独身証明書活用ガイド☆使用目的・申請方法など丸ごと紹介

独身証明書活用ガイド☆使用目的・申請方法など丸ごと紹介
独身証明書という書類を知らない人も多いのではないでしょうか。独身証明書はどの名称の通り「独身」を「証明」してくれる書面の事を言います。

結婚証明書は一般的に知られていますが、独身証明書はあまり知られていません。しかし、独身証明書は最近になって必要なシーンが増えているようで、独身であれば、ある日突然必要に迫られる日が来るかもしれないのです。

独身である事を気にしていない人もいるかもしれませんが、当然気にしている人もいるでしょう。特に30代以降の女性の場合、独身であることは、周知の事実であってもあえて公言したくはないという人が多いのです。

そこで、独身証明書が必要になった時に役立つ使用目的や申請方法をご紹介します

 

独身証明書活用ガイド☆
使用目的・申請方法など丸ごと紹介

 

独身証明書は個人情報を守ってくれる書類

独身証明書は、平成11年から発行されるようになった、未婚であることを証明するための書類です。独身証明書が発行されるようになった背景には個人情報保護を求める世論があったとされています。

それまで、独身であることを証明するためには、戸籍謄本か戸籍抄本を手配する必要がありましたが、これらの書類には、本人の出生についての情報や両親の情報などの細かな個人情報が含まれています。

そのため、独身であることのみを証明するための書類としては、それ以外の個人情報が多く含まれることに疑問の声があったのです。そこで、原則的に氏名、生年月日、本籍、独身であることが証明出来る文面のみが記載された独身証明書が生まれたのです。

 

手に入れる方法は意外と簡単

独身証明書を手に入れるにはどこに申請をしたらいいのか、これは誰かに聞きたくても恥ずかしくてなかなか聞けないという人も多いのではないでしょうか。

独身証明書は、自分の本籍地がある市区町村の役場の窓口で申請をすれば、入手することができます。ただし、注意しなければいけないのは、本籍地の市区町村の役場でなければいけないということです。

自分の本籍が住民票を登録している住所と異なる人は気をつけましょう。自分の本籍地がどこなのかわからないという人は、両親に聞くなどしてみるといいでしょう。

 

事前に知っておきたい申請する時に必要なもの

独身証明書を申請するのは、市区町村の区役所ですから土日が休みの人は有給を取得していかなくてはいけない場合もあるでしょう。そこで、申請するのに必要な物を忘れてしまうとまた出直さなければいけなくなってしまいますから、事前に知っておきましょう。

独身証明書を取得するために必要な持ち物は、運転免許書やパスポートなどの本人確認書類と印鑑が一般的ですが、市区町村によって異なる場合もあるので、電話での問い合わせやホームページをチェックするなどして確認をしておくことをおすすめします。

 

主な活用シーンは結婚相談所への登録

独身証明書を活用する主なシーンは、結婚相談所への入会や登録の時です。結婚相談所では、結婚詐欺や出会い目的の冷やかしを未然に防ぐために登録時に本人が独身であることの証明をしなくてはいけないという所が多いのです。

この時に必要とされる独身証明書を「結婚情報サービス・結婚相談業提出用証明書」と呼んでいます。

少し面倒ではありますが、独身証明書の提出を入会時に義務付けている結婚相談所は、そこで出会える相手が必ず独身であるということが保証されているので、信用がおけるといえるでしょう。

 

国際結婚するときに必要な独身証明書がある

独身証明書は、国際結婚をする時に必要になります。国際結婚をする時に必要な独身証明書の事を「婚姻要件具備証明書」と呼びます

この独身証明書の内容は、結婚相手にとって外国籍である自分が独身であり、結婚するための条件を備えているということを国が証明するというものです。

日本の市区町村の役場には日本人の戸籍しか記録がないのと同様に、外国の市区町村役場には、日本人である自分の記録はありません。そのため、両者ともに自分が独身であるということを相手の国に証明しなければいけないのです。

 

窓口に行かずに入手する方法

本籍が地元の場合は、市区町村役場に行く時に誰に遭遇するかわかりません。結婚相談所に入会するということが恥ずかしくて親にも友達にも言いたくないという人もいるでしょうし、有給を取得することが難しくてそもそも窓口に行く時間がないという場合もあるでしょう。

それでも独身証明書が必要な時は、郵送でも請求することができます。方法は、役場によって多少異なりますが、一般的には、役場が指定した請求書と本人確認書類の写し、手数料、返信用封筒などが必要となります。

 

いかがでしたか。独身証明書は、余分な個人情報を知らせずに自分が独身であることのみを証明出来る公的で便利な書類なのです。

申請に必要な手数料は数百円で済みますし、本籍地の市区町村役場の窓口に直接行ける場合は、当日手に入れることが出来るのです。

最近では、申請や上司が手配してくれるお見合いというものが減り、結婚情報サービスや結婚相談所に入会や会員登録をする人が増えていますので、もし、独身証明書が必要なシーンが発生したら参考にしてみてください。

 

まとめ

独身証明書活用ガイド☆使用目的・申請方法など丸ごと紹介

・独身証明書は個人情報を守ってくれる書類
・手に入れる方法は意外と簡単
・事前に知っておきたい申請する時に必要なもの
・主な活用シーンは結婚相談所への登録
・国際結婚するときに必要な独身証明書がある
・窓口に行かずに入手する方法


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