ひそかに実年齢が気になってくるお年頃、となるとせめて見た目年齢だけでも若く見られたいものですよね。同じ年齢なのにいつも若々しく見られる人、かたや老けて見られてしまう人。その違いはどこにあるのかというと……実はとってもありふれていて、それでいてついつい手を抜きがちになってしまう場所ばかりなのです。
そこで今回は、あなたの女性の魅力を高めるのに大切な5つのポイントについてお伝えします。ここさえ押さえておけば見た目年齢が3歳は確実に若返る!かもしれません。
いや若返ります、たぶん。さぁ、ここで普段のあなたを振り返ってみてください。忙しさにかまけておろそかになってしまっている部分がないか、この機会にチェックしてみましょう!
見た目年齢が
老けて見られる人の5つの特徴
猫背と下向きの目線は見た目年齢を一気に引き上げます
見た目年齢が若い人は、共通して背筋がしっかりと伸び、目線が前を向いています。なかなか自分では気がつかないものですが、姿勢が悪いと重心がおなかやお尻にいってしまうため、ポッコリおなかと背中のぜい肉がつき放題のメリハリのない体形になってしまいます。
まずは姿勢を正して、その状態をキープしてみましょう。おへその下に力を入れて、頭のてっぺんからつられているようなイメージでぐっと胸を張ります。
いざやってみるとけっこう全身の筋肉に力を入れなくてはならないと感じるのではないでしょうか。猫背や足を開いて座るといった崩れた姿勢は見た目年齢を老けさせる最大要因です。
前からの見た目には気を配っても、後ろ姿がおブスではもったいないことこの上ない!これだけでも見た目がだいぶ変わるものなんですよ。
手入れのなされていない髪や手は老けた印象を与えます
メイクをいくら頑張っても、潤いのないパサついた髪の毛は一気に見た目年齢をあげてしまいます。ぼさぼさだったりばらついた白髪があると、周囲に生活に疲れた印象を与えることに。
せめて休憩時間に髪をとかす、白髪は根元から切る(抜くと毛穴や頭皮にダおメージを与えます)、などの対策をこまめに行いましょう。
染めるのも1つの手ですが、あまり明るい茶色などはかえって老けて見られやすくなります。自然に見えて自分に合う色合いを美容院で相談してみるとよいですね。
また、けっこう注目されるのが実は「手」。ここは年齢が如実に表れます。しっかりとハンドケアを行うのも見た目年齢を若返らせるためのポイントです。
「若いつもり」が「イタイ人」認定につながっていく恐怖
見た目年齢は、過去への執着度合いに比例します。今まで着こなせていた服、メイク、髪形……なのに、ある日急に「あれ、似合わない?」と認識したときがターニングポイントです。
人間は変わらないようで少しずつ変わっています。当然変化に応じて似合う服や髪形、化粧も変化していきます。
この部分を受け入れられず、結果的に見た目とファッションのギャップが大きくなればなるほど「イタイおばさん」として街中で後ろ指をさされてしまうはめになるのです……これはぜひとも避けたい案件ですよね。
見た目年齢を若返らせるコツは、無理して若い世代のファッションにしがみつくことではなく「あなた自身に似合う」ファッションを選ぶこと。
そのためには友人や美容院などのスタッフに客観的なアドバイスをもらうのも1つの手と言えるでしょう。
人は恥じらいを忘れた時点で老け込んでいきます
見た目年齢が老けているというより「完全にオバサン化している」と見られてドン引かれるのが「マナーのない言動」です。
・ところかまわず話し声がやたらとでかい
・下ネタ話に恥じらいなくのってしまう、むしろ自分から提供してしまう
・話題に健康ネタが増えてきた
・割り込み
・自己主張当たり前
・他人の悪口で盛り上がれる……などなど。
なぜか年齢とともに一般常識も欠落していく人をお見かけしますが、あなたも「気づかないうちにその仲間に入っていたかも」なんて思い当たる節があるなら今すぐ改めましょう。
ちなみに見た目年齢が若い人は、身のこなしやマナーがきっちりしている人でもあるようですよ。さて、見た目年齢を気にするということは、実年齢も十分「大人」なはずですよね。となると最低限のマナーや一般常識は、知らないでは済まされないところに差しかかっているはずです。
ズバリ!感情に振り回される残念さは高齢を連想させます
俗にいう「瞬間湯沸かし器」。些細なことですぐにカッとなったり、他人に当たり散らしたりする人がいますが、あの行動は見た目年齢が老けて見えるだけではありません。
場合によっては陰で更年期障害などを疑われているかもしれませんよ。ヒステリックな人、威圧的・暴力的な人……ここに「無自覚」という特徴が加わってしまったら確実にアウトです。
感情のコントロールができにくいというのは高齢者の特徴の1つでもありますし、そのイメージに直結させるような言動をとってみすみす見た目年齢を上げることもないでしょう。
最近キレやすくなったと感じたら要注意。カッとなったときに深呼吸をするなど自己対策をとるように心がけましょう。
いかがでしたでしょうか。
身近に潜む、見た目年齢を上げる罠を上手にかいくぐっていきましょう。また、ここであげた特徴を正反対にとらえればそのまま見た目年齢を若返らせる対策にもなります。
どうせ実年齢を変えることはできないのです。だったら見た目年齢だけでも若く見せたいものですよね。大切なのは無理をしないことです。
例えば10代の肌に40代が張り合うのはなかなか難しいでしょう。ですが、10代には10代の、40代には40代の魅力があります。
その魅力に気づいてどれだけ引き出せるかが老けて見えるか若く見えるかの境界線になるのです。度を越えた若作りは相手に余計な心配や距離を与えてしまいがちです。
常識がないのはもう論外ですよね。この機会にちょっと我がふりなおして、内面も外見も若返りを目指しちゃいましょう!
まとめ
見た目年齢が老けて見られる人とは
・ 猫背と下向きの目線は見た目年齢を一気に引き上げます
・ 手入れのなされていない髪や手は老けた印象を与えます
・ 「若いつもり」が「イタイ人」認定につながっていきます
・ 人は恥じらいを忘れた時点で老け込んでいきます
・ ズバリ!感情に振り回される残念さは高齢を連想させます