赤ちゃん便秘に困ったら☆お医者さんに行く前の7つのケア

赤ちゃんも便秘になってしまうということは意外と知られていません。母親になって赤ちゃんを育て始めてから、うんちがでない日が続いたり、少量しかうんちがでない、いわゆる便秘の現象に気づくケースが多いのです。

赤ちゃんは母乳やミルクを飲んだり、固形物ではない離乳食を中心に食事をしますが、もちろん本来であればうんちは出るものです。それが出ないとなると、便秘を解消させてあげなければいけません。

特に初めて赤ちゃんを産んだ新米ママさんは、赤ちゃんが便秘になってしまったら、どうすればいいのか分からなくて不安になることもあるでしょう。しかし、まずお医者さんに行く前に自宅で出来る便秘のチェック方法や解消方法を実践してみることをおすすめします。

 

赤ちゃん便秘に困ったら☆
お医者さんに行く前の7つのケア

 

母乳が足りているかどうかチェックしよう

母乳を十分に摂らないと、赤ちゃんは便秘になってしまいます。赤ちゃんは体の成長に必要な栄養分を母乳から摂取しますが、その栄養分が不足すると、便の量が減り、慢性的な便秘になってしまうのです。

赤ちゃんの体重を計測してみて、思ったように増えないということがあれば、母乳が不足している可能性がありますので、ミルクを併用したり、ミルクの量を増やすなどして、調整をしてあげましょう。

 

生活リズムが崩れていないか見直そう

赤ちゃんが便秘になる原因の一つに生活リズムの崩れがあります。赤ちゃんは夜泣きをしながらも、夜は基本的に睡眠をとり、朝起きて、ほぼ決まった頻度で食事をとります。母乳を欲しがって泣く間隔がだいたい同じだというのも、赤ちゃんが決まった周期で生活のリズムをとっている証拠の一つといえるでしょう。

そのため、決まった頻度で食事をとり、安心して排便をするというが赤ちゃんのリズムなのですが、不定期に外出することが多かったり、赤ちゃんに刺激を与えてしまうような音や光を過度に与えてしまう環境下に置くと、便秘になってしまうことがあるのです。

 

十分に水分を摂っているかチェックしよう

赤ちゃんの便秘は、大人と一緒で水分が不足すると起こってしまいます。赤ちゃんは母乳やミルクから水分をとります。そのため、赤ちゃんがお腹を空かせて泣くなど、意思表示をしているにもかかわらず、母乳やミルクなどの水分を与えないと、赤ちゃんは便秘になってしまうのです。

老廃物が腸にたまって、しばらく体の外に排出されない状態が続くと、宿便となって、赤ちゃんの体にもよくありませんので、水分を十分にとらせるようにしましょう。

 

足を動かしてストレッチ運動をさせてみよう

よく母乳やミルクを飲む赤ちゃんが便秘になってしまったら、運動不足の可能性があります。赤ちゃんなのに運動なんてできないだろうと思う人も多いかもしれませんが、赤ちゃんも足をばたつかせたりして、運動をすることができます。

ただ、運動をしなさいと言っても理解はできないので、赤ちゃんの足を持って動かしたり、あやして赤ちゃんが動くようにはたらきかけてあげましょう。

 

お腹が張っていたらマッサージをしてあげよう

赤ちゃんが便秘をしてしまって、お腹がぽっこりと張ってしまっていたら、腸のマッサージをしてあげましょう。方法は簡単です。赤ちゃんのおへその周りをさすってあげるだけです。

「の」の字を描くイメージです。触れる程度では、意味がありませんから、強く押さえつけないようにちょっとだけ力を入れてさすってあげましょう。こうすることで、腸のマッサージがされ、便秘が解消されやすくなります。

 

綿棒や指で肛門を刺激してみよう

赤ちゃんがストレスなどで便秘をしてしまっているときは、綿棒や指で肛門を刺激してあげましょう。いわゆる浣腸ですが、肛門を刺激してあげることで便通が良くなる効果があるのです。

ただし、注意点は清潔な綿棒を使うことと、綿棒を少しほぐして使うことです。赤ちゃんの肌はデリケートですので、綿棒をほぐさずに強く押してしまうと、皮膚が傷つくことがあるためです。

 

離乳食初期の赤ちゃんにはヨーグルトを食べさせてみよう

離乳食初期の赤ちゃんが便秘になった場合は、ヨーグルトを食べさせることが効果的です。大人の便秘解消にも効果があるヨーグルトは、赤ちゃんにも同じように整腸作用を与えてくれます。

しっかり食事をしているのに便秘になってしまうということは、腸の働きが低下している可能性が高いため、ヨーグルトを食べさせてみるのが効果的なのです。

 

如何でしたでしょうか。赤ちゃんは大人のように話せませんので、赤ちゃんの便秘に気づくためには、日頃から食事や排泄の周期や量を観察して把握しておく事が重要です。慣れないうちは産院でチェックしていたように、尿や便の回数を記録しておくことも一案でしょう。

とはいえ育児をしていると、ついつい忙しくて頭がパンクしそうになる時もありますが、大切な赤ちゃんが健やかに成長するように、「よく見る」という基本のことを意識することが大切なのです。緊張しなくても大丈夫。産まれた時から24時間一緒にいると、表情や様子で自然に違和感を察知します。

便秘気味かなと思ったら、早めに今回ご紹介したようなチェックや対処方法を試してみましょう。早期に対処してあげることで思わぬ病気を防ぐ事ができるでしょう。

 

まとめ

赤ちゃん便秘に困ったら☆お医者さんに行く前の7つのケア

・母乳が足りているかどうかチェックしよう
・生活リズムが崩れていないか見直そう
・十分に水分を摂っているかチェックしよう
・足を動かしてストレッチ運動をさせてみよう
・お腹が張っていたらマッサージをしてあげよう
・綿棒や指で肛門を刺激してみよう
・離乳食初期の赤ちゃんにはヨーグルトを食べさせてみよう


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