元気がなくなったとき、おいしいご飯で心身を癒せたら嬉しいですよね。おいしいご飯は心身を癒すだけでなく、疲労を回復したり免疫力をアップさせる、減退していた食欲を増進させる力もあります。
それにおいしい食事は明日への活力になりますよね。元気がなくなったときは「何も食べたくない」「食べるのが面倒くさい」という気持ちになってしまいがちですが、元気がないときだからこそ、普段以上に食事に気を配り食事で心身を癒すことが大切なのです。
では、元気がなくなったときにはどんなものを食べたら心身を癒すことができるのでしょう。食欲がなくて何も食べたくないときでも食べられるものは?ということで今回は元気がなくなったときに心身を癒すことができるレシピをお伝えします。
疲労回復・夏バテにおすすめ!具だくさんのネバネバ丼
疲労がたまったときや夏バテのときにおすすめなのが具だくさんのネバネバ丼!丼ご飯の上に納豆や長芋、メカブ、刻んだオクラなどお好みのネバネバ食材をのせましょう。色々な食材をのせることで、丼一つで色々な栄養をとることができますよ。
また、ネバネバ食材は食欲がないときでも喉を通りやすいので、夏バテの方でも食べやすいです。
ネバネバ丼をさらにパワーアップさせるのが豚肉です。豚肉に含まれるビタミンBには疲労回復効果あり!ネバネバ丼の具の一つとして茹でた豚肉や焼いた豚肉をのせてくださいね。
風邪や冷え性におすすめ!参鶏湯風チキンスープ
冷え性や風邪をひいたときには温かいものを食べるとほっとしますよね。風邪や冷え性の方におすすめなのが、参鶏湯風チキンスープ!体を芯から温めることができますよ。
手羽先や手羽元をお湯にさっとくぐらせて臭みをとったら、生姜やネギと一緒に鶏ガラスープ(コンソメでも可)で煮込みます。
お好みで春雨や卵などを入れてもよいですね。参鶏湯風チキンスープで体を芯から温めたら、冷えないうちにお風呂に入って布団へ!夜更かしは禁物です。
ニキビや肌荒れにおすすめ!カロテンたっぷりパンプキンスープ
元気がないときにはニキビができたり吹き出物ができたり、お肌の調子も最悪ですよね。また、風邪で鼻や喉の粘膜が弱まることもあります。このように弱った皮膚や粘膜を癒してくれるのがカロテン!カロテンたっぷりのパンプキンスープをご紹介します。
一口大に切ったかぼちゃを玉ねぎやバターと一緒に炒めます。お好みでベーコンを入れてもよいです。コンソメスープを加え、かぼちゃが柔らかくなるまで煮込みましょう。
ミキサーやフードプロセッサーにかけた後、鍋に戻し火にかけながら牛乳でのばします。ミキサーの後、裏ごしをするとさらになめらかなスープになりますよ。
パンプキンスープではカロテンを摂取することができますし、噛まなくても食べることができるので食欲がないときにもおすすめ!夏には冷蔵庫で冷やした冷製スープにすると食べやすいです。
夏バテにおすすめ!「飲む点滴」こと甘酒
甘酒には糖質はもちろん、ビタミンやアミノ酸がたっぷり!江戸時代には「飲む点滴」として夏バテ予防に甘酒を飲んでいたそうです。夏バテで元気がないときには甘酒を飲むのがおすすめ!
甘酒には糖質も含まれているので、食事代わりにすることもできますね。甘酒は米麹から作るのが一番ですが、元気がないときにはそんな手間のかかることはできません。簡単に酒粕から作ってしまいましょう。
酒粕ならお湯で戻すだけで簡単に甘酒を作ることができます。甘酒が苦手な方は、黒糖やしょうがを加えるのがおすすめ、飲みやすくなります。
食欲がないときにおすすめ!冷しゃぶの梅肉ソースかけ
食欲がないときや夏バテのときには疲労回復効果のあるビタミンBやクエン酸を摂取するのがおすすめです。ということで、冷しゃぶの梅肉ソースかけをご紹介します。薄切りの豚肉を茹でて冷水にとります。
細切りにしたきゅうりや千切りに玉ねぎと一緒にお皿に盛り付けましょう。梅肉ソースは種をとり叩いた梅干し(チューブでも可)と煮切ったみりんを合わせて作ります。お好みでマヨネーズやわさびを加えてもおいしいです。
以上が元気がなくなったときにおすすめの心身を癒す基本のレシピでした。夏バテや風邪のとき、食欲がなくて何も食べたくないときの参考にしてください。夏バテで元気がないときには具だくさんのネバネバ丼や甘酒、冷しゃぶがおすすめです。
ひどい夏バテで何も食べたくないときでも、甘酒なら喉を通りますよ。風邪や冷え性のときには参鶏湯風チキンスープで体を芯から温めましょう。風邪で皮膚や粘膜が荒れたときに摂取したいのがカロテンです。
カロテンは緑黄色野菜に多く含まれます。カロテンたっぷりのかぼちゃでおいしいパンプキンスープを作るのがおすすめです。夏は冷蔵庫で冷やして冷製スープにすると食べやすいです。
元気がないときこそおいしいご飯を食べること!おいしいご飯で心身を癒すのが、元気になる近道です。