目の下のたるみを改善して、いつまでも若々しい目元でいたいですよね。全然眠くないのに「眠そう」と言われたり、涙袋どころか目の下がおちくぼんでどす黒い、昔よりも頬骨や目が飛び出ているような気がするというのは、全て気のせいではなく、目の下のたるみが原因です。
また、目の下のたるみは目元だけでなく顔全体の印象を左右します。目の下がたるむことで、その下にある頬もたるんで見えるし、ほうれい線も目立ってしまいます。目の下のたるみは老け顔の原因なのですね。
ということで、今回は目の下のたるみを改善していつまでも若々しい顔をキープするために、休憩時間に取り組む5分間体操をお伝えします。目の下のたるみを改善したい方、ぜひ参考にしてください。
目の下のたるみを改善する☆
休憩時間に取り組む5分間体操
大きな口で「あいうえお」顔全体の表情筋を動かすこと
目の下のたるみの大きな原因が表情筋の衰えです。表情筋は目周りにある眼輪筋だけでなく、頬や口元、額など顔全体の筋肉がつながっています。これらの表情筋を動かし、刺激することで、眼輪筋を鍛えることができ目の下のたるみを改善することができます。
ということで、まずは口を大きく開けて「あいうえお」、口や頬をしっかり動かしましょう。このとき、口や頬だけでなく、目や額にも表情をつけることが大切!眼輪筋を刺激します。顔全体を動かすことで、目の下だけでなくほうれい線やフェイスラインのたるみも改善できますよ。
リンパ腺をマッセージ、顔の老廃物を排出すること
耳の下、首の左右にあるリンパ腺を手のひらで優しくマッサージしてください。リンパ腺をマッサージすることで、リンパの流れがよくなり、顔にたまった老廃物や不要な水分を排出することができます。老廃物や不要な水分がたまると、顔の血行が滞り、顔の細胞に必要な栄養が届きません。
その結果、新陳代謝が遅くなったり、皮膚の下にあるコラーゲンが減少、目の下がおちくぼんだりたるんだりしてしまいます。リンパ腺をマッサージして、老廃物は排出!代わりに、目の下や目の周りに栄養たっぷりの血液を送りましょう。
目の下に保湿クリームを塗って、指先で優しくマッサージすること
目の下のたるみは、皮膚の下にあるコラーゲンの減少が原因の一つです。コラーゲン入りの保湿クリームや美容液を目の下に塗ったら、皮膚に浸透させるイメージで指先で優しくマッサージしましょう。
このとき、こすり過ぎたり皮膚を引っ張ったりすると、シミやシワができてしまうので、あくまで優しく、なでるようにマッサージしましょう。もみこむというよりも、上からおしこむというイメージで!トントンと指先で目の下をタッピングしてください。
また、指の腹を目の下に優しく当てておくのも効果的です。手の体温で目の下を温めることで、美容成分が皮膚に浸透しやすくなるし、目の周りの血行もよくなりますよ。
下まぶたを鍛える体操をすること
眼輪筋を鍛えることで目の下のたるみを改善することができます。まずは、口を「お」の形にします。鼻の下も伸ばしてください。目線は上に向けて、目の下を伸ばします。
そのまま、下まぶたを引き上げてください。ちょうど「まぶしい!」という表情です。この表情を5秒キープしたら力を抜きましょう。目線を上に向けるときには、額にしわができないように注意してくださいね。
最初はちょっと難しいかもしれませんが、くりかえし練習するとできるようになります。額にしわができてしまうときには、手のひらで額を押さえておくとよいかもしれません。
目をぎゅっと閉じて開けるを繰りかえすこと
眼輪筋を鍛え目の下のたるみを改善するためにはまぶたを動かすことが一番!ということで、目をぎゅっと閉じてぱっと開くを繰り返してみてください。目を閉じるときには、目だけでなく鼻も目に寄せます。
そして、目を開くときにはぎゅっと入れていた力を抜きます。眼輪筋を縮める・弛緩させるという動作を繰り返すことで、眼輪筋を鍛えることができ目の下のたるみを改善することができます。
また、この体操は目の下のたるみだけでなく、上まぶたのたるみや目尻のたるみにも効果がありますし、眼精疲労にも効きますよ。
最近、アイラインを引いた端からまぶたでにじんでしまう、上まぶたが重くなったせいか目が小さくなったという方、あるいは、パソコンの画面を見過ぎて目がチカチカするという方、ぜひお試しあれ。
いかがでしたか。以上が、目の下のたるみを改善する5分間体操でした。目の下のたるみを改善したいときには、まずは顔全体の表情筋を動かすことから始めてみてください。
特に、普段笑ったりおしゃべりすることの少ない方、表情筋が衰えていますよ。口を大きく開けて、表情筋をしっかり動かしましょう。さらに、リンパ腺をマッサージすることで、顔の老廃物を排出、顔全体の血行をよくしておきます。
目の周りの皮膚はとても薄くデリケートです。目の下をマッサージするときは、こすりすぎに注意してください。目の下のたるみを改善する体操は、鏡を見ずにやるのがおすすめです。
鏡があると、目線がどうしても鏡に向いてしまうため、正しい目線をキープできません。自分の変顔を見てもおもしろくないでしょうから、目の下のたるみを改善したいときは、宙を見ながら体操しましょう。
まとめ
5分間の体操で目の下のたるみを改善するためには
・ 大きな口で「あいうえお」顔全体の表情筋を動かすこと
・ リンパ腺をマッセージ、顔の老廃物を排出すること
・ 目の下に保湿クリームを塗って、指先で優しくマッサージすること
・ 下まぶたを鍛える体操をすること
・ 目をぎゅっと閉じて開けるを繰りかえすこと