夫婦生活を始める前に確認しておく5つのポイント


晴れて結ばれていよいよ夫婦生活のスタート、となると多少なりともドキドキワクワクするものですよね。ですが忘れないでいていただきたいのはここが本当に「スタートである」ということ。

ここから先お互いに、親と一緒に生きた時間よりも長くともに歩んでいくことになるわけです。となると仲が良くきちんとお互いが向き合えている今のうちに、話し合うべき点についてはきっちり話し合っておくことが重要ですよね。

あなた方ご夫婦が末永く仲良しでいられるか否かはまさに今この瞬間にかかっていると言っても過言ではありません。そこで今回は、10年先・20年先も穏やかな夫婦生活を送るために今確認しておきたいポイントについてお伝えします。

 

夫婦生活を始める前に
確認しておく5つのポイント

 

お金についてはまさに「今だからこそ話し合うべき」です。

いきなり夢のない話になりますが夫婦生活とは愛し合う(もしくはお見合いなどでご縁に恵まれた)2人が共に生きていくという事、そして共に生きていくためは愛とお金のバランスが必要不可欠です!

というわけで、夫婦生活を始める前にぜひ、お互いの収入や貯金、家計の管理方法(生活費の分担含む)について話し合っておきましょう。どちらかに負担が偏っていると必ずどこかで破綻をきたします。

また、女性は年齢とともに妊娠出産育児などで休職・または退職する可能性が高くなります。安易に共働きをあてにしているといざというとき慌てる羽目になりますよ。

がめついと言われようとここをなあなあにしていては後々苦労します。家計が苦しくなってからでは遅いと肝に銘じておきましょう。

 

いつかは必ず訪れる、親の老後について話し合っておきましょう。

今は2人きりの夫婦生活でもいつかは問題として浮上してくるのが「親の老後」です。また人によってはそれ以前に同居か別居かの問題もあるでしょう。

自分にとっては肉親でも相手にとっては他人、それは逆もしかりです。「俺の(私の)親なんだから面倒を見て当然」という一方的な考え方はパートナーに負担を強いて夫婦仲をこじらせてしまう危険性を秘めています。

夫婦生活を始めたばかりでは実感がわかないかもしれませんが、最初のうちからきちんと話し合い、ある程度共通認識を確認しておいた方がよいでしょう。

介護や同居などもお互いにきちんと納得していれば、取り組み方や心の持ちようも変わってくるものなのですよ。

 

「産む選択」「産まない選択」。子供について話し合いましょう。

夫婦生活に子供がいるのかいないのか、これは大きな問題です。女性には「適齢期」があります。実年齢もさることながらホルモンバランス・基礎体力など、身体機能が妊娠出産に適している時期があるのです。

「いつかでいいや」なんて思っていたらいつの間にかストレスなどでホルモンバランスが崩れていて、結果不妊体質になっていた……ということだって実際にあります。

今はともかくいつかは、と思っているのなら絶対に、ブライダルチェックや婦人科検診で自身の体の状態を把握しておいた方がよいですよ。逆に「子供をつくらない」という選択もあります。それもまた、夫婦の形ですよね。

もちろん授かりものではありますが、「子供を作るのか作らないのか」「子供を考えるならいつくらいがいいのか」についてお互いに意見を確認しあっておきましょう。

 

仕事は継続?セーブ?確認しあっておきましょう。

「今後も共働きを続けるのか」「正社員で働くのかパートなどで働くのか」「仕事はいつまで続けるのか」「子供ができたらどうするのか」……ざっとあげただけでもこれだけの論点が見つかりました。

夫婦生活が始まる前に仕事について今後どうしていくのかを話し合っておきましょう。特に女性は妊娠出産などでどうしても仕事を中断せざるを得ないときもあります。

子供が生まれたらなおのことです。今は保育園だっておいそれとは入れません(地域によります)。妻が妊娠出産家事育児で外に出て働けない間、夫の稼ぎで夫婦生活が維持できるのかは重要なポイントです。

後から慌てないためにも、仕事を継続するなら夫も妻も会社の産休・育休制度の他、託児所や病児保育についても調べておくといいです。もちろん、妻が働いて夫が専業(もしくは兼業)主夫になるのも選択肢としてはアリですよ。

 

家事の分担、育児参加の割合について決めておきましょう

夫婦生活で共働きすると決めたならなおのこと、家事分担はしっかりしておくべきです。今は妻もフルで働くケースが増えています。

いくら「まだまだ男性が主流で稼ぐ」と言ってもフルタイムで働いた後に家事育児すべてをこなすのはなかなか大変なのですよ。

かといって仕事が大変なのは夫も同じこと。だからこそある程度の家事分担は必要なのです。なんでも「自分がやるから」と抱え込んでしまうと後々大変になります。

夫婦生活は先が長いのですから、助け合いましょう。そのうえで、どちらかの体調が悪かったり仕事が立て込んだりしたときはフォローしあえばよいのです。

 

いかがでしたでしょうか。他にも人によっては「どこからが浮気になるのか」「友達との付き合い・飲み会の頻度は」なんて話題も話し合っておいた方が良い場合があるかもしれませんね。

夫婦生活は(例外はあれど)長く紡いでいくものです。そのためには相手の意見を聞き、自分の意思をちゃんと伝え、すり合わせて共通認識とする作業が必要不可欠になってきます。

言い方などには気を配らなくてはなりませんが、これから一緒に暮らしていくのですからどうしても妥協できない点などについてはきちんと早い段階で伝えておきましょう。

逆に一番やってはいけないのが「不満や我慢をため込むこと」です。1人で悶々としたって何も解決しませんよ。「なにかあったらまず腹を割って話し合う」「相手への気遣いを忘れない」これが夫婦円満の秘訣です。

まとめ

末永く夫婦生活を送るために今話し合っておくべき事。

・ お金についてはまさに「今だからこそ話し合うべき」です。
・ いつかは必ず訪れる、親の老後について話し合っておきましょう。
・ 「産む選択」「産まない選択」。子供について話し合いましょう。
・ 仕事は継続?セーブ?確認しあっておきましょう。
・ 家事の分担、育児参加の割合について決めておきましょう


連記事