「肌をきれいにする方法」について、ちょっと検索をかけるだけでもいろいろと出てきますよね。いろいろ出てきすぎて何から始めたらよいのかわからなくなってしまったりして……。当然、エステやマッサージなどにお金をかければかけるだけ、質の良いケアを受けることは可能です。
ですが、お金をかけて特別なことをあれもこれもと取り入れなければキレイになれないなんていうのはナンセンス!真に大切なのは、基本的なケアの継続なのです。
というわけで、「お金も暇もないわ」なんて言い訳は、今この場でおしまいにしてしまいましょう。そこで今回は、あなたの肌を美しく保つためにぜひとも心がけていただきたい「日常生活の中に潜んでいる、肌をきれいにする方法」についてお伝えします。
悪い習慣をやめるだけでできる、
肌をきれいにする方法
「ちょっとそこまでだから」と油断をしない
「ほんの数分だから」「すぐそこに行くだけだから」……いつもはきっちり気をつけてUVケアをしている人でも、ご近所となると油断しがち。なんと9割近くの女性が、短時間の外出の場合は特にケアをしていないのだそうです。
かくいう筆者もその1人ではありますが、肌をきれいにする方法という観点から見たら当然、これはNG。そもそも紫外線は天気に関係なく出ていて肌にダメージを与えています。
家の中にいても浴びているくらいなのですから、涼しかろうが短時間だろうが、紫外線のダメージが肌に蓄積されていないわけがないのです。
たとえ今は大丈夫でも、それが3年後・5年後になって表れくるとなれば……考えたくないですよね。とはいえ常にがっつりUVケア、というのもなかなか大変です。
そこで、手軽に使えるパウダータイプや、スキンケア用品にUVケア効果が含まれているものを使うだけでもだいぶ違いますよ。肌をきれいにする方法は、先を見据えて行うことでより効果を発揮します。
夜更かしやうたた寝は美容の敵と心得よ
どんなにサプリなどを取り入れても、高級エステを繰り返しても、肌をきれいにする方法として「質の良い睡眠」に勝るものはありません。
22時~2時までが「美のゴールデンタイム」と言われていますが、この時間帯の間に寝るようにするだけでも違います。といっても寝てればいいというものでもありません。ちゃんと横になりましょう。
「ソファなどでうたた寝」は睡眠のうちに入りませんので気をつけてくださいね。疲れがたまると肌もくすみます。ハリやツヤもなくなります。
鏡に映った徹夜明けの顔を見て「しまった」と思ったことがある人、多いのではないでしょうか。余裕があるなら寝具に気を配ってみるのも一つの手。肌をきれいにする方法は、あなたの心身の疲労をしっかりととってくれる方法にもつながるのです。
一気に老けたくなかったら、メイクは意地でも落とせ
「夜遅くまでの残業」「おつきあい」「飲み会」本当に毎日お疲れ様です。が!疲れて(もしくは気持ちよく酔っぱらって)帰ってきて、ちょっと一休みで横になったつもりがそのまま寝落ち……それ、ダメ、ゼッタイ!!
メイクをしたまま寝てしまうと皮脂や埃・化学物質などとファンデーションが混ざったまま肌で酸化し毛穴に詰まります。これが肌荒れや吹き出物、毛穴の開き、黒ずみなどのもとになるのです。
こんな嬉しくない作用、頼まれたってお断りですよね。肌をきれいにする方法、というかもはや鉄則。それは「メイクだけは意地でも落とせ」です!
どんなに疲れていてもめんどくさくてしかたなくても、スキンケアは必ず行いましょう。肌をきれいにする方法の最低限として、せめてメイクを落とすところまでは最後の力を振り絞ってくださいね。
皮脂の取り除きすぎはかえって肌に良くないと知れ
暑い時期は特に、肌のべたつきが気になるところですよね。あぶらとり紙でこまめに皮脂を取り除いたり、気になるたびに洗顔をしたり。一見女子力が高い行為のようですが、これ、かえって逆効果です。
実は皮脂は肌を保護するためには必要不可欠。それをこまめに取り除いてしまうと肌は外からの刺激に耐え切れず、結果として肌荒れや赤みなどにつながってしまいます。
また、あなたの体が「皮脂が足りていない」と判断してしまいさらに過剰な皮脂分泌につながるということもあります。
適度な皮脂で肌を保護するためにも、肌をきれいにする方法の一環として行うなら「日中、べたつきが気になったときは水やぬるま湯でさっと洗う程度にとどめる」「あぶらとり紙は軽くテカリが取れる程度でやめる」ようにしましょう。肌をきれいにする方法もさじ加減が大切です。
エアコン要注意。常に保湿を忘れるべからず
肌をきれいにする方法において重要なポイントは「保湿」ですよね。冬は乾燥への意識が強くなるのでケアも率先して行うのですが、盲点は「夏」。エアコンで外から・発汗などで内部から、と実はかなり肌の水分が奪われているのです。
肌をきれいにする方法・対策としてメイクの上から使える化粧水やミストを持ち歩き、使用するとよいでしょう。暑いとべたついたりもするのでついつい化粧水だけで終わらせてしまう人もいるようですが、暑い時期だからこそ化粧水で肌に取り込んだ水分を、乳液やクリームでしっかり肌に閉じ込めるよう心がけたいものです。
某サロンスタッフの方からお話を伺ったところ、夏のダメージは確実に秋以降に表面化してくるのだそう。「あとからシミやくすみに泣かないためにも、夏のケアはしっかりしておいた方が良いですよ」とのことでした。また乾燥は季節を問わず皺の原因になるとも。普段から保湿を意識していきましょう。
いかがでしたか。
日常生活のちょっとした習慣を改めるだけで肌をきれいにする方法になりえることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
もちろん、これらのポイントに加えてエステやマッサージなどを受けられればさらに効果倍増です。今は仕事帰りなどに気軽に立ち寄れるサロンも増えましたね。
自分のご褒美に検討してみるのもよいかもしれません。肌をきれいにする方法は、なにも特別なことばかりではありません。ですが持続するのはなかなか大変だったりもしますよね。
「やらなければならない」と思うとちょっと負担になってしまいます。1日頑張った自分への癒しや労わりとして位置づけて、ゆったりした気持ちでお肌のケアをしてみるとよいでしょう。
まとめ
肌をきれいに保つための生活習慣とは
・ 「ちょっとそこまでだから」と油断をしない
・ 夜更かしやうたた寝は美容の敵と心得よ
・ 一気に老けたくなかったら、メイクは意地でも落とせ
・ 皮脂の取り除きすぎはかえって肌に良くないと知れ
・ エアコン要注意。常に保湿を忘れるべからず