仕事で大切なのは人の力、その中でも仕事できない人の特徴を理解して活躍する人材を見抜きたいですよね。仕事ができる人や半人前でもやる気がありどんどん成長していく人と一緒に仕事をするのは楽しいもの。
大きな仕事にも「みんなで力を合わせてがんばろう」と立ち向かうことができます。仕事をやり終えた後の達成感もまたひとしおです。一方の仕事できない人、一緒に仕事をするのはストレスですし、「彼にこの仕事を任せて大丈夫かな」と常に不安を覚えなければいけません。
自分が「彼を雇いたい」「彼を部下やパートナーにしたい」と選んで使い物にならない人材だったときには、選んだのが自分自身である分、怒りやストレスの持っていき場に困ってしまいます。このような状況では自分自身の仕事にも支障をきたすかもしれません。
仕事で活躍する人材を見抜くにはどうすればよいの?ということで、今回は仕事できない人の特徴と活躍する人材を見抜くコツについてお伝えします。
仕事できない人の特徴を理解して
活躍する人材を見抜くコツ
挨拶をきちんとできないこと
仕事できない人の特徴の一つ目は「挨拶をきちんとできないこと」です。挨拶は社会人の基本!挨拶をきちんとできない、謝罪や感謝の言葉がない人は同僚や取引先、顧客と良好な関係を築くことができません。
多くの仕事はチームプレイですし、取引先やお客様あっての商売です。同僚や顧客と人間関係を築くことができない、人間関係を築くのに必要なコミュニケーション能力が不足している人は、仕事でもつまずくことが多いです。
有能な人材を見抜くときには、知識や経験も大切ですが、まずはきちんと挨拶ができる人物かどうか、そこを見定めるとよいですよ。
人の話を聞いていないこと
上司の指示を聞いていない、先輩の指導に耳を傾けているようだが実際には何も理解していないというのも仕事できない人の特徴です。
人の話を聞く集中力が不足しているのか、一生懸命聞いているけど理解力が不足しているのか、どちらのパターンもありますが、いずれにせよ、人の話を聞かない/理解できない人には仕事はできませんし、上司としてもちゃんと聞いているのかどうかわからない部下に大きな仕事は任せられません。
有能な人材を見抜くためには、相手の話をきちんと聞いているか、指示を出した後でこちらの意図通りに理解して行動してくれるのかを見定めましょう。
メモをとらないこと
仕事できない人の特徴の三つ目はメモをとらないことです。記憶力に自信があるのかもしれませんが、ミスや思い違いがあってはいけない大切な仕事で確認用のメモをとらない、メモをとってミスを防ごうとしないということは、仕事に対して「ミスをしてもかまわない」という甘い認識を持っているということです。
普段の仕事はそつなくこなしていても、そのうち大きな失敗をしでかすでしょう。そのとき、尻拭いをしたり責任をとるのは上司や雇い主です。あなたはそんな外れくじを引かないために、メモをとったり、メモをとった後でもう一度確認するという慎重さのない人とは一緒に仕事をしないことです。
時間管理ができずいつも忙しそうにしていること
いつも忙しそうにしている人は有能そうに見えますが、実は仕事できない人の特徴です。いつも忙しそうにしているということは、自分で自分の時間やスケジュールを管理できていない、余裕をもったスケジュールを組むことができないということだからです。
そのうち大切な予定をすっぽかしたり、締め切りを失念するという大失態をおかすでしょう。また、いつも締め切りぎりぎりでは、仕事を完成させることで手いっぱいでより質を高くという余裕はありません。
結果、いつまで経っても最低ラインの質の仕事を、それも締め切りぎりぎりに完成させるという人になってしまうのです。
これでは活躍する人材にはなれないです。いつも忙しそうにしている、デスクの上がいつもぐちゃぐちゃ、忙しそうにしているわりには仕事が遅いというのは仕事ができない人の特徴です。
同じ失敗を繰り返して、改善がみられないこと
今仕事ができなくても、いずれ一人前になり活躍する人材であれば、一緒に仕事をしたり指導する甲斐がありますよね。しかし、いつまで経っても成長しない、何度言っても同じ失敗を繰り返して改善がみられない人は、指導する甲斐がありませんし、将来活躍する人材にも育ちません。
仕事できない人の特徴は、成長しないことです。同じ失敗を繰り返す、改善がみられない、失敗しても反省しない人は、今も将来も仕事ができない人のままです。
反対に、今半人前で失敗が多くても、日々成長していく、同じ失敗をしないように努力する、わからないことを自分からどんどん聞いてくる人は将来仕事で活躍する人材に育ちますよ。
いかがでしたか。以上が仕事できない人の特徴や活躍する人材を見抜くコツでした。仕事できない人の特徴は、スキルや経験が足りないのではなく、社会人として最低限必要なマナーや能力が欠けていることです。
挨拶をしたり人の話を聞くことは社会人として最低限のマナーや能力ですよね。上司の話を聞きながらメモをとることは、ミスを防ぐために社会人なら誰でもやっていること、それができない人がこれから活躍する人材に育つ見込みは低いです。
時間やスケジュールの管理方法や失敗をしたときの対処法も社会人なら身につけておくべきこと、これができないのは仕事できない人の特徴です。
子供だってスケジュールを立てて夏休みの宿題をしていくのですから。仕事できない人を見抜くときには、資格や経歴に注目するだけでなく、その人の仕事のやり方を確認するとよいです。
まとめ
仕事できない人の特徴は
・ 挨拶をきちんとできないこと
・ 人の話を聞いていないこと
・ メモをとらないこと
・ 時間管理ができずいつも忙しそうにしていること
・ 同じ失敗を繰り返して、改善がみられないこと