嫌いな人って、誰にでもいますよね。嫌いな人と関わらずに済む環境であれば良いのですが、職場やサークルなど、集団行動が必要で、接触が避けられない場合、毎日が憂鬱になってしまいます。嫌いな人とは顔を見るだけでも、声を聴くだけでも嫌な気分になるものです。
でも、嫌いな人の存在のために、自分の毎日が憂鬱だなんて、納得できませんよね。大人になれば色々なことがあるものですが、少しでも明るい気持ちで過ごせた方が良いに決まっています。嫌いな人との関係を絶つことができないのであれば、上手に付き合って、なるべくストレスを溜めないようにするしかありません。
嫌いな人は、既に嫌いと自覚しているからこそ、益々付き合い辛くなるもの。今回は、そんな持て余し気味の自分の感情を整理して、嫌いな人と上手に付き合う方法をお話します。
嫌いな人と上手に付き合い、
憂鬱な毎日にさよなら!
挨拶は自分からしよう
気持ちの良い人間関係はまず挨拶から。どんなに嫌いな人でも、挨拶を怠ってはいけません。挨拶をしなくなると、嫌いな人から自分にマイナスの感情を抱かせてしまい、そうなると益々人間関係は悪化してしまいます。
また、人としての最低限のマナーである挨拶をしないという行為は、下手をしたら嫌いな人以外からも自分の印象を悪く思われてしまう可能性があります。
嫌いな人がどんなに嫌な態度をとろうとも、とにかく挨拶は自分からしましょう。嫌な顔をされたり無視をされたりしても気にする必要はありません。そうなれば、嫌いな人が周囲から「気遣いのない人だ」と思われるだけ。あなたの嫌いな人が周囲から嫌われるだけです。
見かけても立ち止まらない
嫌いな人と毎日顔を合わせなければならない環境下では、もちろん嫌いな人を見かける機会も多いですよね。先に述べたように挨拶を自分からすることは大切ですが、立ち止まる必要はありません。立ち止まると余計な会話が発生して、あなたが嫌な気持ちになってしまうきっかけが増えてしまいます。
嫌いな人を見かけても、挨拶や会釈をして華麗に通り過ぎてしまいましょう。
接触は必要最低限で充分
人には相性というものがあります。嫌いな人とあなたの相性は、残念ながら良くないということです。相性の悪い人と無理に接触する必要はありません。嫌いな人を克服しようと思う前向きな気持ちは素晴らしいですが、ストレスをあえて溜める必要はないのです。
嫌いな人との接触は必要最低限で充分。仕事や何かの決め事の時は、避けることはできませんが、ある意味必要最低限にしようと心がけることで、色々なことの効率が上がるかもしれません。
嫌いな人の前でこそ、聞き上手な自分でいよう
接触は最低限と思っていても、どうしても同じ輪にいなければならないこともあるでしょう。そんな時、嫌いな人の発言は、なぜか全てに反発したくなってしまいますよね。もう感情が嫌いスイッチONになっているので、これは仕方がないことです。
だけど、嫌いな人の前でこそ、聞き上手になりましょう。相手に喋らせてしまえば良いのです。その方が、自分の発言を否定されるよりずっと精神衛生上良いものです。
特に同意する必要はありません。「そうなんですね~」と、上手に聞き流すだけで充分です。
嫌いな人に本心を言う必要はありません
社交辞令というものがあります。これは相手への気遣い故の行動でもあるのですが、嫌いな人の前では、社交辞令が大切です。
嫌いな人だからこそ、感じるものはたくさんあると思います。でもその本心を嫌いな人に伝える必要性は全くありません。相手をねじ伏せる必要もなければ、自分を理解してもらう必要もないのです。
嫌いな人から何か質問をされたら、無難な答えを口にしましょう。誘いの言葉も社交辞令で一応頷いて、土壇場で理由を付けて逃げてしまえば良いのです。
人には必ず長所があるはず、あえて良いところを見つけてみよう
嫌いな人を見ていると、あれもこれも嫌いなところだらけで、益々大嫌いになってしまいます。だけど、自分が毎日過ごす空間に、大嫌いな人はいない方が快適です。
嫌いな人が大嫌いな人になってしまうと、同じ空気を吸っている事すらストレスに感じるようになります。そうなる前に、嫌いな人の長所を探してみましょう。
どんな人にも必ず長所があります。あなたが嫌いな人にも、きっと1つくらいは良いところがあるはずです。嫌いな人を見直すことができれば、あなたのストレスも軽減されます。
いかがでしたでしょうか。
嫌いな人との付き合い方は、ストレートに表現すると上辺だけに留めるのがコツ。礼儀を弁え、一定の距離を保つのです。笑顔でポーカーフェイス、これぞ究極。
実害がある場合、話は別となりますが、嫌いな人から与えられるストレスの量を決めるのは、結局は自分の心の持ちよう次第。「嫌いな人がいる」「嫌いな人があんなこと言っている」「嫌いな人の周りに人が集まっている」そんな風に、嫌いな人のことで頭をいっぱいにしたら勿体ない。嫌いな人のことは、どうしても避けられない時だけ考えましょう。
嫌いな人にあえて踏み込む必要はありません。嫌いだから衝突するのは、子供時代に卒業しておきましょう。「あんな人に本当の自分を見せる必要はない」と思っていれば良いのです。
まとめ
嫌いな人と上手に付き合うには
・挨拶は自分からしよう
・見かけても立ち止まらない
・接触は必要最低限で充分
・嫌いな人の前でこそ、聞き上手な自分でいよう
・嫌いな人に本心を言う必要はありません
・人には必ず長所があるはず、あえて良いところを見つけてみよう