女の心理を理解して、夫婦の仲を末長く円満に保つ術


夫にとって女の心理ほど難しく理解しがたいものはありません。思いがけない一言で妻を怒らせてしまうこともしょっちゅうですよね。

「俺は男だ!女の心理なんか理解できるか!!」という気持ちはよく分かりますが、はなから理解することを放棄したのでは夫婦の仲を末長く円満に保つことはできません。

夫婦円満のためには、相手を理解する努力が必要不可欠!努力を怠ってはいけないのです。奥さんといつまでも仲良くいたい方、老後は妻と二人で穏やかな毎日を過ごしたいという方、突然の離婚や熟年離婚を回避するためには、「女の心理」は必須科目です。

「女の心理」から逃げないでくださいね。そこで今日は、女の心理を理解して夫婦の仲を末長く円満に保つ術をお伝えします。

 

女の心理を理解して、
夫婦の仲を末長く円満に保つ術

 

中身がない会話こそが夫婦円満の秘訣!何気ない会話を大切にする

男性にとって会話は、「業務連絡」や「解決策を見出すため」「意思疎通のため」というように、目的を持ったものであることが多いです。

しかし、女の心理では「会話に内容や目的は不要」、意味のない言葉を並べて時間をつぶすことこそが女性にとっては大切なのです。

「隣の夕食はカレーだ」とか「芸能人の不倫だ」とか、あなたにとっては意味のないことを延々としゃべり続ける奥さんにうんざりすることはあるでしょう。

中には、鳥のさえずりだと思って聞き流しているという方もいるのでは?しかし、夫婦円満のためには会話をおろそかにしてはだめ、あなたにも我慢の限界はあるでしょうからできる限りでよいです。

奥さんのしゃべることに耳を傾け、相槌を打ち、ときにはうまい合いの手を入れましょう。会話を楽しむ夫婦は夫婦円満になるほか、夫婦ともにボケにくくなりますよ。

 

相手の言うこと、することに共感・肯定する

女の心理では、「共感」こそが大切です。女性同士の会話では「わかる、わかる」「私も~」という合いの手がよく入りますよね。

女性にとって「共感・肯定してもらう」ということは幸福感を感じるためにはとても重要なポイントです。一方男性、男性は「相手を否定すること」から入る方がとっても多い!「君は間違っている」「僕は同意できない」というのが口癖になっていませんか?

奥さんのやることなすことに、ダメ出しばかりしていては、奥さんは幸福感を覚えることができません。夫婦円満のためには、「相手に共感する・相手を肯定する」ことが大切!自分の意見を言う前に一言、「君の言う通りだよ」「一理あるね」と入れるようにしましょう。

 

スキンシップでのコミュニケーションを大切にする

長年連れ添った夫婦では、「今更スキンシップなんて」と恥ずかしいかもしれません。でも、人間も動物ですもの、お互いの体を触ってするスキンシップはコミュニケーションの基本です。

「今更キスやハグはちょっと。奥さんだって嫌がるよ」という方、まずは手をつなぐことから始めましょう。散歩のとき手をつないだり、腕を組むだけで、恋人気分を取り戻すことができますよ。

女の心理からいっても、めっきり女扱いをしてくれなくなっていた夫が急に「手をつなごう」と言ってくれたり、腕を組んでくれたりするのはうれしいもの、忘れかけていた女心が蘇るというものです。

 

仕事<家庭であることを明確に示す

何も、仕事よりも家庭を優先しろ!土日は仕事に行かないで!と言っているわけではありません。「家庭も顧みず仕事をするのはけっこうなこと。

ただ、仕事をがんばるのは家族や妻のためであってほしい」のです。女の心理では、「夫にとって自分や子供が一番である」はとても大切なこと、これは心理というよりも子育てをするために備わっている本能です。

動物を見てもそうですよね。メスは「子供のために脇目もふらずエサを探し持ち帰ってくれるオス」「子供のために敵と戦ってくれるオス」を選びます。

そのくらい、子供のために働いてくれるオスでなければ、安心して子供を産み育てることはできないからです。「家庭よりも仕事が大切」「家族以上に大切なものがある」と言った時点で、妻はあなたを信じられなくなり、あなたと一緒に家庭を築いていくことに不安を覚えます。

夫婦円満で過ごすためには「仕事<家庭であることはもちろん、妻や子供が一番大切だよ」ということをきちんと示しておきましょう。これは、仕事だけでなく自分の親と妻を天秤にかける場合も同じですよ。

 

いつでも感謝の気持ちを忘れない

夫婦は持ちつ持たれつ、あなたが我慢したり妥協したりしているのと同じだけ、妻も妥協や我慢をしています。「こっちだって我慢しているのだから、妻も僕にこのくらいのことはしてくれて当たり前」という考え方・態度では夫婦仲はうまくいきません。

「感謝」の気持ちを忘れないようにしましょう。特に女の心理では、「ありがとう」と言葉で感謝を伝えてもらうのはとてもうれしいもの、弁当作りのために早起きする苦労もその一言で報われるというものです。

あるハンバーガー屋さんで「スマイル0円」という文句がありましたが、「ありがとう」という感謝の言葉を言うのはタダですよね。

照れくさかったり、意地を張って「ありがとう」を言わない、「言わなくても感謝の気持ちは伝わるだろう」という思い込みは夫婦仲に影を落とします。

夫婦仲のためには「ありがとう」の言葉は大安売りでOK、どんなささいなことでも「ありがとう」と口に出して言うようにしましょう。妻は「おちょくって」と眉をしかめるかもしれませんが、心の中では「憎めない人」と思っているはずですよ。

 

いかがでしたか。

以上が、女の心理を理解して夫婦の仲を末長く円満に保つ術でした。まずは、会話・言葉を大切にしましょう。食事の最中やティータイム、あるいは散歩の途中、会話を面倒くさがらないでください。

男性はとかく会話に意義や目的を持たせたがりますが、女性にとっては意義や目的は二の次、言葉を交わし相手とコミュニケーションをとるということ自体が人間関係を良好に保つために大切なことなのです。

さらに、男性は「言わなくても分かってくれる」という期待を持ちがちですが、言葉にしなければ相手には何も伝わりません。

奥さんには「ありがとう」という感謝の気持ちを言葉にして、こまめに伝えましょう。「ありがとう」「こちらこそ」の会話だけで、その日一日、夫婦にとってとても心地よい時間を過ごすことができます。

 

まとめ

女の心理を理解して夫婦の仲を保つには

・ 中身がない会話こそが夫婦円満の秘訣!何気ない会話を大切にする
・ 相手の言うこと、することに共感・肯定する
・ スキンシップでのコミュニケーションを大切にする
・ 仕事<家庭であることを明確に示す
・ いつでも感謝の気持ちを忘れない


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