既婚の上司を好きになってしまった時に冷静に考えるべき事

上司を好きになることは働く女性ならよくあることです。相手の立場が上司であっても、人を好きになるということはとても喜ばしいことです。しかし、相手が既婚者だった場合はどうでしょうか。気持ちが真剣であればあるほど、心が苦しくなるほど悩んでしまうと思います。

既婚者への恋愛感情は、実らなくても辛く、また、実ったとしてもそれはモラル的に決して許されることではありません。既婚の上司を好きになってしまった時には、まず冷静に考えてみましょう。

既婚の上司と恋愛関係にあるリスクは非常に高いものです。そこで今日は既婚の上司を好きになってしまった時に冷静に考えるべき事についてお伝えします。

 

既婚の上司を好きになってしまった時に
冷静に考えるべき事

 

不倫は社会的地位を失墜させる行為と認識する

不倫は世間的にも倫理的にも決して許されることではありません。不倫をしていたという事実は、今後の人生の中でずっと、自分の社会的地位を失墜させることになりかねないのです。

例えば、不倫をしていたという事実が同僚や知人にバレた場合、そのスキャンダルは一気に職場や近所などに広がっていきます。人間は他人のスキャンダルや噂話が大好きだからです。もし不倫していたことがわかれば、会社での同僚や上司からの見る目が一気に変わります。

また、新たな恋をして結婚をしたい相手ができたとしても、不倫経験の事実がバレれば、婚約破棄になってしまうこともあるでしょう。将来の社会的立場の失墜を加味しても上司への気持ちを貫けるのか考えなおしてみましょう。

 

上司の妻子の立場になって考える

既婚上司を好きになってしまったら、その上司の妻子の立場になって考えてみましょう。自分の夫が会社の部下と恋愛関係になっていたらどんな気持ちになるでしょうか。きっと、罪悪感を感じ、上司への恋愛感情も冷めるでしょう。

また、もし自分との関係がうまく行って上司が離婚をした場合、子供はどのような立場に置かれるでしょうか。父親を無くし、将来ずっと母子家庭の子供として生きていかなければいけません。

自分に上司の妻や子供の幸せを奪う権利があるのかどうか冷静に考えてみましょう。きっと自分が不倫をした時の罪の重さが理解できるはずです。

 

会社にバレたときの様々なリスク

上司と不倫関係になったり、また、不倫関係に至らないまでも、特別に仲が親しくなった場合、その関係が同僚にバレた時に起こりうるリスクを想像してみましょう。職場における恋愛ゴシップはあっという間に社内に広がります。その真偽が定かでなくても人は噂を真実のように語るのです。そうなった場合、会社によっては女性側を人事異動させることがあります。

自分がやりたい仕事をしている人や、今の職業がやりがいのある仕事だと思っている人は、自分の仕事が奪われてしまうリスクも考えましょう。軽い気持ちで食事に行くことさえも危険だと思いましょう。

 

自分のライフプランを15年先まで考えてみる

自分の年齢を考えて15年先にどのような生活をしていたいか考えましょう。もちろん結婚願望がない人もいるかもしれませんが、将来的に結婚して子供を産みたいと考えている人は、この上司との不倫がうまくいかなかった場合に無駄に年月を過ごしてしまう可能性があると認識しましょう。

例えば、25歳で上司との恋愛関係がうまく行った場合のことを考えてみましょう。最初は上司も将来を約束してくれていたとしても、上司に子供ができたり、妻が病気になったりといったきっかけで突然別れを切り出されるかもしれません。

その時自分が30代なかばに差し掛かっていたらどうでしょう。無駄な時間とまではいいませんが、そのような不安要素も十分に起こりうると思いましょう。

 

好きになった上司の優しさは部下に対するものかも

上司を好きになった理由が、上司の優しさだった場合、その優しさは部下に対するものかもしれません。上司は会社から上司としての評価をされます。マネジメントするためには部下から慕われ、信頼を得なければいけませんから、当然、親身になって優しく接してくれる上司もいます。

その優しさを恋愛感情だと勘違いしていないか他の部下に対する態度などと比較しながら冷静に考えましょう。

 

仕事での振る舞いはあくまで仕事上の姿である

仕事ができる上司はかっこいいですよね。言動すべてがかっこよく見えることもあるでしょう。しかし、その姿はあくまで仕事上の姿です。特に男性はプライベートと仕事で態度や振る舞いを使い分けている人が多いのです。

そのため、職場で好きになってしまった上司が実際に仕事以外で接してみると全く人間性が異なることがあります。職場の同僚複数人で飲み会やランチに行った時に上司の言動を観察してみましょう。

 

不倫による略奪愛は成就しても幸せになれるとは限らない

不倫関係は成就したとしても将来幸せになれるとは限りません。むしろ、不幸になるケースが多いのです。具体的には、上司の離婚に伴う慰謝料や養育費などの支払いが発生する可能性があることや、相手の両親から疎まれる存在になってしまうことなどです。

自分の両親さえも元不倫相手との結婚に関してはいい顔をしないでしょう。将来ずっとこのような環境で過ごしていけるでしょうか。冷静に判断をすることが大事です。

 

いかがでしたか。既婚の上司を好きになってしまった時はまず冷静に自分自身の気持ちと向き合ってみましょう。その上でもなお、自分の気持ちが抑えられないと判断した場合、今回ご紹介したような、自分や相手、相手の家族、また周囲の人達に振りかかるであろう様々なリスクや不幸のことについて熟考することが必要です。

将来的に考えれば、既婚の上司への気持ちを貫くことがベストな判断にはなりえないということに気づくはずです。急がずに時間をかけてよく考えましょう。

 

今日のまとめ

既婚の上司を好きになってしまった時に冷静に考えるべき事

・不倫は社会的地位を失墜させる行為と認識する
・上司の妻子の立場になって考える
・会社にバレたときの様々なリスク
・自分のライフプランを15年先まで考えてみる
・好きになった上司の優しさは部下に対するものかも
・仕事での振る舞いはあくまで仕事上の姿である
・不倫による略奪愛は成就しても幸せになれるとは限らない


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