視線が苦手な心理を学んで、人前でも緊張しなくなる方法

視線が苦手な心理を学んで、人前でも緊張しなくなる方法
なぜが、人の視線が気になるという心理状態の時ってありますよね。特に人前だと、人の視線とか目の動きが気になって、言わなくてはいけないことが、キレイに飛んでしまったことがあるという人も多いのではないでしょうか。

それが、トラウマとなってしまい、人前での緊張度が、さらにアップしてしまうのは仕方がないのかもしれません。しかし、社会人になれば、人前だと緊張するから、この仕事は嫌だと断ることなど難しいはず。人の視線が苦手な心理を、改善する方法を見つけなくては、今後の仕事、そしてあなたの評価に影響が出てしまいます。

あがり症だから仕方がないと今まで、自分や周囲に言い訳してきた自分から、そろそろ卒業してみませんか。そこで今日は、視線が苦手な人の心理を学んで、人前でも緊張しなくなる方法をお伝えします。

 

視線が苦手な心理を学んで、
人前でも緊張しなくなる方法

 

失敗したらどうしようと考え過ぎる

人前で緊張するのは、自分の発言や行動に自信が無いからです。その為、もし、失敗したらという考えが、視線が苦手という心理を働かせます。もちろん、多少の失敗やダメ出し等は、想定しておいた方が、あせらずに対応出来るでしょう。

しかし、起こるかどうかわからないことを無駄に心配するのは、余計な緊張を生むだけですよ。緊張し過ぎると、資料を見ながら話していても、どこまで話したかわからなくなる等、思考する力がストップしてしまい、それがトラウマになり、余計に他人の視線が苦手という心理を生んでしまいます。

余程、何かに集中していないと、考え過ぎてしまい緊張するので、人前で話す前は、あえて無駄話をしたり、ゲーム等で遊んで、無駄に考える時間を作らない様にしてください。

 

人からどう見られているのか気になる

視線が苦手だという心理は、他人からどうみられているのか不安になることが原因のひとつです。実際は、人前であなたが話しても、あなた自身を見つめているわけではなく、周囲の掲示物や何となく話している人の方向を見ているだけという人が大半でしょう。

だって、自分のことを思い出してみてください。講義を聴く際、話す人を見ているようで見ていませんよね。要は、その程度なので、視線が苦手な心理事態は不要です。しかし、そうは言っても気になるのなら、視線を高く保つようにしてみてください。

気にかかることがある等の何かしらの感情に浸る時は、目線を下げる必要がある為、それを逆手にとって上を向けば、視線が気になるなどの感情に浸ることが無くなります。人前で緊張しなくなるには、視線を高く保つことを意識しましょう。

 

自分を良く見せたい気持ちが強い

視線が苦手な心理を学ぶと、自分が自分をどう見ているのかが気になることが原因で、人前で緊張しやすくなるということが分かります。

要は、人があなたをどういう風に見ているのかが気になるのではなく、あくまで、あなた自身があなたを評価の対象として見てしまうのです。

他人がやってもそんなに気にならないことでも、自分がやると許せないことってありますよね。ある意味、客観的に自分を見ていることになるのですが、視線が苦手という心理から想定すると、あなたは自分に厳しすぎるのです。

もちろん、決して悪いことではありませんが、自分の視線を他人の視線に置き換えてしまい、自分を追いつめてしまうと、ストレスで緊張が更に高まってしまいます。少しだけ、自分に寛大になるだけで、人前で緊張することが減ってくるでしょう。

 

誰からも嫌われたくない

嫌いな人や苦手な人がいないなんて、キレイごとでしかありません。子供なら、そういう時期がある場合もありますが、様々な経験をしてきた大人だからこそ、そんなことは、ほぼありえないのです。

しかし、自分には苦手な人がいるのに、他人からは嫌われたくないというのが、意外と多く、これが、視線が苦手な心理を働かせます。そうすると、嫌われたくない為に、言動を気にしてしまい緊張感が増すのです。

だけど、あなたに嫌いな人がいるように、あなたのことを苦手だと感じている人がいるのは当たり前だと思いませんか。あなた自身も、苦手な人に頑張って好かれようとはしませんよね。無理に好かれようと思わなければ、素の自分を出すことが出来るので、緊張から解き放たれるでしょう。

 

完璧でない自分が嫌い

何でも自分で完璧にやろうという人に、視線が苦痛という心理は働きます。先にお伝えした、失敗したらどうしようと考え過ぎるのと同じように、失敗をしたくないから、完璧主義者になってしまうケースがあるのです。

そうなると、人を信用出来ないので、仕事もストレスも増えますよね。しかし、これは完璧主義という言葉に隠れたひどい妄想グセにすぎません。

完璧でない自分が嫌で、許せないのは、油断すると何か起こるのではないかという妄想や幻想なんですよ。完璧主義だと、考えることが多くなり、人前で集中して話すことが出来ません。

まずは、大事なところが抜けていなければOKという心の余裕を持つように心がけましょう。そうすると、自分を追い込まなくても良くなるので、自然と人前で緊張しなくなりますよ。完璧な人なんていないのですから、肩の力を少し抜いてください。

 

いかがでしたか。視線に関する心理は、目は口ほどに物を言うという言葉があるように、心理学では様々な研究がされています。しかし、視線が苦痛な心理から、視線恐怖症という病気になる可能性もある為、ひどくなる前に対処しておいた方がいいですよ。

視線恐怖症とは、他の人から視線を浴びているのではないかという恐怖があり、対人関係や人がいる場所で大きな苦痛を感じる疾患で、日常生活にも困ってしまうので、そうならない為にも、今のうちに、視線が苦手でも、人前でも話せる方法を見つけておきましょう。

それを人前で話す時に、ルーティンとして行えば、ある意味、おまじないのような効果も期待出来、安心感が増しますよ。視線が苦手な心理を今すぐなくすことは難しいですが、考え方、そして視線の持って行く方向で、確実に改善するでしょう。

まとめ

視線が苦痛な人の心理とは

・ 失敗したらどうしようと考え過ぎる
・ 人からどう見られているのか気になる
・ 自分を良く見せたい気持ちが強い
・ 誰からも嫌われたくない
・ 完璧でない自分が嫌い

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