面接の入室が不安なら読む、失敗しがちなポイントの攻略法

面接の入室が不安なら読む、失敗しがちなポイントの攻略法
面接は入室の段階から始まっています。入室でマナー違反を犯せば、その後の面接官とのやりとりでいかに満点の回答をしたとしても、あなたには「マナー知らず」のレッテルが貼られます……なんていうと、就活生の方を怖がらせてしまいますよね。

面接は入室の段階から始まっているのは本当、緊張の中でもきちんとマナーに則って入室しなければいけませんが、入室のマナー自体はそれほど難。面接前にきちんと練習しておけば大丈夫、緊張で頭が真っ白になったとしても、体はちゃんと動いてくれます。

ですの今回は面接の入室が不安なときに読む、失敗しがちなポイントの攻略法をお伝えします。これから面接に臨む方、面接の入室マナーのおさらいに、ぜひ参考にしてください。

 

面接の入室が不安なら読む、
失敗しがちなポイントの攻略法

 

ノックは3回、力を入れず軽く叩くこと

面接の入室はノックから始まります。ノックはいわば面接スタートの合図、ノックをした後は心境的には「何が起きても目をつぶって一気に駆け抜ける」しかありません。

緊張する面接を駆け抜けるためにも、ノックの段階でつまずかないようにしましょう。ノックの前は一呼吸、この時点で焦っては自分のペースをつかめないまま面接に臨むことになるので、呼吸を整え焦らず自分のタイミングでノックを始めてください。

ノックは「3回」が基本、面接前の練習から3回ノックすることを意識しておきましょう。ノックは強すぎず弱すぎず、適度な力加減で行います。強すぎると乱暴・粗暴な印象を面接官に与えてしまうので、控えめなくらいの音がちょうどよいです。

 

右開きのドアは右手、左開きのドアは左手で開けること

ドアを開けるところから面接室に入室するまでの流れは、セミナーや就活塾で何度も練習するので、改めて説明する必要はないでしょう。面接本番の入室で意外と失敗しがちなのが、「ドアの開く向きとドアを開ける手」です。

練習のとき、ドアを開ける手までは意識しないために、面接本番の入室で失敗する方が多いようです。入室するとき、右開きのドアは右手で開けます。右手に鞄を持っているときは、左手に持ち替え、右手でドアを開けてください。

左開きのドアは左手で開けます。もし、左開きのドアを右手で開けようとすると、入室するや否や、面接官に尻を向けてしまうことになるので、注意してくださいね。

 

ドアの開け閉めは静かに、バタンと閉めないこと

緊張していると、手足にいらぬ力が入ったり、一つ一つの動作が乱暴・粗暴になってしまいがちです。面接の入室の際、緊張のあまりドアをバタンと開けバタンと閉めてしまう就活生は多いです。

ドアの開け閉めで音を立てることは面接官に非常に悪い印象を与えてしまうので、緊張している中でも、ドアの開け閉めは静かに行うように心がけましょう。

コツは、「ドアを途中で離さない。特に閉めるときは、ドアがかちっと止まるまで手でノブを持っておくこと」です。普段、ドアの開け閉めを意識して行っていない方、面接の際は注意してくださいね。緊張しているときこそ、普段の習慣が顔を出してしまうものです。

 

しゃべりながら礼をしないこと

入室した後、「失礼いたします」や「よろしくお願いいたします」、または自己紹介をします。面接では声を出した後には礼がつきものですが、この二つを同時に行ってはいけません。

話すときは話す、礼をするときは口を閉じ頭を下げるようにしましょう。焦っていると、ついしゃべりながら礼をしてしまうものなので、注意してくださいね。礼をするときは、45度の角度に頭を下げ、一呼吸静止してから、頭を上げます。

ふりこのように頭を下げた後、その反動のままぴょこんと頭を上げることのないように!礼・お辞儀のやり方は緊張した中でもきちんと行えるよう、体に染み付くまで練習しておきましょう。

 

面接官にすすめられるまで、着席しないこと

多くの面接では椅子に着席した状態で面接を受けることになります。ただし、面接室の椅子には勝手に座ってはいけません。

面接官から「どうぞ、おかけください」という言葉をもらい、それに対してあなたが「失礼いたします」と一礼してから、やっと着席します。面接室の椅子は就活生用の椅子ではありますが、あなたのものではありません。面接官にすすめられる前に着席しないように気を付けてください。

椅子に着席するときは、鞄は椅子の横に立てた状態で起きます。鞄がばたんと倒れたり、床に中身をぶちまけるということのないように!鞄のファスナーや留め具は閉めておくと、最悪鞄が倒れたとしても、中身をぶちまけるという失敗は避けることができますよ。

 

いかがでしたか。

以上が、面接の入室で失敗しがちなポイントの攻略法についてでした。上記では面接の入室マナーをきちんと練習したにも関わらず本番で失敗してしまったという就活生が陥りやすい失敗ポイントを中心にご紹介しました。

就活セミナーや就活塾で面接マナーを一通り習った後の復習として、参考にしてください。面接の入室マナーの一番のポイントは、「一つ一つの動作を丁寧に行うこと」です。

ドアを閉める、「失礼いたします」の挨拶、礼、これらの動作を丁寧に行うことを心がけてください。同時に二つの動作を行う、たとえばドアを閉めながら礼をする、挨拶をしながら礼をするのは厳禁ですよ。

緊張すると一つ一つの動作を焦って行ってしまいがちなので、気を付けてください。動作ごとに軽く一息つくようにすると、緊張を鎮めながら、きちんとした挨拶や礼をすることができます。

 

まとめ

面接の入室で失敗しがちなポイントを攻略するには

・ ノックは3回、力を入れず軽く叩くこと
・ 右開きのドアは右手、左開きのドアは左手で開けること
・ ドアの開け閉めは静かに、バタンと閉めないこと
・ しゃべりながら礼をしないこと
・ 面接官にすすめられるまで、着席しないこと


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