は簡単には不倫を認めずに、すぐに離婚に応じないからです。証拠を集めている時には怒りが込み上げて殴りたくなることがありますが、妻の不倫で、あなたが有利に離婚するためには耐えるしかありません。

ほとんどの場合、探偵に依頼して証拠集めをすることになります。不貞行為があったかどうかは、言い逃れできない証拠が必要だからです。妻と不倫相手がいっしょに食事をしている写真だけでは不十分なのです。

一般的なホテルなら、いっしょの部屋で就寝したという証拠が必要です。ラブホテルの場合なら、いっしょに出入りした写真や映像は有力な証拠となります。また、メール、ライン、SNS、手紙などの文章などでも、肉体関係があったとわかるような文章があれば証拠として使いやすくなります。

 

慰謝料について


妻の不倫で離婚するのですから、夫であるあなたは慰謝料を請求する権利があります。慰謝料の相場は、過去の判例が参考になります。100万円~300万円と考えておきましょう。芸能人の離婚の慰謝料の金額は、一般人には参考になる金額ではありません。

慰謝料の金額の変動は、相手が女性(妻)だから低くなるということはありません。あくまでも、支払い能力で判断されます。妻の両親が支払うというケースもあるようです。妻の不倫相手への慰謝料の請求することは可能です。その場合も、100万円~300万円と考えておきましょう。

 

親権について


妻の不倫で離婚する場合であっても、妻の方に親権が行くことを覚悟しておきましょう。不倫での離婚であっても、子どもに対する愛情がないとは言えないからです。離婚の問題と親権問題は全くの別物と司法では考えられています。

子どもの親権を夫が持つことができるケースは、妻が子どもに虐待をしていた、妻が育児放棄をしていた、子どもが父親に付く意志がある、夫が日ごろから育児を行っていた、という場合です。妻から夫へのDVがあった場合は、今後子どもに暴力をふるう恐れがあると主張できます。

 

精神状態のシュミレーション


妻の不倫で離婚する場合、嫌いになって離婚したわけではなく、不倫が許せないという気持ちで離婚したので、あとで自分の気持ちに気づく場合があります。やっぱり、妻のことが忘れられない、今でも妻のことが好きだ、そんな思いに苦しむ人も少なくありません。

一人になった淋しさや昔の仲が良かったころの思い出のせいで、妻への未練が消えないのかもしれません。妻が不倫相手と幸せになる姿を想像してしまって、みじめになってしまって、仕事もうまくいかなくなるケースもあります。離婚後の精神状態のシュミレーションもしておきましょう。

 

財産分与の予習


財産分与は、不倫をした事実とは無関係として扱われます。結婚した後に形成された財産は原則として均等に分割されます。妻の不倫で離婚をしたというのを考慮するとしたら、慰謝料の代わりに慰謝料と同額分を財産分与から差し引くという形になります。

財産分与の対象となるものものは、現金、預金、各種保険、土地、建物などの不動産、家財道具、電化製品、退職金、年金、自動車、住宅ローンなどの負債などです。対象とならないものは、相続した財産、贈与を受けた財産、日常的に各々が使うもの、別居後に取得したものなどです。

 

以上、妻の不倫が原因で離婚する前に取っておきたい対応策についてお伝えしました。協議離婚、調停離婚の場合は、お互いの同意が必要となります。それで決着しない場合に審判離婚となり、家庭裁判所が決定を下します。

この決定に納得できなくて不服申し立てをすると、最終段階の裁判離婚となります。地方裁判所が決定を下します。慰謝料、財産分与、子どもの親権、養育費などについて、争う形になります。

近くに住まれるのが嫌で遠くに引っ越して欲しいとか、離婚成立するまでの生活費を払うなど、主張する内容もケース・バイ・ケースになるので、離婚問題を得意とする弁護士に相談するのがベストです。そして何よりも、不倫をされて有利に離婚するなら証拠が必要です。

 

まとめ

妻の不倫が原因で離婚する前に取っておきたい対応策

●不貞行為の証拠を集める。
●慰謝料の相場は、100万円~300万円と考えておく。
●妻の方に親権が行くことを覚悟が必要。
●離婚後の精神状態のシュミレーションをする。
●財産分与の予習をする。

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