引き寄せの法則を使うときに注意するべき5つの基本ルール

引き寄せの法則
引き寄せの法則といえば「どんなことでも強く願えば必ずかなう」という認識で有名ですよね。そんなうまい話があるわけないよな~なんて思いつつ、こっそり試してみた経験、ある人もいるのではないでしょうか。

ですが引き寄せの法則はただ単に「願えばかなう」というものではありません。実は成功させるにはきちんとしたルールがあり、それにのっとったものでなくては効果は発揮されないのです。

もっとも、ルールといっても、まじないもどきの胡散臭いものではありません。ごくごく簡単ではありますが、どれも大事な心がけばかり。そこで今回は、引き寄せの法則を成功させ、あなたの人生を充実させるために守りたいポイントについてお伝えします。

願いを具体的かつ鮮明にイメージしましょう

あなたが欲しいもの、願うことはなんですか?引き寄せの法則を成功させるには「具体的に・鮮明にイメージする」ところから始まります。ですがこれが意外と難しいかもしれません。なぜなら、その状況を経験したことがないものを望んでいるケースが多いからです。

これが「今はどん底だけど、以前の生活に戻る」というようなイメージならば、当時の幸せだった状況を強く描けばよいのですが、お金持ちになったことがない人が「お金持ちになりたい」と願っても、なかなか具体的なイメージには結びつかないかもしれませんね。

そんな場合は「願いがかなったらどうしたいか」を突き詰めて考えてみましょう。イメージがどんどん具体的かつ細分化していけば、それだけ引き寄せの法則は強く発動してくれます。

 

願いの奥にある深層心理にまで目を向けましょう

時々「引き寄せの法則を成功させて願いがかなったのに、思ったほど充足感や満足感が得られなかった」という人に出会うことがあります。

「いざかなってみると、こんなものかと思ってしまう・さほどうれしくない」……パッと聞くと贅沢に思える悩みですが、まるで目標を達成した時点で燃え尽きてしまったかのように、虚無感におそわれるケースというのは本当にあるのです。

これは、実は「自身の真の願いに気づけなかった」故の残念な結果。その人が引き寄せの法則でほしかったのは、その願いそのものではなく、その願いの奥に秘められた「達成感」や「心からの感動」だったというわけです。

あなたはどんな動機に基づいて、何を求めているのでしょう。欲しいものが手に入ったとき、あなたはどうしたいですか・どうなりたいですか?引き寄せの法則を成功させたいのなら、願いがかなった時の心の動きまでもを、具体的にイメージして下さい。

 

念じ方の基本は「断定+現在進行形」と心得ましょう

引き寄せの法則を実践するにあたり、ついやってしまうのが「○○したい」という念じ方です。しかしこれはNG!なぜなら引き寄せの法則はあなたの潜在意識に強く働きかけて、願いを引き寄せる方法だからです。

「○○したい」では「今の自分は○○できていない」「○○が手に入らない自分」という裏のメッセージを潜在意識に与えてしまうので、「いつまでたっても願いがかなわない自分・願い続ける自分」を引き寄せてしまうことになります。

引き寄せの法則を成功させるには「○○したい」ではなく「すでに○○になっている」と断定+現在進行形で強く念じましょう。

また、人間ポジティブなイメージよりもネガティブなイメージの方を考える方が簡単なのも厄介なところ。ほんのちょっとでも「どうせだめだ」と思ってしまっては、かなうものもかなわなくなってしまうので注意してくださいね。

 

時間がかかってもあきらめないようにしましょう

引き寄せの法則が成功するか否かはあなたの潜在意識にかかっています。そして、潜在意識はあなたの望みを、あなたにとってもっともベストなタイミングでかなえようとするものです。

故に、すぐにかなうこともあれば時間がかかる場合もあります。また、潜在意識は「あなたのためにならない願い」はかなえようとしませんし、別の形に置き換えるべく誘導することもあります。

状況が一段落して、過去を振り返って、初めて「これでよかったんだ」と気がつくこともあるのです。引き寄せの法則は、なんでもたちまちかなえてしまう魔法ではありません。

それ相応の努力や意識改革の見返りに、大きな成功が舞い込んでくるのです。人事を尽くして天命を待つ、これが引き寄せの法則です。あきらめたり、努力を怠ったりしてはいけません。

 

訪れた転機を見抜く眼を養いましょう

引き寄せの法則は「○月○日に成功しますよ」なんて予告まではしてくれません。転機やチャンスを逃すことがないよう、常にアンテナを張っておきましょう。引き寄せの法則を正しく活用している人は、些細な変化も敏感に感じ取るものです。

「これが予兆かな?」という直感を大事にしてくださいね。もちろんうまい話には裏があることもあります。焦ったりがっついたりすれば見抜く眼が曇りますから要注意。そのうえで、これこそが引き寄せられたチャンスだと思ったら、即座に動く行動力が成功のカギになります。

ちょっと難しいかもしれませんが、常日頃から具体的なビジョンを持ち、それにのっとった言動を行っていれば、必ず転機は引き寄せの法則にしたがってやってきます。落ち着いて、自信を持ってくださいね。

 

以上が、引き寄せの法則を成功させるためのポイントについてですが、以前試しても効果がなかったという人は、この機会に自分のやり方が正しかったか振り返ってみるのもよいですね。

引き寄せの法則は、どんな願いでもかなえる力を秘めています。それは「あなた自身に秘められた可能性」と言い換えることもできますが、手に入れたいと願うものが物ではなく、例えば健康や人間関係・恋愛といった形のないものだとしても、先のビジョンを明確にすることで成就が可能です。

とはいえ、あれもこれもと欲張れば「絶対にかなえたい」という念が分散されてしまうため、集中しきれず結局どれもかなわない、なんて事態が訪れることも。目標は明確に・一点集中で定めると効率が良くなりますので、ぜひ試してみて下さい。


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