仕事や家庭の事情などで遠距離恋愛になってしまうことは、今の時代めずらしい事ではないですよね。「離れていても大丈夫だよ。」と、互いに誓い合って遠距離恋愛は始まります。
さみしくても、辛くても、愛し合い、様々な壁を乗り越えていく、“ドラマのような遠距離恋愛像”を少なからずとも描いてしまうものです。しかし、実際にはじめてみると、目に見えない大きな不安や壁が生じ、遠距離恋愛=会えない・さみしい・辛いといったネガティブな感情が溢れ出してきます。そして、問題を解消しきれずに別れてしまうケースがよくあるのです。
“遠距離恋愛”は、離れているという物理的条件が作用し、人の感情を通常の恋愛の心理状態よりも大きく揺らしてしまいます。感情がマイナスに大きく揺れてしまったとき、修復することができず、絆が壊れてしまうのです。そこで今日は、遠距離恋愛をうまくいかせるための秘訣、『遠距離恋愛の秘訣・互いの絆を強める7つの方法』をお伝えします。
遠距離恋愛の秘訣
互いの絆を強める7つの方法
遠距離恋愛の期間を決めよう
仕事や家庭の事情で遠距離恋愛を強いられたとはいえ、恋愛も道連れに強いられた状況に任せていては、将来の見通しが付かず、スタート時点から不安を招きます。そこで遠距離恋愛をいつまで続けるのか、その秘訣は二人の間で遠距離恋愛に期間を設けることが大切です。
本当の予定を立てることは、諸事情も加わり難しいと思いますが、二人の間の区切りとしての期間で構いません。目標の期間が存在すれば、「○年後まで」と我慢する励みにもなりますし、「あと○年間待ったら」と楽しみにも変えられます。また、この期間を二人で考えることは、将来を見つめ合うとても良い機会になるのです。
通常の恋愛で、改めて向き合って将来の話しをしようと切り出すのは、気持ちの温度差や照れなどが邪魔をしてタイミングを逃しがちです。その点、遠距離恋愛は遠距離恋愛の期間を決めるということを前提に、互いに将来の気持ちを確認し合い、絆を深めることにとても効果的なのです。
定期的にコミュニケーションを取ろう
今は携帯電話、メール、SNSと手軽にコミュニケーションをとる手段がたくさんあります。しかし、手軽さゆえ、内容が軽薄になり、傷つけあう引き金になるのです。そして、軽薄なコミュニケーションによって遠距離恋愛をこじらせてしまいます。
例えば、忙しいときには返事を後回しにしてしまったり、知らず知らずのうちに端的・ぶっきらぼうな内容になり、相手に不安・疑い・不快感を与えてしまったりすることです。コミュニケーションを取る際には、ある一つの重要なポイントがあります。愛情を伝えることはもちろんですが、何よりも、相手の状況を配慮し、落ち着いて返事のしやすい時間帯を見計らって行うということです。
そうすることで、「メールしたのに全然返信がこない!」「返信の内容がうすい!!」などといった、不安や不満を自ら引き起こすことを防止できます。絆を強めるコミュニケーションづくりの秘訣は、ただ一方的なものではなく、相手の状況を配慮したコミュニケーションが効果的なのです。
デート(会える日)の間隔を決めよう
遠距離恋愛の最大の課題は『会いたい時に会えない…』です。しかし、会えた時には、会えなかった時の、不安や寂しさや心配は一瞬にして吹き飛びます。それだけ遠距離恋愛において“会う”ということは二人の絆を強めます。
何かの事情一つで、会う機会を一度失うと、そのままズルズルと延期になりがちです。例えば、3か月に1回・半年に1回など、デート(会える日)の間隔を決めておくと延期防止に効果的です。
また、「定期的に会う」と決めたことを実現し続けることで、お互いの約束を守り続けることになり、互いの絆をより一層深め合うことができるのです。
遠距離恋愛を好きになろう
遠距離恋愛を好きになるといわれても、容易なことではないですよね。そこで、まずは、遠距離恋愛=会えない・さみしい・辛い こういったネガティブな考え方を意識的に止めてみてください。
遠距離恋愛=会うことができる!うれしい!幸せ!離れていているのに大好き!と置き換えてみてください。会いたい時に会えない分、さみしい気持ち、辛い気持ちが強い分、会える日というのは特別な日となり、通常の恋愛よりも幸せ感はとても大きくなります。
遠距離恋愛が出来ていることが特別なことなのです。このように、遠距離恋愛のネガティブな考えを意識的に止めることで、遠距離恋愛をしていることが楽しくなり徐々に好きになる秘訣です。
記念日やイベントを大切にしよう
お誕生日・付き合った記念日・クリスマス・バレンタインなど、記念日やイベントは互いの絆を深め合う良いチャンスです。「会えない」「時間が無い」からと言っておろそかにするのはNGです。普通の恋愛においでも、記念日・イベントのお祝いやプレゼントは絆を強める最強のアイテムです。
当日会うことが出来ればもちろん良いのですが、どうしても都合が付かないといった場合にはどうしたらよいのでしょうか。それは、宅配便を使ってプレゼントを贈ってみることです。遠距離恋愛ならではのサプライズで、思い出に残る素敵なプレゼントになることでしょう。
『近接の要因』に気を付けよう
“近接の要因”とは、心理学的に近くにあるもの同士はまとまりやすい、つまり、近くにいる人を好きになりやすいといったものです。不思議なことに、近くにいる人は精神的にも負担が少なく、好きになりやすいというのです。
遠距離恋愛において、寂しさに負けて近くに好きな人ができてしまうことは、人間の心理上よくあり得る事です。でも、そんな時には安易に近くの人に心を許さず、まずは“近接の要因”の可能性を疑ってみてください。より一層、大切な相手がだれであるかを見つめ直すことができるはずです。
相手を信用しよう
相手を信用するという事は、相手を疑わないという事です。不安から生じる疑いというのは、心の中で暴走する傾向にあります。根も葉もない事実や誤解は、恋愛をダメにしてしまいます。遠距離恋愛をうまくいかせるためには、相手を信用することが必要不可欠です。相手を信用しているカップルは自然と信用し合い、また、信用し合うこと自体が、遠距離恋愛に良いサイクルを生み、互いの絆を深める秘訣です。
いかがでしたか。遠距離恋愛の秘訣・互いの絆を強める7つの方法をお伝えしました。遠距離にいる恋人を大切に思い、絆を強め、その恋人と幸せになりたいと願うのであれば、是非試してみてください。そして、遠距離恋愛の秘訣をマスターして、恋愛を楽しみ無事に卒業できたら、それは二人の揺るぎない絆となることでしょう。
今日のまとめ
遠距離恋愛の秘訣
互いの絆を強める7つの方法
・遠距離恋愛の期間を決めよう
・定期的にコミュニケーションを取ろう
・デート(会える日)の間隔を決めよう
・遠距離恋愛を好きになろう
・記念日やイベントを大切にしよう
・『近接の要因』に気を付けよう
・相手を信用しよう