下半身ダイエットで結果を出す為の生活習慣の作り方

下半身ダイエット
下半身ダイエットは、部分ダイエットの中でも特に難関ですよね。運動や食事に気を使っていても、なかなかサイズダウンできないと悩んでいる人も多い部分です。

単純に体重を減らすだけの減量法は世の中にたくさんありますが、体重が落ちても下半身がすっきりしないとスタイルは良くならないし、体形に変化がないままではダイエットのモチベーションも続きません。

下半身ダイエットは、アスリートのように強度の高いトレーニングや長期間の厳しい食事制限が必須なのでしょうか?

いいえ、実は下半身ダイエットに必要なのは、いくつかの正しい生活習慣。そこを見直せば、すっきりと下半身ダイエットできるのです。その「いくつかの生活習慣」とは何かをお伝えします。

正しい知識をつけよう

まず、下半身ダイエットで結果を出すなら、なぜ下半身ダイエットが難しいのかを知る必要があります。

正しい知識の裏付けがあれば、どうしてそのような習慣をつける必要があるのかをきちんと理解できるため、挫折したり勝手な憶測で間違ったダイエットに走ったりすることを避けることができます。

ですので、今からご説明する下半身ダイエットに関する知識をしっかり頭に入れるようにしてください。ことダイエットに関しては、イメージ先行で間違った行動を起こされがちです。

「きっとこうだろう」「こうしたほうが良いような気がする」という思い込みで行動せず、正しい知識に基づいた下半身ダイエットを行うようにしましょう。

 

正しい筋肉を鍛えてスタイルアップしよう

上半身に比べ、なぜ下半身は痩せにくいのでしょうか?それは、上と下で脂肪の占める割合が違うのが原因です。上半身は下半身に比べ脂肪の占める割合が多く、体重を減らすとダイレクトにサイズに変化が現れます。

それに比べ下半身は筋肉の割合が多く、減量してもサイズの変化が現れにくいのが特徴です。下半身は体の重さを支える筋肉がたくさんついています。

単純に細くするならこの筋肉を使わず退化させればいいのですが、それでは動かないことで全身の代謝が落ちて脂肪がついてしまい本末転倒です。動けば筋肉で太くなり、動かなければ脂肪で太くなる…どうすれば下半身ダイエットを成功させられるのでしょうか?

それは日ごろの筋肉の使い方を変える習慣を身に付けることで解決できます。例えば、以下に紹介するエクササイズはいつでも簡単にできるので、習慣化しやすいものの代表です。

1.まっすぐ立ち、かかと同士をつけてつま先は握りこぶしひとつ分開く。

2.かかと同士をつけたまま、ゆっくりとつま先立ちになる。

3.そのままゆっくりと元にもどる。最後までかかとが離れないように。

1セット20~30回を目安に一日数回行う。

下半身ダイエットに悩む人は、間違った姿勢や歩き方のために筋肉が不格好に発達していることが多いようです。正しい筋肉の使い方を習慣化するエクササイズを取り入れて、すっきりした下半身を手に入れましょう。

 

セルライトのない下半身を目指そう

太ももやお尻の表面がぼこぼこして、まるで柚子の皮のようになるセルライト。下半身ダイエットの大敵ですよね。これは長時間同じ姿勢を続けるなどで、リンパの流れが悪くなることが大きな原因。

仕事で長時間座る時などは、意識して休憩時間を取り、ストレッチをしたり少し歩いたりする習慣を身に付けましょう。リンパには体の中の老廃物を運ぶ役割がありますが、心臓のようなポンプがついているわけではなく、リンパ自体に老廃物を流す機能はついていません。

ではどうやって流しているのかというと、それは筋肉の動き。リンパの周囲の筋肉の動きにつれて、リンパの中の老廃物が流されていく仕組みになっているのです。つまり、筋肉が動かなければいつまでもリンパの中の老廃物は排出されず、下半身に溜まってむくみになり、ゆくゆくはセルライトという形で定着してしまうのです。

リンパの流れを良くするには特にふくらはぎを動かすことが効果的ですので、むくんでしまう前に歩いたりして動かすよう心がけましょう。また、食べ物や飲み物にも気をつける必要があります。緑黄色野菜を多く摂り、お酒や砂糖の取りすぎに注意しましょう。

 

癖を治して下半身ダイエットを成功させよう

何気なくやっている癖や習慣が、下半身ダイエットを困難にしていることも。あなたにはこんな癖、ありませんか?

足を組む…骨盤がゆがんでいる可能性があります。骨盤のゆがみはぽっこりお腹や太ももの張り、垂れ尻の原因に!座るときは両方のお尻に均等に体重がかかるように意識し、両方の足の裏を床に付けるようにしましょう。

片足に体重を乗せて立つ…信号待ちや駅のホームで、気づいたら片方の足だけに体重を乗せて立っていませんか?これも骨盤をゆがませる原因になります。両足に均等に体重を乗せるように立つ習慣をつけましょう。

ヒールの高い靴をよく履く…つま先に重心がかかる癖がつきやすくなります。こうなると、太ももの前側が発達しすぎてがっちりと太くなってしまう可能性が。かかとにも体重がかかる靴を選びましょう。

 

以上が下半身ダイエットのために身に付けるべき習慣でしたが、下半身ダイエットを成功させるにはさまざまな要素が関係してくることが分かりましたよね。むやみに減量して上半身はがりがり、下半身はがっちりのままでは努力の意味がありません。

痩せたいところを引き締め、メリハリの利いたスタイルを作るには間違った生活習慣を見直し、正しい生活習慣に入れ替えていく必要があるのです。下半身ダイエットが失敗しやすい原因の一つに、変化が現れるまで時間がかかり挫折しやすいことが挙げられます。

一見下半身ダイエットに関係なさそうな小さな癖や習慣も、ちりも積もれば山になります。三日坊主にならないように「太もも周りマイナス5cm」など具体的な目標を定めて継続しましょう。


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