ビタミンBといえば、まさに美肌の為のビタミン。あの有名なお肌のためのサプリメントにも、Bという言葉が使われていますよね。このビタミンB、正式にはビタミンB群と言って、8種類のビタミンの総称です。
そのビタミンB群の中でも、特にビタミンB2やB6が、美肌に大きく関係していて、皮膚や粘膜の健康に欠かせないビタミンなのです。美容皮膚科や皮膚科で、このビタミンB2やB6のお薬を処方された経験のある方も多いのではないでしょうか。
ビタミンB群は、水溶性ビタミンですので、食品の調理過程でビタミンを損失してしまう率が高くなります。その為、調理方法にもちょっとした工夫が必要ですが、この工夫は簡単調理にもつながります。
また、余剰分のビタミンBは排泄されてしまいますので、無理のない簡単調理で継続的にビタミンBを摂取することが、美肌を導きます。そこで今日は女性にとって特に必要な、鉄分も多く含むビタミンBの食品を使った美容レシピをお伝えします。
ビタミンBたっぷりの食品を使った
お奨め7つの美容レシピ
鶏レバーの甘辛煮
レバーは特に沢山のビタミンBが含まれている食品です。
材料
・鶏レバー200グラム
・生姜 適量
・しょうゆ 大2
・砂糖 大2
・おさけ 大3
・みりん 大3
・水 大21、鶏レバーを流水で洗いながら、中に入っている血を洗い流します。キッチンばさみで切りながらやると、後かたずけが楽です。
2、調味料と水を煮立たせ、生姜の千切りとレバーを入れて、レバーに火が通るまで煮ます。
3、いったんレバーを器に取り出し、鍋に残った煮汁を煮詰め、再び器に取り出したレバーにかけます。
ポイント・レバーは煮過ぎると固くなります。
レバニラ炒め
ビタミンBが豊富な豚レバーに加え、緑黄色野菜からのビタミンBも摂れます。
材料
・豚レバー300グラム
・にら 一束
・もやし 一袋
・しょうゆ 大3
・酒 大3
・生姜 ひとかけ
・オイスターソース 大2
・塩 コショウ1、レバーをビニール袋に入れ、しょうゆと酒とおろした生姜を加えて、下味をつける。
2、ごま油で1を炒め、少し火が通ったら、もやしとにらを加える。
3、オイスターソースを絡め、塩とコショウで味を整える。
ポイント・オイスターソースがポイントですが、無ければ入れなくてもOK。
豚肉の味噌漬け焼き
豚ロース肉は、特にビタミンB2が沢山含まれている食品です。
材料
・とんかつ用の豚肉
・味噌
・みりん1、ビニール袋に味噌を入れ、みりんを適量入れてのばす。
2、1に豚肉を入れてなじませ、数時間寝かす。
3、フライパンでも、魚焼きグリルでも、トースターでも、好みの方法で焼くだけ。
ポイント・豚肉の筋に包丁で切れ目を入れて筋切りしておくと、焼き上がりがきれいです。
鶏手羽元肉のガーリック風味焼き
ビタミンBは、お肉全般に沢山含まれています。
材料
・鶏手羽元
・にんにく ひとかけ
・塩 こしょう1、ビニール袋に鶏手羽元を入れ、そこにおろしにんにく、塩、こしょうを適量入れてなじませ、寝かせます。
2、魚焼きグリルでも、オーブンでも、トースターでも、お好みの方法で焼いてください。
ポイント・皮がパッリッとするまで焼くと美味しく頂けます。
あさりのお味噌汁
あさりのビタミンBに、大豆製品のお味噌で、しっかり美肌を目指します。
材料
・あさり
・味噌1、あさりは砂抜きの表記があっても、案外食べるとジャリっとして嫌な感じがすることが多いです。
500mlの水に塩大1を入れた塩水に入れ、冷暗所に置いて砂抜きをしましょう。
2、あさりをしっかりと洗ったら、水と共にお鍋に入れて、煮えたらお味噌を入れます。
ポイント・あさりは沸騰したお湯にはいれません。
小松菜のベーコン巻ソテー
緑黄色野菜の小松菜のビタミンBと、ベーコンのビタミンBが両方摂れます
材料
・小松菜
・ベーコン1、小松菜を、ラップで巻くかお皿に乗せてラップを掛けるかして、レンジでしんなりする程度に加熱する。
2、小松菜をベーコンの幅よりも少し長めに切り、そこにベーコンをくるっと巻きつけて、爪楊枝でとめる。
3、フライパンに並べて焼く。
ポイント・ベーコンの塩気があるので、塩で味付けはせずに頂けます。
オムレツ
卵もまた、沢山のビタミンBが含まれている食品です。乳製品にもビタミンBはたっぷりです。
材料
・卵 3個
・生クリーム 20cc(コーヒー用のフレッシュミルクでも)
・バター
・塩 こしょう 適量
1、ボウルに卵、塩、こしょう、生クリームを入れ、白身を切るように混ぜる。
2、フライパンにバターを溶かし、フツフツしてきたら1を一気に流し込む。
3、箸で混ぜながら、少し固まり始めたら、フライパンの片側に寄せるようにしていく。
4、フライパンの中でオムレツの形になるように滑らせていく。ポイント・卵は混ぜすぎないことと、テフロン加工のフライパンを使うと、うまく卵をまとめることができます。
いかがでしょう。どれも簡単に出来そうなお料理ばかりですよね。分量は、作りやすい分量でレシピにしましたが、目安なのできっちりと計らなくても作れるものばかりです。簡単に作れることが、毎日継続的にビタミンBの食品を摂取する習慣につながりますよね。
さらに、お料理と同時に、白米を玄米や胚芽米にすることもお勧めです。お米の胚芽部分には、沢山のビタミンBが含まれているからです。毎日たっぷりのビタミンBの食品を継続的に摂って、身体の内側から美肌を目指しましょう。
今日のまとめ
ビタミンBたっぷりの食品レシピ
・鶏レバーの甘辛煮
・レバニラ炒め
・豚肉の味噌漬け焼き
・鶏手羽もと肉のガーリック風味焼き
・あさりのお味噌汁
・小松菜のベーコン巻ソテー
・オムレツ