日差しの強い日にずっと外にいると、目がひりひりしたて涙が出たり充血したりしますよね。実はそれは目が日焼けしているゆえの症状なのです。
「目が日焼け?!」と意外に思われるかもしれませんが、目は肌と同じように常に紫外線のリスクにさらされているのです。日焼け対策に日焼け止めを肌に塗っても、目のために何かをする人は少ないのです。
目は日焼けするということを認識していない人が多いからでしょう。目が日焼けすると、紫外線ダメージによってゆくゆくは視力低下や様々な眼病につながるため、目の日焼け対策も早いうちからしっかりとしなければなりません。気になるその症状と7つの予防策をお伝えします。
目も日焼けする!?気になる
その症状と7つの予防策
定番のサングラス
「目を紫外線から守る」と聞くと、最初に誰もがイメージするのがサングラスではないでしょうか。そのイメージは大正解です。サングラスは目の紫外線対策として定番であり、ベストであると言えるでしょう。
ただ、目の紫外線対策は出来ても、顔の日焼け止めが十分でない場合はサングラスの後がくっきりと顔に焼きついてしまうため、紫外線のあまりにもきつい日には気をつけましょう。
UVカットを意識する
サングラスは目の紫外線対策に優れていますが、ではどのようなサングラスを選ぶといいのでしょうか。大きさも色も形も、最近のサングラスはファッション性に特化したものが多く売られています。
紫外線対策に適したサングラスは、色や形よりもまず、顔との距離が近いものをおすすめします。サングラスの隙間から入る紫外線を防ぐために、なるべく隙間のないものを選ぶといいでしょう。UV効果のないサングラスなどほぼゼロなため、デザインやサイズはお好みで結構です。
眼鏡もUV仕様で
さて、近視の人はサングラスをかけることが出来ません。近視が強すぎると、サングラスをかけることによって視界不良になり、行動に危険が付きまとうからです。ですから普段から眼鏡を着用している人は、ご使用の眼鏡をUV仕様にすると良いでしょう。
夏の紫外線の強い時期だけUV効果の強い眼鏡に交換してもいいですね。夏にメガネ屋に行くと、UV仕様の強いラインナップが勢ぞろいしているので、一度足を運んでみてください。
つばの広い帽子は万能!
さて、目だけの紫外線対策も大切ですが、紫外線の強い時期には当然、全身を日焼けから守りたいですよね。そこで紫外線対策に一番おすすめするのは、つばの広い帽子や日傘です。
日焼け対策というと、色々と細かいアイテムも出回ってはいるものの、結局はそこに落ち着くのです。広範囲で上体だけでなく、角度によっては身体全体を日焼けから守ってくれるつばの広い帽子は、最高のUVアイテムと言えるでしょう。
コンタクトレンズだって日焼けを防ぐ
なんの紫外線対策もしないままに強い日差しの中に出なくてはならないこともままあります。常に時間をかけて日焼け止めのためにケアできるわけではないのです。太陽はいつどこででも平等にみんなに降り注ぐのですから。
そこで、常に目を日焼けから守るために、近視の人はUV仕様のコンタクトレンズをつけるという手があります。近視の人にかぎった技ですが、この方法ならいつなんどき紫外線にあたっても眼球を日光から守ることができます。
UV仕様のコンタクトレンズは数種類あり、コンタクトを購入する際に希望するといいでしょう。もちろん機能は普通のコンタクトレンズとかわりません。
日焼けしたときの目薬常備
目がひりひりと充血したり、涙が止まらなくなったり、日焼けをしたときの症状はとても辛いでしょう。日焼けをしないことが第一ですが、夏などはついつい目を紫外線にさらしてしまうことがあります。そんな時には日焼け症状を少しでも緩和させるために、日焼けしたとき用の目薬をさすといいでしょう。
日焼け用の目薬は薬局などでも売られている場合がありますが、眼科などで処方してもらうほうがいいでしょう。そもそも水は紫外線を通しにくいため、涙の層で守られている瞳は、本来日焼けをしにくいはずなのです。
しかし最近の強すぎる紫外線のせいか、眼球の日焼け症状は年々深刻になってきているのです。目薬は日焼け症状を抑えるとともに、瞳を水分の層で守ることによって、日焼け防止の効果もあります。日焼けの症状緩和と、予防のためにも常に常備しておきたい一品ですね。
日焼けは一生尾を引くもの
目は一生ものの宝です。しかしそれを理解せず、目を酷使している現代人はとても多いのです。一度近視になると回復がほぼ不可能だし、眼病治療は一生目薬を手放せないものもあるのです。
目を大切にしないと、生活はとても不自由になるということを心して、日常生活でも目を大切にケアしていくといいでしょう。紫外線は目だけでなく、身体全体に悪い影響を及ぼすものです。日差しの強い日はなるべく屋内か日陰にいるようにして、大切な目を紫外線リスクから守りましょう。
さて、目の日焼け症状と予防策について書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。肌の日焼けと違って、目の紫外線ケアを怠っている人が多いのですが、目も長く丈夫であるために、早いうちから紫外線ケアを心がけましょう。
日焼け防止アイテムとして鉄板のサングラスや帽子だけでなく、コンタクトや眼鏡や目薬をUV仕様にするなど、自分なりに目をまもるための方法を模索してみてください。
今日のまとめ
目も日焼けする!?気になるその症状と7つの予防策
・定番のサングラス
・UVカットを意識する
・眼鏡もUV仕様で
・つばの広い帽子は万能!
・コンタクトレンズだって日焼けを防ぐ
・日焼けしたときの目薬常備
・日焼けは一生尾を引くもの