ふくらはぎ痩せできゅっと引き締まった脚を手に入れたいですよね。ふくらはぎが太くなる主な原因はむくみ・脂肪・筋肉太り、ふくらはぎの中身が水分か脂肪か、それとも筋肉かという違いです。
ふくらはぎの筋肉は、意識しないと使わないインナーマッスルや腹筋と違い、歩いたり走ったり飛び跳ねたり、あるいは立ったり座ったりするだけで使います。
使わない筋肉を引き締めて脂肪を落とすのは簡単ですし短期間で結果も出やすいですが、普段からよく使っている筋肉をさらに鍛えるのは難しいこと、過酷な筋肉トレーニングをしてもそれに見合った結果が出ないことが多いです。
これでは長続きしません。ふくらはぎ痩せは過酷な筋肉トレーニングよりも、日常生活の中で無理なく続けることができるトレーニングがよいですよ。ということで、今回はふくらはぎ痩せに効果テキメン!電車でできる10分運動をお伝えします。
ふくらはぎ痩せに効果テキメン!
電車でできる10分運動☆
つり革手すりなし!自分の脚で立つこと
ふくらはぎ痩せのためには、ふくらはぎの筋肉を使うことが一番!ということで、つり革や手すりではなく自分の脚で自分の体を支えましょう。つり革や手すりを持たずに電車の中で立つときには、つま先を若干外に向け、腰を落とすイメージで両足の中心に骨盤をキープします。
骨盤やその上にある上半身が左右どちらかに傾いていると、バランスを崩しやすいので注意してください。がたがたと揺れる電車の中でバランスを保ちながら立ち続けることで、ふくらはぎ痩せの効果がありますし、インナーマッスルも鍛えることができます。
ただし、電車が発車した直後と停車直前は、揺れが大きくなるので気を付けてくださいね。「危ない」と思ったら、すぐに手すりにつかまりましょう。
かかとを上げたりおろしたりすること
かかとを上げたりおろしたりすることで、ふくらはぎから足首にかけての筋肉をきたえることができ、ふくらはぎ痩せ効果、さらにはきゅっと引き締まった足首も手に入れることができます。駅の停車中や転倒の心配がない揺れが小さいときを狙って、かかとを上げたりおろしたりしてみてください。
このとき、お尻にぐっと力を入れると、お尻からふとももにかけての筋肉も鍛えることができます。転倒が心配な方は、手すりをもって行うとよいですよ。椅子に座っているときも、かかとを上げたりおろしたりするのがおすすめです。
つま先立ちをキープすること
かかとの上げおろしに慣れたら、今度はかかとを上げたまま、つま先立ちでふくらはぎ痩せを目指しましょう。つま先立ちはふくらはぎから足首にかけての筋肉を鍛えることができます。
女性の方では、ヒールの高い靴を履くのもおすすめ、立っているだけでつま先立ちと同じ効果があります。ただしウェッジソールはだめですよ。
つま先立ちをするときは、手すりやつり革をしっかり握って、体を支えましょう。また、ショルダーバッグや手提げバッグを持っているときには、こまめに左右の手や肩で持ちかえて、左右どちらかだけに負担がかからないようにしましょう。
足首をぐるぐると回すこと
椅子に座っているときは座ったまま、立っているときは立ったまま、床に片方のつま先をつけて足首を回しましょう。足首を回すことで、足から上半身に向かうリンパや静脈の流れがよくなり、むくみが解消します。
むくみで太くなっているふくらはぎ痩せに効果的ですよ。立っているときには、停車中に行うのが安全です。座っているときは、足首回しに加えて、手でふくらはぎをマッサージするのもよいですね。
ただし、足を組んだ状態で足先をぐるぐると回したり、椅子の上に足を持ち上げてマッサージするのは周囲の迷惑になるのでやめましょう。
膝と膝をくっつけて、足を閉じて座ること
座るときは、膝と膝をくっつけて、足を閉じて座りましょう。X脚のように、足先を外側に向けるのもだめ、足先もくっつけます。なんでもない姿勢のようですが、この姿勢は案外筋肉を使うもの、意識していないとすぐに膝同士が離れてしまいますよね。
キープするのがしんどい姿勢というのは、筋肉を使う姿勢ということです。この姿勢を保つために太ももやふくらはぎの筋肉はがんばっています。まずは10分間、膝と足先をくっつけていることを目指してみましょう。
このとき、上半身もまっすぐ伸ばすと腹筋や背筋を鍛えることができますし、周りからも「きれいなお嬢さん」「礼儀正しい人」と見てもらえます。知らず知らずのうちに膝が離れてしまうという方は、両手で膝をおさえておくのがおすすめです。
いかがでしたか。以上が、ふくらはぎ痩せに効果テキメン!電車でできる10分運動でした。ふくらはぎ痩せを目指している方、通勤や通学の電車の中で、ぜひ試してみてください。ただし、安全はきちんと確保すること!
転倒してけがをしたり周囲の迷惑にならないように、バランスを崩しそうなときには無理をせず手すりやつり革を持ってください。
また、満員電車の中ではちょっとした動きやバランスの悪い姿勢も周囲の迷惑になりますよね。ふくらはぎ痩せは自分の周囲の空間に余裕があるときに行いましょう。
座るときは、膝と膝をくっつけて、お行儀よく座ってください。これだけでふくらはぎや太ももを鍛えることができます。ふくらはぎ痩せのためには、ヒールの高い靴を履くのがおすすめ!ふくらはぎ痩せを目指している方は、通勤用の靴をかえてみましょう。
まとめ
電車でできるふくらはぎ痩せの10分運動とは
・ つり革手すりなし!自分の脚で立つこと
・ かかとを上げたりおろしたりすること
・ つま先立ちをキープすること
・ 足首をぐるぐると回すこと
・ 膝と膝をくっつけて、足を閉じて座ること