体に悪い食べ物を見抜いて家族の健康を守るポイントとは

「体に悪い食べ物」というラベルが貼ってある食品をわざわざ家族のために買ってこようとは誰も思いません。もちろん「体に悪い食べ物」というラベルを貼った食品はお店に並ばないため、体に悪い食べ物を避けたいと思うのならそれぞれがしっかりと見抜いて買い物をする必要があります。

お店に並ぶ食品はだいたい安全だろうし、そんなに体に悪い食べ物はないだろうと安易に考えている人もいるかもしれませんが、毎日食すものから体が作られるため、長期的に見ると体調を悪くする食品と、健康に役立つ食品をしっかり見極めて食べたいものです。

でもどうやって体に悪い食べ物かどうかを見極めるのかその方法がイマイチ分からないという方のために今回は体に悪い食べ物を見抜いて家族の健康を守るポイントをお伝えします。

 

体に悪い食べ物を見抜いて
家族の健康を守るポイントとは

 

あまりにも形がキレイな野菜や果物は選ばない

体に悪い食べ物を見抜く一つ目のコツは、常識的に体に良いとされる野菜や果物を選ぶ際あまりにも形がよく発色の良いものを選ばないこと。

人の心理としてはキレイな形や発色の良いものを美味しそうだと思って選びがち。ですが、そのような野菜や果物には育てられる過程でたくさんの農薬を振りかけらているということを思い出しましょう。

自然なままにしていると虫が食べてしまったり色が悪かったりするため見た目の均一化を図るためにも農薬を使わない農家は残念ながらあまり多くはありません。

そうは言っても地元の農家などで無農薬を心がけて作物を育てているところはあるので、できるだけ自然に近い状態の野菜や果物を作る農家から購入できると良いですね。

虫が食べた後があるものをあえて選ぶなら農薬から家族の健康を守ることができますよ。

 

旬の食べ物を選ぶ

本来なら体に悪い食べ物ではないのに前述にあるように農薬によって体に悪い食べ物と化してしまうのは残念なこと。そこでさらに農薬の危険から家族を守るために意識的に旬の食べ物を選ぶようにしましょう。

昔の人からすると考えられなかったことかもしれませんが、今は当たり前のようにどの作物も季節に関係なく1年中スーパーに並んでいるものがほとんど。旬の食べ物とは何なのかが分からないという人も少なくないでしょう。

しかし本来ならその季節にないものが存在するということは輸入などではない限り人工的にその作物が育つ環境を作り、農薬などによって成長を促していることの証拠。ですので今の季節の旬はどんな食べ物があるのかを把握するように心がけましょう。

 

あまり加工されていない素材に近いものを選ぶようにする

それ自体が体に悪い食べ物ではないにしても、加工していく過程でどんどん不健康食品と化する食べ物がたくさんあります。

例えばカットされた野菜について考えてみましょう。冷凍のカット野菜や、煮物の具というような後は味付けをするだけという主婦にとってはとても便利な商品があります。

しかし実際の野菜を切り、そのまま少し放置しておくと切り口が少しずつ黒くなっていくのはみなさん周知のことでしょう。

本来なら酸化が進み黒くなってしまうはずのものが、カットした状態でも長時間あたかも鮮度が保たれているかのように見えるのは保存料に漬け込んだ不自然な食品であることの証拠。

もちろん皮をむき、カットする手間が省けるという嬉しい面もありますが家族の健康を守るためには加工前の素材を購入するようにしましょう。

 

保存料の名前をチェックする

体に悪い食べ物を見抜くための次のポイントは、食品のラベルをよく見て保存料がどれだけ入っているか、そしてその名前をチェックすること。

あまり聞いたことのないカタカナで書かれたものはほとんどの場合体に良くない保存料。日本食には欠かせない醤油などに関しても本来醤油を作るためには必要のないものがたくさん入っている商品などもあるためラベルは必ずチェックするようにしましょう。

特に気をつけたいのがソルビン酸やPH調整剤などの化学物質。どちらも長期に渡り食品を保存したり、食感などによって美味しく感じさせるために使われるもの。

長期的にそれらの化学物質を摂取し続けるなら家族の健康を損ねる結果となりかねないので少し値段は割高であったとしても自然の状態に近い商品を選ぶようにしましょう。

 

合成着色料をチェックする

体に悪い食べ物として気をつけたいのが着色料が入った食品。中にはウコンの色など自然のものから着色しているものもありますが、子供が好むアイスやお菓子などによく使われる合成着色料には特に注意しましょう。

この合成着色料の多くはタール色素と呼ばれるものが使われており恐ろしいことに発がん性があるなど人間の体には有害であることが確認されているもの。

既に使用禁止となった着色料もありますが現在でも日本で使用が認可されているタール色素が12種類あるとされています。

それらの表示は「赤色○号」など数字で表されているため食品のラベルをチェックすれば自分で避けることができます。

これだけ危険なものですが、意外にも子供たちが食べるお菓子などに使われていることが多いので子供にチェックする方法を教えることもオススメ。家族みんなで健康を守るようにしましょう。

 

いかがでしたか。

知らない間に私たちの食生活に潜んでいる体に悪い食べ物を賢く見分けて健康を保っていきたいですよね。たくさんの選択肢がある中でより健康に役立つものを選んで食べたいものです。

今回お伝えした体に悪い食べ物を見抜くポイントを毎日のお買い物時に思い出すようにしましょう。形や色の良い野菜や果物は美味しそうに見えるかもしれませんが、その過程で農薬がたくさん使われていることを覚えておきましょう。

また加工済みの食品はどうしても保存料や洗浄液などを含んでしまうので少しの手間を惜しむことなく素材を選ぶようにしましょう。

保存料や合成着色料は日本の食生活では完全に避けるのが難しくなっているのは事実ですが、ラベルをチェックするかしないかでその摂取量は随分抑えることができます。家族の健康を守るためにも少しの努力を続けましょう。

 

まとめ

体に悪い食べ物を見抜いて家族の健康を守るポイントとは

・ あまりにも形がキレイな野菜や果物は選ばない
・ 旬の食べ物を選ぶ
・ あまり加工されていない素材に近いものを選ぶようにする
・ 保存料の名前をチェックする
・ 合成着色料をチェックする


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