『働きたくない会社』に共通する7つの特徴とは?

『働きたくない会社』に共通する7つの特徴とは?
「働きたくない」、「今日は会社に行きたくない」とこぼすと、返ってくるのは「それは甘えだ」、「シャキッとしなさい」というお叱り。確かに、少しくらいのだるさだったら自分で乗り越えていかなくてはなりませんよね。

しかし、その働きたくない理由が会社側にあり、しかも耐え難いレベルになってきたのなら考え物です。もしかしたら自分はその会社との相性が悪く、無理してずっと勤め続けたら心身に甚大なる支障をきたすかもしれません。

ある程度は頑張らなければならないのは確かですが、自分と合わない企業や悪徳企業に勤め続ける必要はないのです。不要なトラブルに巻き込まれないためにも、就職活動・転職活動の段階で働きたくない会社を見極めましょう。もちろん、今働いている企業の見極めにも効果的です。では、『働きたくない会社』に共通する7つの特徴を解説します。

 

『働きたくない会社』に共通する
7つの特徴とは?

 

金銭トラブルの多い会社

「働きたくない会社」の特徴の第一位は金銭トラブルです。金銭トラブルといっても、給与が異様に低い、残業代や退職金を決められた通りに出さないなどさまざまな基準がありますね。いずれにせよこちらとしてはお金をもらうために労働力を提供しているわけですので、その対価が支払われないのは考え物です。

また、従業員に対して金銭的にルーズな企業は顧客やクライアントもトラブルを起こす可能性があります。その責任を社員に押し付けるような社風の企業も多いので十分注意しましょう。

 

試用期間の長い会社

金銭トラブルの多い会社と同様、試用期間の長い会社も一般に「働きたくない」と言われています。いわゆるブラック企業の代表格ですよね。企業の方でも新しく入ってきた社員の実力や即戦力を調べたいのは仕方ありませんが、その期間が長すぎるのはいただけません。正社員に登用する気が皆無だったり、安い給与でこき使おうとしていたりという魂胆が見え見えです。

通常の試用期間は長くても3か月程度だと言われています。これよりも試用期間が長引き、その後の待遇についての話し合いを会社側とできないのなら、その会社に長くとどまらない方が良いでしょう。自分のスキルをもっと生かせる職場を探すべきです。

 

求人広告を随時出している会社

求職中の立場としては、求人サイトにいつも求人広告を出している企業は気になる存在ですよね。入社する気は全くないとしても一応エントリーを出してみようという気になります。

でも、このような企業は実は「働きたくない会社」かもしれません。というのは、求人広告を何度も出すということは人材の入れ替わりの激しさを意味することがあるからです。

そしてもちろん、人が去りやすい職場には魅力がありません。給与や待遇の内容のずさんさも伺えますし将来性も薄そうですので、あまり近づかないことをおすすめします。

 

目先の利益ばかり追う会社

理想が多く常に前進しようとしている企業は非常に魅力的で、入社すれば自分も成長できると思うかもしれません。しかし、その理想が短絡的・性急すぎる場合にはよく注意するようにしましょう。

なぜなら、目先の利益ばかりに注目する会社には将来性がないからです。目の前の実利に踊らされ、長い目で見れば失敗をしている企業は少なくありません。また美味しい話があるからといってリスク管理をきちんとしない企業も、後で振り返ってみれば働きたくない会社の一例です。

 

現場を見ようとしない会社

「働きたくないな」と思われる会社の特徴に、現場を見ないで理想論ばかり押し付けてくるというものもあります。特に現状にそぐわない、あまりにも実現不可能な指示をたくさん出してくる企業には十分注意するようにしましょう。

モチベーションが高いのは大変素晴らしいことでありだからこそ社員も成長できるのですが、指示を受ける側が本当に遂行できるかまで考えていないのは大変危険です。夢物語を押し付けられる方も大変ですよね。会社からの期待に応えられずプレッシャーを感じ、精神的苦痛を強いられることもあるので注意が必要です。

 

価値観が合わない会社

価値観といっても様々で、多くの場合は会社側の価値観に従わなければなりません。しかし、それなりにスキルもあるハイキャリアの人材はあまりにも自分に合わない理想を強制されると「働きたくない」と感じやすいようです。

適応するか、やめるかの判断に悩むことになるでしょう。適応することによって得られるものは多いですが、ハイキャリアの人材の場合、せっかくのスキルの生かし場所を失ってしまうこともあります。自分と職場との慎重な観察が必要です。

 

評判が悪い会社

最後に、誰もが働きたくないと感じる会社の特徴として「悪い風評がある会社」を挙げます。商品やサービスの質が悪い、ブラック企業の噂がある、社会貢献をしていないなど噂の原因にもいろいろありますが、悪評はそれなりの理由があるから広まるのです。

誰もが憧れる大企業にも隠れた悪評がある場合があるので用心しましょう。その企業で実際に働いている社員の声を聞いたりインターネットの口コミを検索したりなどの情報収集が必要です。

 

以上、多くの人が働きたくないと感じる会社の特徴7つです。

支払いが悪かったり試用期間が長かったり、人の入れ替わりが激しかったりといういわゆるブラック企業には「働きたくない」と思うのも無理はありません。このような企業にむやみやたらに近づかないことをおすすめします。

また、目先の利益だけに食いついてリスクの管理を怠る、現場で働いている社員のことを考えられないという表向きだけ良い企業にも注意をしましょう。最初のうちは成長の機会を見出すかもしれませんが、後になってみるとただ無駄だったことがわかります。価値観が合わない会社にも要注意です。

さらに、商品の質が悪かったり不祥事を起こしたりしている企業にも気をつけてください。あまりに神経過敏になりすぎるのもNGですが、根気良く探していけばあなたにぴったりの企業は必ず見つかります。

 

まとめ

「働きたくない」、「働いてはいけない」会社の特徴7つとは?

・給与・残業代が異様に低い会社
・試用期間が長すぎる会社
・いつも求人広告を出している会社には注意!
・目の前の利益しか見られない会社
・無理な理想ばかり押し付けてくる会社
・価値観が合わない会社はストレスになる
・企業の悪評には理由がある


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