美肌化粧品は本当に使って良い?4つの間違いと正しい知識

美肌化粧品は本当に使って良い?4つの間違いと正しい知識

「美白化粧品を使っても、なかなか効果が現れない!一生懸命、美白しているのにシミが少しも薄くならない…」「毎日、気をつかっているのに、美白化粧品の使い方や選び方が間違っているのかな…他に原因があるのかしら…」多くの女性が、そのように美白について悩んでいるのではないでしょうか。春から夏にかけての紫外線によるシミも気になりますよね。

それなのに「シミは消えませんが、予防はできます」とお店などで言われたことはありませんか。また、「敏感肌には、美白化粧品が効きにくい」とも言われますよね。美白やスキンケアは案外難しいことが多いです。今回は、美白化粧品について、正しい知識をお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

 

美肌化粧品は本当に使って良い?
4つの間違いと正しい知識

 

美白化粧品とは

誤解されがちですが、美白化粧品は肌を色白の人のように白い肌にする化粧品ではありません。美白とは、肌のシミを目立たせなくする事で肌全体を白く見せるということです。根本的に肌は白くなりませんし、色黒の人が色白になるようなことはありません。

美白と明記されている化粧品さえ使えば、シミが消えて肌が白くなるというのは間違いです。美白化粧品に多く含まれるビタミンCやプラセンタ、コウジ酸などではシミを消すことはできません。シミを消す効果のある成分は、ハイドロキノンです。とても刺激の強い成分なので濃度に注意してください。5%以上含まれている製品は、長期間に渡って使用すると、副作用の出る危険性が高いです。

ドクターズコスメを選ぶようにしましょう。また、美肌というのは、色が白いからいいということではありません。色黒でも、シミや色むらの無い綺麗な均一な色なのかどうかが焦点です。肌が黒目でも、色むらが無ければ美肌なのです。間違った考えで美白ケアをしていても、美肌になることは難しいので注意しましょう。

 

敏感肌と隠れ敏感肌

敏感肌には美白化粧品が効かない理由というのは、角層のバリア機能が弱まっているので、紫外線の刺激をうけやすくなっているからです。シミの進行が早く、メラニンが生成しやすいので、美白対策が追いつかないという状態になってます。自分が敏感肌だという自覚がない人も美白化粧品が効かない場合は、実は敏感肌なのかもしれません。例えば、夕方になると化粧がくずれやすくなるということはありませんか。

ちょっとしたストレスで肌の調子が悪くなる。
生理前は肌の状態が不安定になる。
季節の変わり目に肌があれる。
洗顔後、肌がつっぱる感じがする。
皮膚のカサつきがあり、粉をふいたようになる。
アトピー性皮膚炎と診断されたことがある。

これらの中で、一つでもあてはまるようなら、保湿力の高い敏感肌ケアができる製品で、美白対策を同時にできるものが理想です。

 

日焼けのケア


日焼けしたあと、すぐに美白化粧品を使うのは間違いなので注意しましょう。
美白化粧品は刺激が強いからです。日焼けによって炎症を起こしている状態の肌に美白化粧品を使用すると、ヒリヒリと刺激を感じたり、肌のトラブルに繋がったりする恐れがあります。日焼けをしてしまった後は、まず冷やしましょう。保冷剤や氷を使う場合は、直接肌にあてるのではなく、タオルに巻いたり氷のうを使ったりしましょう。

全身であれば冷たいシャワーを浴びて冷やしましょう。肌のほてりが治まってきたら、敏感肌用の肌に低刺激な化粧水・乳液・保湿クリームを使って保湿してください。この時に水ぶくれができている場合やヒリヒリとした痛みが治まらなかった場合は、病院で薬を処方してもらいましょう。何日か経って炎症が治まるまでは、美白化粧品は使うのはやめましょう。

 

日焼け止めと美白化粧品

紫外線から守る日焼け止めとメラニン色素の生成を抑制する美白用化粧品を比べると、美白に効果があるのは日焼け止めの方です。日焼け止めで紫外線を防いでいれば、メラニン色素の生成を防ぐこともできます。

肌が黒くなるもとであるメラニン色素は、紫外線を防ぐために作られます。紫外線を浴びる量が少なければ、メラニン色素の生成が自然と抑えられます。どちらかを優先するなら、美白用化粧品より日焼け止めです。もちろん、日焼け止めを使ったあとで、美白用化粧品でケアすれば、さらに美白に効果があがります。

 

美肌のためには、スキンケアさえしておけば良いわけではありません。食事と睡眠も大事です。タンパク質、ビタミン、ミネラルなど、栄養バランスの整った食事を心がけましょう。肌の新陳代謝は、夜中の睡眠中に最も活発になります。特に、夜の10時から2時までの4時間は、肌にとっては重要な時間です。スキンケアとしては、余分な角質や皮脂を取り除いて、毛穴の奥の汚れまで取りましょう。

余分な角質と角質を取り除くことで、肌がきれいになるだけでなく、正常な新陳代謝のサイクルも整ってきます。その上で、化粧水や乳液で保湿をすると、潤いのある肌を保つことができます。また、日差しに1分以上当たるなら、日焼け止めが必要です。

紫外線を浴びて3分もしないうちに、肌が黒く変化し始めるという研究データがあります。人によっては1分後には肌が黒く変化し始めます。私たちが考えているよりも早いので、要注意です。紫外線から肌を守りましょう。

 

まとめ

美白ケアの間違いと正しい知識とは

・美白化粧品は白い肌にする化粧品ではありませんので注意しましょう
・敏感肌は敏感肌ケアと美白対策が同時にできる製品を選びましょう
・日焼けのあと、すぐに美白化粧品は使わないようにしましょう
・美白化粧品より先に日焼け止めの方を使いましょう


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