安眠・快眠にはイライラの解消が必要不可欠ですよね。日常のストレスを抱えたままだと、どうしても寝つきが悪くなったり眠りの質が低下してしまうため、翌日まで疲れが残る原因となります。
そうするとネガティブ思考やケアレスミスを引き起こす確率が高くなり、またストレスがたまり、眠りの質が悪くなり……と、悪循環に陥ってしまいます。これがひどくなると、不眠への道一直線!なんでもない時にすら眠れなくなってしまう人も多いのです。
その日のストレスはその日のうちにさっぱり!とまではいかなくても、少しでも軽減して心を軽くしたいものですよね。そこで今回は、いろんなアイテムを活用してイライラを解消し、あなたを快眠に導く方法についてお伝えします。
ブログ・メモ機能を活用する
イライラを解消したいなら、吐きだすのが一番!かといってSNSの裏アカウントなどだと思わぬところからばれる可能性も。そういったつながりを防ぎたいならば、ブログの方がおススメです。
もちろんブログでも、情報が特定できるような詳細をのせてしまえば身元バレする可能性はありますが、それでもSNSよりは低いと言えるでしょう。もっとも、WWW(ワールドワイドウェブ)にのせている限り、誰かが発見しないとも限りませんよね。
そういった心配に煩わされることなくイライラを解消したいなら、スマホなどのメモ機能などを活用するのも手。また、アナログながら紙に書き殴るというのも使える方法です。
媒体がなにであろうと「書く」ことがストレス発散につながりますし、なにより思考が整理されるので、気持ちを落ち着かせる効果も期待できますよ。
食事を意識してみる
イライラを解消するのに、食べ物や飲み物は重要な役割をはたしてくれます。食事は生きていく上にも必要不可欠。その要素をイライラの解消に役立てて快適な睡眠につなげるには「夕食は睡眠の3時間前には済ませる」よう心がけてみましょう。
胃に未消化の食べ物が残っていると消化に負担がかかってそれだけでも安眠の妨げになってしまいます。忙しくてなかなかそうもいかない、というような場合はせめて消化の良いものを食べるように意識してみるとよいですね。
【安眠を促す食べ物】
「豆腐」精神安定やリラックス効果を促す成分が豊富に含まれています。「バナナ」安眠効果だけではなく、精神安定作用・鎮痛効果も豊富に含まれています。手軽に栄養補給・疲労回復の手段としても摂取できるのが魅力です。「ナッツ類」少量でもしっかりとカロリー摂取できるナッツ類は、乱れた心を整えるのにも役立ちます。病気やストレスで心身状態が安定せず食欲がない人におススメです。
【安眠を促す飲み物】
「ホットミルク」興奮した神経を抑え、精神安定をもたらしてくれます。温かさも加わってリラックス効果が高いので、寝つきが悪い時に最適な飲み物です。「ココア」こちらも寝る前に摂取するのにおススメ。ストレス耐性強化・リラックス効果に優れています。
部屋の灯りを調節する
イライラを解消して安眠を得るためには環境つくりも大切、意外と睡眠の質を左右するのが「灯り」です。人間の体はもともと「日暮れ」とともに体が休息モードになり、「夜明け」の光とともに活動モードに切り替わるようにできています。
ということは、眠る前の部屋が明るすぎれば、体が眠る体勢に入ることができず、結果的に睡眠の妨げとなってしまうということになります。しっかりとした休息はイライラ解消のカナメなのに、その要素がなくなってしまえばストレスが蓄積されていくのが目に見えていますよね。
できれば眠る1時間前にはダウンライトにするか、暖色が明るすぎないライトに切り替えて、体がスムーズに休息モードに入っていけるようにしましょう。
キャンドルも効果的。ほど良い明るさと炎の揺らぎがリラックス効果をもたらし、ゆったりとした眠りに導いてくれます。ただし、キャンドルを使用する際はくれぐれも、火の扱いに気を付けてくださいね。
寝具を見直してみる
良質な睡眠とイライラの解消は密接な関係にあります。しっかり眠れれば、程度の差はあってもイライラは解消・軽減できますし、イライラが解消されれば良眠に入りやすくなります。
いろいろなストレス解消法にばかり目が行きがちですが、先に「良質な睡眠をとる」方に思考をシフトチェンジすることで、結果的に心の負担を軽くし、肉体の疲労を回復させることができます。そこで「寝具」に目を向けてみましょう。
良い睡眠につながる姿勢は、「仰向けに横になった時、直立している時の姿勢に近い」というもの。この姿勢なら呼吸を妨げることがないので、しっかりと体を休められるのです。
体に合うマットレスやちょうどよい高さの枕に変えることで、寝返りが楽になり、イライラやストレスの解消・軽減につなげることができます。どうにも疲れが取れないという人は試してみるのもよいですね。
香りを取り入れる
人間は嗅覚を通して香りを感じることで、脳の奥にある視床下部(自律神経や免疫力、ホルモンバランスをコントロールする働きがあります)が刺激を受け、身体全体にさまざまな作用をもたらします。そこで、イライラを解消するのに、ぜひアロマテラピーを取り入れてみましょう。
アロマオイルを焚く方法もありますが、お手軽なのは、コットンやティッシュにしみこませて枕元に置く方法。これなら火の始末の心配もなく簡単に試せますよね。ただし、アロマオイルはシミになりやすいので、原液がシーツなどにつかないように気を付けてくださいね。
【イライラ解消・安眠に効果的な香り】
・ベルガモット
オレンジの甘さとレモンのさっぱり感が同時に味わえるような香りです。消化促進や乗り物酔いのような気分不快にも効果が期待できます。
・オレンジスイート
柑橘系アロマと言えばコレ! ストレス解消の他にも、消化促進や冷え症軽減にも効果的です。
・ラベンダー
安眠のためのアロマの代名詞といっても過言ではないのがラベンダーです。眼精疲労や肩こりを軽減する効果も期待できます。
好きな香りを組み合わせて、オリジナルブレンドを作るのも面白いですよね。肝心なのは「○○に効果がある」といううたい文句よりも、あなたが心地よいと感じる香りを選ぶことです。
また、アロマの香りは体調や心身状態によって向き不向きがある場合があるので、一度専門店などでアドバイスを受けるとより安心して使用できますよ。
なにかとストレスが多い現代社会、自分は大丈夫と思っていても知らず知らず心身に負担がかかっていることも多いものです。自覚のあるストレスならまだしも、自覚のないストレスはやがて蓄積し、問題が深刻にならないとも限りません。
気が付いたら不眠やうつといった重篤な状態に陥ってしまっていた、なんてことにならないように、普段からイライラを解消し、しっかりと自分を労わってあげることも大事。そのやり方も人それぞれ、千差万別です。
起きている間のストレス発散と、入眠前のリラックス方法を組み合わせて、あなたが心地よいと思えるやり方で上手にイライラを解消し、良質な睡眠をしっかりとって、日々を乗り切っていきましょう。
まとめ
良眠を得るために利用したいものとは
・ ブログ・メモ機能を活用する
・ 食事を意識してみる
・ 部屋の灯りを調節する
・ 寝具を見直してみる
・ 香りを取り入れる